こんにちは、セミリタイヤしたせーじんです。
今週の相場は、米国の主要3指数(S&P500、ナスダック、ダウ平均)は過去最高値を更新し、勢いに乗っています。
しかし、米国以外の日欧中は下落。
特に中国は大幅に下落しています。
わくわく、うちの資産はどうなったの?
せーじん家の資産は、5月末から7.8%増えました
やったね!
- 米国の主要指数は全て過去最高値を更新
- 日欧中の主要指数は下落
- セクター別に見ると、大幅上昇したのは情報技術などわずかなセクター
- 他のセクターは小幅な値動き、大きく下げたセクターはない
- 仮想通貨は横ばいか、ジリジリ上げる展開
- 債券は再び上昇傾向に
- コモディティは、とうもろこし・天然ガス・パラジウムが大幅上昇、金・原油は小幅に上昇
- 為替は円安がすすみ、111円を突破
せーじんのポートフォリオについてはこちら
今週の株式市場を確認しよう!
米国一人勝ち!日中欧はマイナスリターン
それでは、今週の世界の株式市場の値動きを確認しましょう。
指数 | 週単位 | 月単位 | YTD | 1年 |
---|---|---|---|---|
日経平均株価 | -0.97 | -0.55 | 4.88 | 29.04 |
TOPIX | -0.32 | -0.15 | 8.40 | 26.02 |
JASDAQ | 0.28 | 2.11 | 2.78 | 16.54 |
NYダウ | 1.02 | 0.09 | 13.66 | 34.69 |
S&P500 | 1.67 | 2.89 | 15.87 | 39.05 |
ナスダック総合 | 1.94 | 5.97 | 13.59 | 43.42 |
ラッセル2000 | -1.10 | 0.98 | 16.91 | 62.43 |
ユーロ・ストックス50 | -0.88 | -0.12 | 14.97 | 23.98 |
上海総合指数 | -2.46 | -2.03 | 1.32 | 11.61 |
深セン成分指数 | -2.22 | -1.35 | 1.38 | 18.00 |
香港ハンセン | -3.54 | -2.30 | 3.75 | 11.35 |
今週は、プラスの指数が少ないね。米国の3つとJASDAQだけだよ
そのなかでも、米国の3指数の上昇が大きいね。
米国は、先週に続く大幅上昇!
- ダウ
- S&P500
- ナスダック総合
先週は米国と中国の多くの指数が1%以上の大幅上昇をしましたが、
今週は米国の3指数のみが1%以上の大幅上昇をしています
一番上がったのは、ナスダック総合の1.94%
米国は大幅上昇、日本と欧州は小幅下落、中国は大幅下落だね
- ラッセル2000
- 上海総合
- 深圳成分
- 香港ハンセン
大幅マイナスの指数は、先週は大幅マイナスはなかったのですが、
今週は米国小型株と中国が大幅マイナスとなりました。
一番下がったのは、ハンセン指数の▲3.54%
先週大幅上昇した4指数が、今週は大幅下落したね
米国小型株指数のラッセル2000は、大型株が中心の指数に比べると値動きが大きいですね。
毎週比較している11指数の騰落率では、
- 6月第1週、第2週は上昇率トップ
- 6月第3週は下落率トップ、
- 6月第4週は再び上昇率トップ
- 7月第1週は大幅下落
プラスリターンの指数が4
マイナスリターンの指数が7
世界全体で見ると、今週は下落した指数の方が多かったようです。
普段は米国株主体で見ているので、意外な状況に驚きです。
米国市場は、1週間上げっぱなし
週の中ではどんな動きをしていたのかな?
株価チャートを確認してみよう!
この1週間のS&P500ETF、SPYの株価チャートはこちらです。
青いところが今週の値動きだよ
今週も上がり続けてるね〜
そうだね。S&P500は先週金曜日に過去最高値を更新したけど、
今週はさらに過去最高値を更新し続けてるよ
相変わらず出来高が小さいのが気になるけどね
ナスダックやダウ平均は?
ナスダックもダウ平均も大幅プラスだったね
そうだね。株価チャートを見てみようか
黒:S&P500(SPY) 青:ナスダック100(QQQ) 赤:ダウ平均(DIA)
ナスダックの伸びがすごいことになってるね
S&P500と同じく、ナスダック100もダウ平均も金曜日に過去最高値を更新してるよ。米国株は絶好調だね!
