こんにちは、セミリタイヤしたせーじんです。
今週の相場は、なんといってもナスダックの復活が大きなニュースですね。
S&P500の最高値更新も外せないニュースです!
へー、いい感じだったんだね。資産は増えたの?
荒れた市場で、せーじんの資産は今週、1.2%上昇しました。
- ナスダックやラッセル2000が強く、ダウが弱い週でした
- 金曜日にS&P500が最高値を更新!
- セクター別に見ると大きな上昇、大きな下落もほとんどありません
- 大暴落した仮想通貨は一旦底打ちに見えるが、ジリジリ下げる展開
- 債券は上昇傾向が強まる
- 長期金利は急激に低下
- 為替は落ち着きを取り戻す
せーじんのポートフォリオについてはこちら
今週の株式市場を確認しよう!
好調なナスダックとラッセル、下落するダウ
それでは、今週の世界の株式市場の値動きを確認しましょう。
指数 | 週単位 | 月単位 | 年初来 | 1年 |
---|---|---|---|---|
日経平均株価 | 0.02 | 5.47 | 5.48 | 29.78 |
TOPIX | -0.26 | 5.68 | 8.28 | 24.41 |
JASDAQ | 0.79 | 3.10 | 1.46 | 13.21 |
NYダウ | -0.80 | 1.35 | 12.65 | 34.66 |
S&P500 | 0.41 | 3.28 | 13.08 | 39.66 |
ナスダック総合 | 1.85 | 7.20 | 9.16 | 46.73 |
ラッセル2000 | 1.93 | 7.35 | 18.01 | 67.95 |
ユーロ・ストックス50 | 0.91 | 4.41 | 16.16 | 30.85 |
上海総合指数 | -0.06 | 4.67 | 3.36 | 22.95 |
深セン成分指数 | -0.47 | 6.35 | 2.28 | 31.55 |
香港ハンセン | -0.17 | 4.15 | 6.02 | 18.80 |
今週はナスダックとラッセル2000が強いね!で、ダウが弱い。
こういうの久しぶりだね
ここ3ヶ月くらいは、ずっとダウの方が強かったもんね。ようやくナスダックも復活しそうだね
ナスダック総合
ラッセル2000
先週は1%を超えて上昇した指数はなかったのですが、
今週はナスダック総合とラッセル2000が1%を超えて上昇しました。
一番上がったのは、ラッセル2000の1.93%
2週連続でラッセル2000が上昇率1位だね
なし
大幅マイナスの指数は、4週続けてゼロです。
4週連続で大幅マイナスがゼロ!米欧の経済は好調だね。中国はマイナスが目立つなあ。
一番下がったのは、ダウ平均の▲0.80%だね
今週はナスダックとラッセルが大幅プラス、大幅マイナスは4週連続で0でした。米国欧州の市場は好調を維持しつつ、技術株と小型株が復活を遂げています。
プラスリターンの指数が6つ
マイナスリターンの指数が5つ
マイナス指数5つのうち、3つは中国市場です
米国市場は、金曜日に大幅上昇
週の中ではどんな動きをしていたのかな?
株価チャートを確認してみよう!
この1週間のS&P500ETF、SPYの株価チャートはこちらです。
青いところが今週の値動きだよ
今週は、月曜から水曜までは陰線だったんだね
で、木曜日と金曜日に大幅上昇!
金曜日はS&P500が過去最高値を更新したよ
へー、調子いいんだねえ
5月中旬に「W」型のチャートが見えるよね。
これはダブルボトムといって強い上昇のサインなんだよ。
さらに高値更新も上昇サインだから、、、
これからも絶好調!
だとうれしいね
ナスダックやダウ平均は?
ナスダックは絶好調、ダウ平均はマイナスだったよね?
