こんにちは、セミリタイヤしたせーじんです。
今週の相場は、どの市場もどのセクターも上昇するお祭りでした。
この1週間で、ダウ平均は3%、ラッセル2000は4%を超える大幅上昇です。
また、S&P500とナスダック100は過去最高値を更新!
わくわく、うちの資産はどうなったの?
せーじん家の資産は、5月末から3.2%増えました
やったね!
- 日米欧中の主要指数は全てプラス
- 中でもラッセル2000、ダウが大幅上昇
- S&P500とNASDAQ100は、過去最高値を更新
- セクター別に見ると、金融を中心に多くのセクターで大幅上昇
- 先週の暴落は長短金利差の急激な縮小、今週はこれが緩和した
- 仮想通貨は横ばいか、ジリジリ下げる展開
- 債券は上昇傾向がストップ、やや下落する
- コモディティは、貴金属は上昇、エネルギーが大幅上昇、農業はやや下落
- 為替は円安がすすみ、一時111円を突破
せーじんのポートフォリオについてはこちら
今週の株式市場を確認しよう!
ダウ、ラッセルを中心に大幅上昇
それでは、今週の世界の株式市場の値動きを確認しましょう。
指数 | 週単位 | 月単位 | YTD | 1年 |
---|---|---|---|---|
日経平均株価 | 0.35 | -0.29 | 5.91 | 29.11 |
TOPIX | 0.83 | 0.78 | 8.75 | 24.43 |
JASDAQ | 0.50 | 2.08 | 2.49 | 12.73 |
NYダウ | 3.44 | -0.28 | 12.51 | 37.65 |
S&P500 | 2.74 | 1.82 | 13.97 | 42.26 |
ナスダック総合 | 2.35 | 4.45 | 11.42 | 47.18 |
ラッセル2000 | 4.60 | 3.16 | 18.52 | 69.76 |
ユーロ・ストックス50 | 0.91 | 1.23 | 15.99 | 28.60 |
上海総合指数 | 2.34 | 0.19 | 3.87 | 21.08 |
深セン成分指数 | 2.88 | 1.02 | 3.68 | 27.01 |
香港ハンセン | 1.71 | 0.58 | 7.57 | 19.32 |
今週は、全部の指数がプラスになってるね!
そのなかでも、ダウとラッセルの上昇が大きいね。
先週はこの2つを中心に大幅下落してたけど、リバウンドで大きく上がってるね
- ダウ
- S&P500
- ナスダック総合
- ラッセル2000
- 上海総合
- 深圳成分
- 香港ハンセン
先週は1%を超えて上昇した指数はなかったのですが、
今週は米国と中国の多くの指数が1%以上の大幅上昇をしています
一番上がったのは、ラッセル2000の4.60%
日本と欧州は小幅上昇、米国と中国は大幅上昇だね。
マイナスがないのはうれしいねえ
なし
大幅マイナスの指数は、先週は多くの指数が大幅マイナスでしたが、今週は大幅マイナスの指数はありません。
先々週までは、4週連続で大幅マイナスがゼロだったんだよ
先週は大きめに下落したけど、上昇トレンドは終わらなかったのかな
米国小型株指数のラッセル2000は、大型株が中心の指数に比べると値動きが大きいですね。
毎週比較している11指数の騰落率では、
- 6月第1週、第2週は上昇率トップ
- 6月第3週は下落率トップ、
- そして6月第4週の今週は、再び上昇率トップです。
プラスリターンの指数が11
マイナスリターンの指数が0
世界全体で見ても、今週は大きく上昇しましたね
米国市場は、1週間上げっぱなし
週の中ではどんな動きをしていたのかな?
株価チャートを確認してみよう!
この1週間のS&P500ETF、SPYの株価チャートはこちらです。
青いところが今週の値動きだよ
先週金曜日にすごい下がったけど、今週は上がったね〜
そうだね。S&P500は先週月曜日に過去最高値を更新したけど、
金曜日にさらに過去最高値を更新したよ!
出来高が小さいのが気になるところだけどね
ナスダックやダウ平均は?
