【10月第1週】週前半の急騰、、、からの大暴落!その原因は?来週も重要発表が!

こんにちは、せーじんです。

今週は短期でとっても儲かったよ

へー、すごいじゃん。株価が上がったの?

そうそう。週の前半はね。
後半はダダ下がりだけど、下げる前に逃げられたよ

ギリギリの儲けだったんだね。でも、どうしてそんなに下がったの?

今週は雇用統計が発表されて、米国の雇用が非常に強いことが分かったからだね

9月雇用統計の結果
  • 非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比26万3000人増加ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は25万5000人増、前月は31万5000人増
  • 家計調査に基づく失業率は3.5%-約50年ぶり低水準に並ぶ市場予想3.7%、前月3.7%
前月や市場予想を上回る、とても強い内容でした
  1. 強い雇用によって、利上げによる雇用悪化の懸念が減少する
  2. 雇用の心配がないので、FRBは積極的に利上げに踏み切ることができる
  3. 利上げするということは、業績や景気に悪影響を与えるため株価は下落する

強い雇用が株安を生むなんて、なんだかしっくりこないわ

ということで、今週1週間の激動の市場を観察していきましょう。

せーじんのポートフォリオについてはこちら

今回の記事の内容

今週の株式市場を確認しよう!

日米を中心に大幅下落

それでは、今週の世界の株式市場の値動きを確認しましょう。

指数週単位月単位年初来1年間
日経平均株価4.55-3.89-5.82-3.33
TOPIX3.86-2.99-4.29-2.81
NYダウ1.97-8.88-19.38-15.68
S&P5001.51-10.52-23.64-17.12
ナスダック総合0.73-12.05-31.91-26.94
ラッセル20002.25-9.6-24.19-23.78
英国1001.41-4.9-5.33-1.47
ユーロ・ストックス501.73-5.45-21.47-17.13
FTSE中国A501.76-3.79-17.77-18.39
香港ハンセン4.05-8.38-24.18-28.58
Nifty 501.29-2.91-0.23-3.24
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今週は全部の指数が上がってるよ!
結構いい感じに見えるけど、これやばいの?

週の前半に爆上げしたからこの結果だけどね。
週後半がとんでもないことになってるんだよ。
あとでチャートを確認しよう。

では、1%以上の上昇を見せた指数を確認していきましょう。

今週1%以上値上がりした指数
  • 日経平均、TOPIX
  • NYダウ、S&P500、ラッセル2000
  • 英国100(FTSE100)、ユーロストックス50
  • 中国A50、香港ハンセン
  • Nifty50(インド)

ナスダック総合以外はすべて1%以上の上昇という結果になりました。

そのナスダック総合もプラスリターンとなっています。

今週1%以上値下がりした指数
  • なし

全指数が上昇で、ナスダック以外はすべて1%以上の上昇。

これだけ見れば急反発のアゲアゲ相場に見えますよね。

ところが、現在の市場の空気は不穏そのもの。
大暴落におびえている状態です。

えー、どうしてだろう

今週の世界市場の傾向は
  • プラスリターンの指数が11
  • マイナスリターンの指数が0
今週は全指数がプラスだけど、、、

S&P500は上昇後に下落!安値更新しちゃう?

この1週間のS&P500ETF、SPYの株価チャートを確認していきましょう。

薄青:5日移動平均 青:20日移動平均 赤:60日移動平均 紫:100日移動平均 黄:抵抗線

月曜・火曜は大きく上昇してるんだけど、金曜日に大きく下落!

先週金曜日は出来高が非常に大きくなっていて、

今週前半に一度大きく反発しました。

が、これは下げ相場中の戻りだったのか、今週金曜日に再び大きな下落が発生してしまいました。

来週再び反発すればダブルボトム形成で上昇となりそうですが、

9月末の底値を割り込んでくるとどこまでも落ちる可能性があります。

せーじんは底値を割る可能性のほうが高いと考えています

移動平均線は明らかな下落トレンドを示しています。

その他テクニカル指標も確認しましょう。

1段目:株価、2段目:MACD、3段目:RSI、4段目:ストキャスティクス

MACDはまだ下落傾向を示してはいません、

RSIとストキャスティクスも売られすぎを示すところまでは来ていません。

てことは、どうなりそうなの?

MACDをみると反発する可能性もあるけど、
RSIとかストキャスをみるとまだ下がる余地があると見えるね。
要するに、わからんてこと。

来週は消費者物価指数の発表もあります。

現在の傾向がはっきりしないうえに重要指標の発表が近いので、せーじんはしばらく様子見しておきます。

各セクターの状況を確認

ヒートマップを確認しよう

セクターごとの好不調を、ヒートマップで確認しましょう。

ヒートマップは、市場の動きが一眼でわかっちゃうよ!

ヒートマップの詳しい説明はこちらの記事をご覧ください

ヒートマップの見方

今週1週間のパフォーマンスはこちら

あわせて読みたい

ヒートマップはほぼ緑。
すごくよく見えるんだけど、さっきの話を聞いちゃうとね

ほかの指数も、さっき見たS&P500と似たような動きをしているから、どれも不穏な値動きなんだよね

ヒートマップから読み取れる、

プラス幅の大きかったセクターと、マイナス幅の大きかったセクターを見ていきましょう。

上昇したセクターは、エネルギー、原油、銀、ブラジルなど

まずは、今週の市場で上昇しているセクターを確認していきましょう。

上昇したセクターは非常に多いので、S&P500以上に上昇したセクターを見ていきましょう。

大きくプラスだったセクター
  • エネルギー、石油・ガス探査・生産
  • 小売り、住宅建設
  • 金属・採掘
  • 防衛・航空
  • ブラジル、韓国
  • 原油
  • 銀、プラチナ

ここに書いてあるセクターも、やっぱり不穏な動きなの?