そうだね。株価チャートを見てみようか
黒:S&P500(SPY) 青:ナスダック100(QQQ) 赤:ダウ平均(DIA)
ナスダック100(QQQ)の上昇幅がすごく大きいね
ここ数ヶ月は長く停滞してたからね。いよいよNASDAQが復活したんじゃないかな
先週との比較
先週の値動きとの比較をしてみましょう。
指数 | 今週騰落 | 先週騰落 | 差 |
---|---|---|---|
日経平均株価 | 0.02 | -0.71 | 0.73 |
TOPIX | -0.26 | 0.60 | -0.86 |
JASDAQ | 0.79 | 0.26 | 0.53 |
NYダウ | -0.80 | 0.66 | -1.46 |
S&P500 | 0.41 | 0.61 | -0.20 |
ナスダック総合 | 1.85 | 0.48 | 1.37 |
ラッセル2000 | 1.93 | 0.82 | 1.11 |
ユーロ・ストックス50 | 0.91 | 0.46 | 0.45 |
上海総合指数 | -0.06 | -0.25 | 0.19 |
深セン成分指数 | -0.47 | 0.12 | -0.59 |
香港ハンセン | -0.17 | -0.74 | 0.57 |
先週と比べると値動きは大きくなったけど、マイナスも増えたね
各セクターの状況を確認
ヒートマップを確認しよう
セクターごとの好不調を、ヒートマップで確認しましょう。
ヒートマップは、市場の動きが一眼でわかっちゃうね!
ヒートマップの詳しい説明はこちらの記事をご覧ください
今週1週間のパフォーマンスはこちら
今週は、パッと見て赤と緑が半々って感じだね。
色合いは、暗めが多いね
赤と緑が半々てことは、セクターによってあがったり下がったりしてるってこと。暗めだから、値動きはそれほど大きくないね
ヒートマップから、プラス幅の大きかったセクターと、マイナス幅の大きかったセクターを取り上げましょう。
プラス幅が特に大きかったセクターは、クリエネ、バイオ、コモディティ、米国債
ヒートマップから読み取れるプラスリターンの大きなセクターは、この通りです。
今週は本当に少ないです
- クリーンエネルギー
- バイオテクノロジー
- 天然ガス
- とうもろこし
- 米国債
クリーンエネルギーとバイオテクノロジーは、大幅上昇か大幅下落のどっちかに、毎週入ってる気がするなあ
それだけボラティリティが大きいセクターってことだね。先週は両方とも大幅下落に入ってたけど、今週は大幅上昇に入ってるね
米国債がここに入るのは初めてだね
長期金利が低下しているから、その影響だね
マイナス幅が大きかったのも、ごく少数
大きなマイナスとなっているのは、インバース以外ではごく少数です。
こんなに少ないのはあんまり見ないよね
- 金融
- 住宅建設
金融も住宅建設も、最近すごい上昇だったからね。割高になったので利確売りが入ったのでしょう。
先週と比較しよう
先週のヒートマップと比較してみましょう。
これが先週のヒートマップです。
続いて、今週のヒートマップをもう一度見てみましょう。
先週と比べると、赤がかなり増えてるね
テクノロジー、ヘルスケア、米国債は先週より伸びてるけど、それ以外の多くのセクターは先週よりもパフォーマンスが落ちてるね
米国長期金利は急激に下落
米国10年債の金利チャートを見てみましょう。
長期金利は、先週金曜日に大幅に下落したのをきっかけに、今週は大幅下落が続いています。
金利(%) | |
---|---|
今週初め | 1.613 |
今週終わり | 1.457 |
最高値 | 1.613 |
最低値 | 1.428 |
今週初めには1.613%だった長期金利は、1週間で1.457%にまで下落しています。
金曜日は反発していますが、この長期金利の大幅下落により、
ナスダックとラッセル2000は大きく上昇しました。
チャートパターン的に下がると予想はしていましたが、ここまで下がるとは驚きです
3週前に大暴落した暗号資産、今週は?
暗号資産は3週間前に凄まじい暴落をしたね。今週はどうなったのかな?