ナスダックもダウ平均も大幅プラスだったね
そうだね。株価チャートを見てみようか
黒:S&P500(SPY) 青:ナスダック100(QQQ) 赤:ダウ平均(DIA)
ダウが大幅下落から急回復してるね。
ナスダック100は木曜日に、S&P500は金曜日に過去最高値を更新してるよ。ダウは過去最高値まであと1%くらいだね
先週との比較
先週の値動きとの比較をしてみましょう。
指数 | 今週騰落 | 先週騰落 | 差 |
---|---|---|---|
日経平均株価 | 0.35 | 0.05 | 0.30 |
TOPIX | 0.83 | -0.38 | 1.21 |
JASDAQ | 0.50 | 0.52 | -0.02 |
NYダウ | 3.44 | -3.45 | 6.89 |
S&P500 | 2.74 | -1.91 | 4.65 |
ナスダック総合 | 2.35 | -0.28 | 2.63 |
ラッセル2000 | 4.60 | -4.08 | 8.68 |
ユーロ・ストックス50 | 0.91 | -1.05 | 1.96 |
上海総合指数 | 2.34 | -1.80 | 4.14 |
深セン成分指数 | 2.88 | -1.47 | 4.35 |
香港ハンセン | 1.71 | -0.31 | 2.02 |
先週は大幅マイナスばっかりだったのに、今週は大幅プラスばっかり。値動きが激しいね
「差」の列では、値動きの揺れ幅を確認できるよ。基本的に値動きが大きいナスダックが、比較的落ち着いているのは面白いね。
各セクターの状況を確認
ヒートマップを確認しよう
セクターごとの好不調を、ヒートマップで確認しましょう。
ヒートマップは、市場の動きが一眼でわかっちゃうね!
ヒートマップの詳しい説明はこちらの記事をご覧ください
今週1週間のパフォーマンスはこちら
今週は、明るめの緑だねえ。やっぱり緑色っていうのは落ち着くね
先週は真っ赤だったから落ち着かなかったよねw
明るめの緑ってことは、多くのセクターが大きめに上昇してるね
ヒートマップから、プラス幅の大きかったセクターと、マイナス幅の大きかったセクターを取り上げましょう。
プラス幅が特に大きかったセクターは、天然ガス、クリーンエネルギーなど多数
ヒートマップから読み取れるプラスリターンの大きなセクターは、この通りです。
今週はすごく多かったですよ
- 情報技術
- 資本財
- 金融
- エネルギー
- 一般消費財
- バイテクノロジー
- クリーンエネルギー
- 原油
- 天然ガス
- 小型株
- 新興国(中国、韓国、メキシコ、チリ、コロンビア)
こりゃあ、たくさんあるね〜
クリーンエネルギーは、もう何週間も上げっぱなしだし、
天然ガスは今週9%も上がってるんだよ!
1週間で9%?そりゃあすごいね
大きなマイナスのセクターはごくわずか
今週は、マイナスとなったセクターは本当に少なかったです。
2つだけだね
- 米国長期国債
- 農業商品
今週は、インバース系を除けば下落したのは国債と農業商品くらいだったよ
先週すごい下がった、金とか銀も上がったんだね
先週と比較しよう
先週のヒートマップと比較してみましょう。
これが先週のヒートマップです。
続いて、今週のヒートマップをもう一度見てみましょう。
先週は、動悸がしてくるくらい真っ赤だね
先週の急激な売りから一転、急激な買いで大幅上昇してるね
米国長期金利は急激に下落
米国10年債の金利チャートを見てみましょう。
長期金利は、先週後半に大幅に下落しましたが、今週はやや上昇しています。
先週急激に上昇した短期金利は、上昇幅が緩やかになっています。
こちらが、米短期金利(2年国債)のチャートです。
長期金利の上昇と、短期金利の上昇幅の縮小により、長短金利差の縮小は鈍化し、
主に金融セクターへのマイナスの影響は和らぎました。
長短金利差(10年債金利ー2年債金利)のチャートです。
1ヶ月前に大暴落した暗号資産、今週は?