そうだね。多くは週後半に下落してるんだけど、エネルギーだけは元気がいいよ

上昇したセクターについて詳しく解説した過去の記事はこちらです。ぜひご覧ください。

特に大きなマイナスのセクターは、不動産、公益事業、クリエネ、天然ガス、農作物

次に、マイナスリターンのセクターを確認していきましょう。

インバースは除いています

マイナスだったセクター
  • 不動産
  • 公益事業
  • クリーンエネルギー
  • 天然ガス
  • コーヒー、穀物

不動産と公益事業は、2回連続でここに載ったね

特に不動産は金利上昇に弱いからね。
金利が高いときに、住宅ローン借りたくないでしょ?

下落したセクターについて詳しく解説した過去の記事はこちらです。ぜひご覧ください。

バリューとグロースの強さは
  • グロース 1.17%
  • バリュー 2.01%

今週はグロースもバリューも上昇しましたが、バリューのほうが大きく上昇しました

米国の金利を見ていきましょう

では、米国の金利を確認していきましょう。

今週も年初来チャートで確認します。

黒:2年債利回り 、橙:10年債薄青:長短金利差

短期債も長期債も今週は、ちょっと下がった後に上昇してるね。
結局週の初めと同じくらいの金利で終わったんだ

長短金利差も、ほぼ横ばいだね

また、7月5日以来逆イールドが続いている長短金利差ですが、現在でも解消する気配はありません。

逆イールドが発生すると、数ヶ月から2年程度で景気後退が訪れると言われています。

本格的な景気後退入りが近づいている可能性が高いと考えた方が良いでしょう。

市場も景気後退入りを織り込むために、下落が続いていると考えられます。

ところで、金利差が拡大とか縮小するとどうなるんだっけ?

長短金利差の縮小は、主に金融セクターへマイナスの影響を与えます。

これは、銀行をはじめとする金融機関は、長短金利差から収益を上げているからですね

金融機関は、長短金利差から収益をあげる

金融機関は、資金を調達し、その資金を貸し付けて利子を得ることで収益を上げます。

  • 金利の安い短期金利で資金を調達
  • 金利の高い長期金利で貸付
金利の差が大きいと収益を出しやすいんです

いつもこの通りになるとは限らないけどね

仮想通貨は今週も静かな展開

仮想通貨はどうなったんだろう?

では確認していきましょう

まず、ビットコインから

薄青:5日移動平均 青:20日移動平均 赤:60日移動平均 黄:抵抗線

ビットコインもS&P500と似たような動きだね。
前半に上がって、後半に下がってる

なかなか2万ドルを突破できないね。
今回も跳ね返されてるし、
出来高も小さいから上昇パワーが足りないのかな

つづいて、イーサリアムを確認していきましょう。

イーサリアムは、ほぼ横ばいだね

9月20日くらいから、ずっと静かな動きだね
これだけ小さい動きが続くと、動きだした時は大きく動きそうだね

為替相場は円安が続く

ドル円の為替レートも確認していきましょう

9月22日に日本政府の為替介入がありましたが、

円安基調は続いています。

為替介入はあんまり意味なかったのかな?

そんな意見が主流だね

為替介入とは?

円安や円高が進みすぎた場合に、政府や日銀が円を買ったり売ったりすることで為替の動きを調整すること。

今回は円安の是正が目的なので、手持ちのドルを売って円を買うことになります。

今回の円安は日本だけが低金利という原因があるため、介入の影響は一時的とみられています。

1998年に記録した高値は147円67銭で、現在はここを目指して円安が進行しています。

ここをブレイクすると、次は1990年の160円40銭を目指していくかもしれません。

ところで、円高とか円安になると、どうなるんだっけ?

円高になると

日本円からドル建て資産への投資はしやすくなりますが、円換算の資産評価額は減少します。

円安になると

円換算資産評価額は増加しますが、円での投資はしにくくなります。

為替と資産の関係については、こちらの記事で解説しました。

来週の重要イベント

来週の重要イベントを確認していきましょう。

短期トレードのポジションを持っている人は、要注意!

2022年10月12日 水曜日
21:30  USD生産者物価指数 (前月比) (9月)
22:30  EURラガルドECB総裁 発言  
2022年10月13日 木曜日
03:00  USDFOMC議事要旨  
21:30  USDコアCPI (前月比) (9月)
21:30  USD消費者物価指数 (前年比) (9月)
21:30  USD消費者物価指数 (前月比) (9月)
21:30  USD失業保険申請件数
2022年10月14日 金曜日
00:00  USD原油在庫量
21:30  USDコア小売売上高 (前月比) (9月)
21:30  USD小売売上高 (前月比) (9月)

この中で、特に重要なのは10月13日木曜日のCPIと消費者物価指数ですね。

現在のインフレ状況を直接示す、超重要指標です。

木曜日は要注意ってことね!

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以上、【10月第1週】週前半の急騰、、、からの大暴落!その原因とは?という話題でした。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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