じゃあ、早速チャートを確認していこう
ビットコインはジリジリ下げる展開
3週前に25%もの暴落をしたビットコイン。
先週は落ち着きを取り戻しましたが、今週はどうでしょう。
今週の株価チャートはこちら。
うーん、安定してるねえ
ヨコヨコに見えるけど、高値も安値も少しづつ切り下げてるね。これは結構危険かなあ
ほんとだ。じりじり下がってる
このフラッグパターンが終了するときは、今までのトレンドが継続することが多いよ。つまり、まだ下がるかもしれないってことだね
イーサリアムも下落傾向
ビットコイン以上に暴落したイーサリアムですが、こちらも確認していきましょう。
イーサリアムも下がってきてるね
ここで反発できれば下値が切り上がるからいい傾向だと思うけど、どうなるだろうね
ドル円の為替レートは、落ち着きました
ドル円の為替レートも確認していきましょう
先週の木曜、金曜は凄い変動だったけど、今週は落ち着いてるね
株と違って、為替は動きが大きいね
先週金曜日に大きなドル売りがありましたが、円安方向への大きな流れは変わっていません。
来週も為替には要注目です。
円高とか円安になると、どうなるんだっけ?
円高になると、
日本円からドル建て資産への投資はしやすくなりますが、円換算の資産評価額は減少します。
円安になると、
円換算資産評価額は増加しますが、円での投資は投資はしにくくなります。
詳しくはこちらの記事で解説しました。
まとめ
ということで、6月第2週の世界の市場の動きを見てきました。
株式市場は
今週はナスダックの復活とS&P500の最高値更新がありました!
それを反比例するかのように、下落したダウ平均。
ここ数ヶ月の流れが変わったように見えます。
グロース中心に投資しているせーじんには、とても嬉しい傾向です
上げ幅の大きいセクターはクリエネやコモディティ、米国債などごく少数でした。
大きく下げたセクターはさらに少ない状況です。
しかし小さく下げたセクターは非常に多く、テクノロジーとヘルスケアに資金が集まりつつあります。
その他の市場は
債券は上昇の速度が上がっています。
貴金属は、銀は上昇していますが、金やプラチナは小幅に下落しています。
原油や天然ガスは上昇しています。
大暴落した仮想通貨市場は、下げ止まりましたがジリジリ下げる展開に入っています。
長期金利は大幅下落し、1週間で0.2%下がりました。
為替は落ち着いています。
不安定な相場が続く
株式市場は、再びグロース優位の傾向が強い相場になってきたように感じます。
しかし、今後市場がどのように動くか、未来のことは誰にもわかりません。
暴落しても慌てず、暴騰しても落ち着いていられるようなポートフォリオを組んでおきましょう。
長期インデックス投資では、日々の株価の上下は無視しよう
長期的に資産形成をするには、信頼できる投資先にしっかりと分散投資して、あとはゆっくりとすること。
自然に資産は増えていきますよ。
- 信頼できる銘柄(指数)への投資であること
- 適度な分散
- 余力(現金)を残しておく
短期的な上げ下げはありますが、今回紹介している指数は世界の中心的な株式指数です。
こういった指数へ長期で投資するときは、日々の株価は無視しましょう!
目先の上下に惑わされず、しっかりホールドしながら安眠できる、そんな投資を目指したいですね
仕事に、育児に、遊びに忙しいサラリーマンの資産形成には、CFDという選択肢も有力です。
CFDの取引時間はほぼ24時間。
夕食後のゆっくりした時間や通勤の電車の中、祝日でも取引することができます。
またレバレッジをかけた投資をすることもできますから、
少ない資金からから大きな利益を狙うこともできます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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せーじんのポートフォリオ
せーじんの資産状況はこちらの記事で解説しています。
4月から、ETF、レバレッジ投資信託、CFDのリターン比較実験をしています。ぜひご覧ください。
せーじんの取引履歴はこちらです
以上、【6月第2週】ついに目覚めたナスダック!S&P500は高値更新!ダウ中国失速という話題でした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。