先週との比較
先週の値動きとの比較をしてみましょう。
指数 | 今週騰落 | 先週騰落 | 差 |
---|---|---|---|
日経平均株価 | -0.97 | 0.35 | 0.30 |
TOPIX | -0.32 | 0.83 | 1.21 |
JASDAQ | 0.28 | 0.50 | -0.02 |
NYダウ | 1.02 | 3.44 | 6.89 |
S&P500 | 1.67 | 2.74 | 4.65 |
ナスダック総合 | 1.94 | 2.35 | 2.63 |
ラッセル2000 | -1.10 | 4.60 | 8.68 |
ユーロ・ストックス50 | -0.88 | 0.91 | 1.96 |
上海総合指数 | -2.46 | 2.34 | 4.14 |
深セン成分指数 | -2.22 | 2.88 | 4.35 |
香港ハンセン | -3.54 | 1.71 | 2.02 |
先週と見比べると、中国の3指数は上下の振れ幅が大きいね。
先週は大幅プラスだったのに、今週は大幅マイナスばっかり
米国の3指数は、2週連続の大幅上昇で過去最高値を更新しているけど、先週より上昇の勢いが落ちたみたいだね
各セクターの状況を確認
ヒートマップを確認しよう
セクターごとの好不調を、ヒートマップで確認しましょう。
ヒートマップは、市場の動きが一眼でわかっちゃうね!
ヒートマップの詳しい説明はこちらの記事をご覧ください
ヒートマップの見方
今週1週間のパフォーマンスはこちら
今週は、全体的に暗めの色合いだね。赤と緑が半分ずつって感じ
暗めの赤緑混在ってことは、値動きが小さめで上がったセクターも下がったセクターもあったってことだね
ヒートマップから読み取れる、
プラス幅の大きかったセクターと、マイナス幅の大きかったセクターを見ていきましょう。
プラス幅が特に大きかったセクターは、情報技術、天然ガス、クリーンエネルギーなど
ヒートマップから読み取れるプラスリターンの大きなセクターは、この通りです。
情報技術とコモディティが強かったですね
- 情報技術
- 半導体
- クリーンエネルギー
- 天然ガス
- とうもろこし
- パラジウム
天然ガスとクリーンエネルギーは、最近ずっと上がってるね
今週一番上がったのは、とうもろこしだね。10%近く上昇してるんだよ
1週間で10%?そりゃあすごいね
大きなマイナスのセクターはごくわずか
今週は、マイナスのセクターは多いのですが、大幅マイナスは本当に少なかったです。
1つだけだね
- 中国
今週は、レバレッジやインバースを除けば大幅下落したのは中国くらいだったよ
今週、大きく損した人は少なそうだね
先週と比較しよう
先週のヒートマップと比較してみましょう。
これが先週のヒートマップです。
続いて、今週のヒートマップをもう一度見てみましょう。
先週の綺麗な緑に比べると、今週はかなり暗めだね。赤も多いし
組み入れ比率の高い情報技術が上昇してるから指数は上がってるけど、マイナスのセクターも多いね
米国長期金利、短期金利とも下落
米国10年債の金利チャートを見てみましょう。
米10年債の利回りを確認すると、先週はやや上昇しましたが今週は下落に転じています。
グロースが中心のNASDAQや情報技術が伸びた原因はここですね
次に米短期金利(2年国債)も確認しましょう。
2週前に急激に上昇した短期金利は、今週は下落に転じています。
長期金利、短期金利ともに下落しましたが、長短金利差はどうでしょう
長短金利差(10年債金利ー2年債金利)のチャートです。
長短金利差は縮小傾向にあるようです。
長期金利の下落幅の方が大きいということですね。
長短金利差の縮小は、主に金融セクターへマイナスの影響を与えます。
1ヶ月前に大暴落した暗号資産、今週は?
暗号資産は1ヶ月前に凄まじい暴落をしたね。
そろそろ回復した?また下がった?
じゃあ、早速チャートを確認していこう
ビットコインは上がる気配が見えてきた?
