【XLE、VDE、IXC】今が底?高配当!原油エネルギー株ETF

こんにちは、せーじんです。

今日は、エネルギー関連の銘柄に投資するETFについてのお話です。

今話題のクリーンエネルギーじゃなくて?

じゃなくて、原油とかガスとかのお話だよ。

実は、新型コロナウイルスのワクチンが完成したニュースが報道されてから、エネルギー関連銘柄が高騰しているのです。

コロナ禍で萎んでいた需要が大きく回復することを、市場は期待しています。

アフターコロナで業績復活を見込むエネルギー関連ETFをみていきましょう!

クリーンエネルギーについてのおはなしはこちらです。

日本に上場している原油ETFについては、こちらで紹介しましたので、ぜひご覧ください。

今回の記事の内容

エネルギー株ETFの3銘柄、XLE、VDE、IXCを比較しよう!

エネルギー関連銘柄に投資するETFには、

エネルギー・セレクト・セクター SPDR® ファンドXLE)」

バンガード・米国エネルギー・セクターETF(VDE)

「iシェアーズ グローバル・エネルギー ETF(IXC)」

があります。

今日は、この3銘柄を比較していきましょう

ティッカー運用会社資産総額経費分配金運用開始
XLEステートストリート154億9831万ドル0.12%5.38%1998.12
VDEバンガード33億3000万ドル 0.10%4.48%2004.9
IXCブラックロック10億2767万ドル0.46%4.70%2001.11
出典:各運用会社のウェブページ

資産総額で比較すると、XLEが圧倒的に大きな規模を誇っています。

でも、他の2銘柄も十分に大きな資産を保有していますから、早期償還等のリスクは小さいでしょう。

経費率は、VDEが最も低いですね。

XLEも、VDEとほとんど同じです。

IXCは0.46%ですから割高ですね。パフォーマンスをよくみる必要があるでしょう。

分配金は、いずれも高い水準にあり高配当の部類に入りますね。

リターンを確認しましょう

それでは、リターンを確認しましょう。

3銘柄とも、3ヶ月で40%程度のリターンを叩き出している

まずは、3ヶ月間のリターンを確認しましょう。

青:XLE 赤:VDE 黄:IXC

3銘柄とも、すごいリターンだね!

この3ヶ月で36〜42%のリターンですから、強烈な値上がりです。

3銘柄の値動きに大きな差はないように見えますね。

ほぼ連動して動いています。

1年間で見ると、どの銘柄もコロナショックの半値程度しか戻していない

続いて、1年間の値動きを確認します。

青:XLE 赤:VDE 黄:IXC

年間リターンを見ると、どの銘柄もマイナス25%程度と大幅なマイナスになっています。

コロナショックの凄さがよくわかるね!

現時点でも、コロナ前の半値くらいまでしか戻してないんだね

3年間で見ると、コロナ前から下落トレンドにある

3年間の値動きを見ると、コロナ前から下落トレンドだったんだね

自動車や産業機械などの省エネ化が進んでいること、
アメリカでシェールガスの採掘が始まったことが
その原因だね。

長期で見ると今が底?底抜けする?

最も運用期間の長いXLEの値動きを、1998年の運用開始から見てみましょう

今は、大きな波の底にある感じだね

そう、このまま上がればね。

チャート的には上がりそうな形をしていますから、このままコロナが収束していけば短期的には大幅に値上がりする可能性があります。

しかし原油やガスなどの需要が減ることに変わり無いでしょうから、長期的には下落傾向が続くでしょう。

配当込みでも、やっぱりマイナスリターン

株価の値動きは、年単位で見ると散々なものでしたね。

今回の3銘柄は、高配当ETFですから、配当込みのデータを確認しましょう。

比較のためにS&P500(VOO)を入れました。

黒:VOO その他:エネルギーETF

ssyしゅ出典元:etfreplay.com

配当入れてもマイナスだね

数字で示すと、このようになります。

このデータは2020年12月末現在です。


1か月3か月6か月1年3年5年10年15年
XLE4.528.23.1-32.3-17.6-6.8-3.70
VDE5.330.15.6-32.6-18.5-7.6-4.8-0.7
IXC4.127.36.8-30.7-14.9-4-4.2-0.7
出典元:MYINDEX 2020.12末時点

構成国に大きな特徴があります

この3つのETFを比較すると、まず構成国に大きな違いがあります。

XLEとVDEは、米国100%です。

IXCはというと、

出典元:ETF.com

このように、米国は50%程を占めていますが、英国、フランス、ブラジル、オーストラリアと世界各国の銘柄に分散しています。

XLEとVDEは米国集中投資、IXCは世界に分散投資だね

セクター分散はどれも同じようなもの

それでは、各ETFのセクター分散を確認しましょう。

XLEは、原油やガス関連銘柄で100%を占めています。

出典元:ETF.com

VDEは、石炭や鉄鋼も入ってはいますが、99%は原油やガスで占めています。

出典元:ETF.com

IXCも、電気や原子力も入ってはいますが、99%は原油やガスで占めています。

出典元:ETF.com

これは、3つともほぼ全て原油とガスで構成しているね

構成銘柄、IXCは国際分散が効いている

では、構成銘柄を見ていきましょう。

まずはXLEからです。

XLEは上位2銘柄で44%を占め、分散性低めの構成

XLEの構成銘柄はこの通りです。

出典元:ETF.com

1位のエクソンモービルと2位のシェブロンで44.5%を占めています。

また、上位10銘柄で76.19%を占めており、分散性は低めになっています。

続いてVDEを見てみましょう。

VDEも上位2銘柄で40%を占めていて、分散性は低い

VDEの構成銘柄はこの通りです。

1位のエクソンモービルと2位のシェブロンで40.4%を占めています。

また、上位10銘柄で67.51%を占めており、分散性は低めになっています。

上位の顔ぶれも、XLEとほとんど同じだね。

最後に、IXCをみてみましょう。

IXCは上位2銘柄で23%、上位10柄で57%と分散性高め

IXCのポートフォリオをご覧ください。

XLE、VDEとは大きく異なりますね。

1位エクソンモービルと2位シェブロンの顔ぶれは変わりませんが、構成比率が23%程度とかなり抑えられています。

3位以下の顔ぶれは、他の2銘柄とは大きく異なります。

欧州のスーパーメジャー、トタル、ロイヤルダッチシェル、BPなどが名を連ねていて、しっかり国際分散しています

上位10銘柄の合計も57%と、低くはありませんが他のETFよりは分散されています

まとめ

2020年11月にワクチンの開発が報道されて以降、原油価格やエネルギー関連銘柄が大きく株価を伸ばしています。

エネルギー株はコロナショックで大きく値を下げましたが、それ以前も下落傾向にありました。

現在の株価上昇が長期トレンドの転換ならば、未だ底値にあるエネルギー株は買いです。

しかし、今後も省エネ化、クリーンエネルギー化が進むことを考えると見通しが明るいとは思えません。

足元の価格上昇を拾う短期投資にとどめておくのが無難かと思います。

今回取り上げた3つのETFを比較すると、

  • XLFは大きな資産規模と流動性
  • VDEは安い経費
  • IXCは国際分散

という特徴があります。

このような特徴はありますが、リターンはさほど変わりません。

お好みでいいと思います。

また、どのETFも非常に高い配当があります。

今後上昇トレンドに変わるのであれば、配当と株価上昇が両方狙える美味しい投資になります。

以上、【XLE、VDE、IXC】今が底?高配当!原油エネルギー株ETFという話題でした。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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