暗号資産は1ヶ月前に凄まじい暴落をしたね。
そろそろ回復した?また下がった?
じゃあ、早速チャートを確認していこう
ビットコインは横ばい
3週前に25%もの暴落をしたビットコイン。
先週は落ち着きを取り戻しましたが、今週はどうでしょう。
今週の株価チャートはこちら。
今週は横ばいだね
そうだね。あんまり方向性が見えない動きだし、チャートの形を見ても、これから急激に回復ていうのはあんまり期待できそうもないね
これから下がり続けるのかなあ
それはわからないけど、せーじんは数十年後の成長に期待して持ち続けてるよ
イーサリアムも下落傾向
ビットコイン以上に暴落したイーサリアムですが、こちらも確認していきましょう。
イーサリアムもビットコインと似たような動きだね
1ヶ月前の仮想通貨暴落から、どの仮想通貨も似たような動きをするようになったね
ドル円の為替レートは、110円を突破!
ドル円の為替レートも確認していきましょう
今週は、また円安に振れたね。一時111円を突破したよ
円安方向への大きな流れは続いています。
現在は、4月中旬の高値と同じ水準ですから、ここをブレイクすれば大きく円安が進行する可能性がありますね
来週も為替には要注目です。
円高とか円安になると、どうなるんだっけ?
円高になると、
日本円からドル建て資産への投資はしやすくなりますが、円換算の資産評価額は減少します。
円安になると、
円換算資産評価額は増加しますが、円での投資は投資はしにくくなります。
詳しくはこちらの記事で解説しました。
まとめ
ということで、6月第4週の世界の市場の動きを見てきました。
株式市場は
今週は金融、エネルギーセクターを中心に、多くのセクターが高騰しました。
バリュー株だけでなく、テクノロジーなどのグロース株も大きく上昇し、全面高の様相です。
毎週ウォッチしている日米欧中の11の指数はすべて上昇しました。
- 中でも、米国小型のラッセル2000は4%、ダウ平均は3%を超える大幅上昇でした
その他の市場は
上昇が続いていた債券はやや下落しています。。
金や銀などの貴金属は先週の暴落から立ち直り、上昇しました。
原油や天然ガスは大きく上昇し、特に天然ガスは9%近い上昇をしています。
大暴落した仮想通貨市場は、横ばいかジリジリ下げる展開に入っています。
為替は円安方向へ振れ続けています。
不安定な相場が続く
先週は金融セクターを中心にバリュー株が暴落しましたが、
今週は金融セクターを中心にほぼ全てのセクターが大幅上昇しました。
非常に値動きの大きい相場が続いています。
今後市場がどのように動くか、未来のことは誰にもわかりません。
暴落しても慌てず、暴騰しても落ち着いていられるようなポートフォリオを組み、
日々の生活を相場に振り回されないようにしましょう。
長期インデックス投資では、日々の株価の上下は無視しよう
長期的に資産形成をするには、信頼できる投資先にしっかりと分散投資して、あとはゆっくりとすること。
長期で見れば、自然に資産は増えていきますよ。
- 信頼できる銘柄(指数)への投資であること
- 適度な分散
- 余力(現金)を残しておく
短期的な上げ下げはありますが、今回紹介している指数は世界の中心的な株式指数です。
こういった指数へ長期で投資するときは、日々の株価は無視しましょう!
目先の上下に惑わされず、しっかりホールドしながら安眠できる、そんな投資を目指したいですね
仕事に、育児に、遊びに忙しいサラリーマンの資産形成には、CFDという選択肢も有力です。
CFDの取引時間はほぼ24時間。
夕食後のゆっくりした時間や通勤の電車の中、祝日でも取引することができます。
またレバレッジをかけた投資をすることもできますから、
少ない資金からから大きな利益を狙うこともできます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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せーじんのポートフォリオ
せーじんの資産状況はこちらの記事で解説しています。
4月から、ETF、レバレッジ投資信託、CFDのリターン比較実験をしています。ぜひご覧ください。
せーじんの取引履歴はこちらです
以上、【6月第3週】S&P500とダウが暴落!ナスダック耐える!その理由は?という話題でした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。