3週前に25%もの暴落をしたビットコイン。
先週は落ち着きを取り戻しましたが、今週はどうでしょう。
今週の株価チャートはこちら。
今週は横ばいっぽく見えるね
6月22日と26日にダブルボトムを形成してるようにも見えるね。
これから上昇に転じる、といいなあ
イーサリアムも上がりそう
ビットコイン以上に暴落したイーサリアムですが、こちらも確認していきましょう。
イーサリアムはビットコインよりもっと上がりそうな動きだね
イーサリアムも、ここから上がることを願っています
ドル円の為替レートは、円安方向だが金曜日に急変!
ドル円の為替レートも確認していきましょう
今週は、また円安に動いてるね
でも、金曜日に大きく円高に動いてるよ!これから変わるのかな?
うーん。どうなるかわからないけど、これくらいの規模の下落はここ3ヶ月でも何回もあったよね。特に珍しいことじゃないと思うよ
円安方向への大きな流れは続いていると、せーじんは考えています。
来週も為替には要注目です。
円高とか円安になると、どうなるんだっけ?
円高になると、
日本円からドル建て資産への投資はしやすくなりますが、円換算の資産評価額は減少します。
円安になると、
円換算資産評価額は増加しますが、円での投資は投資はしにくくなります。
詳しくはこちらの記事で解説しました。
まとめ
ということで、7月第1週の世界の市場の動きを見てきました。
株式市場は
米国の主要3指数(S&P500、ナスダック、ダウ平均)はすべて過去最高値を更新しました。
セクター別に見ると、情報技術、クリーンエネルギーを中心に、ごくわずかなセクターが大幅上昇しました。
他のセクターは小幅な値動きで、大幅マイナスのセクターはありませんでした。
米国以外の市場では、ほぼすべてがマイナスリターンとなりました。
米国一人勝ち!
その他の市場は
先週やや下落した債券は上昇に転じています。
金や銀などの貴金属は上昇しましたが、なかでもパラジウムが上昇しています。
天然ガスは大きく上昇し、原油も上昇しています。
農業商品も上昇していて、特にとうもろこしが大きく上昇しています。
大暴落した仮想通貨市場は、横ばいかジリジリ上げる展開に入っています。
為替は円安方向へ振れ続けています。
不安定な相場が続く
先週は金融セクターを中心にほぼ全てのセクターが大幅上昇しましたが、
今週は情報技術を中心としたごく僅かなセクターの上昇がありました。
それでも、米国の主要指数は過去最高値更新を続けており、コロナ禍の終了を感じさせます。
しかし、今後金融緩和の縮小(テーパリング)の議論が始まると市場は大きく様変わりします。
議論すると決めただけでも大きく動くでしょう。
今後市場がどのように動くか、未来のことは誰にもわかりません。
暴落しても慌てず、暴騰しても落ち着いていられるようなポートフォリオを組み、
日々の生活を相場に振り回されないようにしましょう。
長期インデックス投資では、日々の株価の上下は無視しよう
長期的に資産形成をするには、信頼できる投資先にしっかりと分散投資して、あとはゆっくりとすること。
長期で見れば、自然に資産は増えていきますよ。
- 信頼できる銘柄(指数)への投資であること
- 適度な分散
- 余力(現金)を残しておく
短期的な上げ下げはありますが、今回紹介している指数は世界の中心的な株式指数です。
こういった指数へ長期で投資するときは、日々の株価は無視しましょう!
目先の上下に惑わされず、しっかりホールドしながら安眠できる、そんな投資を目指したいですね
仕事に、育児に、遊びに忙しいサラリーマンの資産形成には、CFDという選択肢も有力です。
CFDの取引時間はほぼ24時間。
夕食後のゆっくりした時間や通勤の電車の中、祝日でも取引することができます。
またレバレッジをかけた投資をすることもできますから、
少ない資金からから大きな利益を狙うこともできます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
\ 口座開設無料 /
せーじんのポートフォリオ
せーじんの資産状況はこちらの記事で解説しています。
4月から、ETF、レバレッジ投資信託、CFDのリターン比較実験をしています。ぜひご覧ください。
せーじんの取引履歴はこちらです
以上、【7月第1週】S&P500、ナスダック、ダウ平均最高値更新!中国は暴落という話題でした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。