こんにちは、セミリタイヤしたせーじんです。
東京オリンピック終わっちゃったねえ。ずっとみていただけに、今オリンピック・ロスに陥っています
なんだか寂しいよね
- 米国ではダウ平均とS&P500が再び過去最高値を更新!
- ナスダックは小さく下落
- ビットコイン、イーサリアムが急上昇!
- 金曜日に、金利と為替が大きく動く
ということで、今週の市場の動きをお届けしていきますよ〜
- 日本、米国、欧州、中国の主要指数は多くが上昇したが、NASDAQやラッセル2000は下落
- 大型株やバリュー株が強さを見せた
- 仮想通貨は先週に引き続き大幅上昇
- 債券も上昇
- 米長期国債利回り・短期国債利回りともに急げきな下落、金利差は縮小
- コモディティは、銀・天然ガスは大幅下落、金は上昇、原油・プラチナ・農業商品は大幅上昇
- 為替は110円60銭にタッチした後、急激に円高に
せーじんのポートフォリオについてはこちら
今週の株式市場を確認しよう!
株式市場は、ダウ・S&P500は最高値更新も小幅な上昇
それでは、今週の世界の株式市場の値動きを確認しましょう。
指数 | 週単位 | 月単位 | 年初来 | 年単位 |
---|---|---|---|---|
日経平均株価 | 0.56 | -1.07 | 1.94 | 20.13 |
TOPIX | 1.40 | 0.87 | 8.41 | 20.51 |
JASDAQ | 1.51 | -0.82 | 2.01 | 11.44 |
NYダウ | 0.87 | 1.51 | 16.04 | 27.15 |
S&P500 | 0.71 | 2.48 | 18.95 | 32.47 |
ナスダック総合 | -0.09 | 1.92 | 15.01 | 34.52 |
ラッセル2000 | -1.16 | 1.43 | 12.50 | 40.80 |
ユーロ・ストックス50 | 1.32 | 4.27 | 19.06 | 27.98 |
上海総合指数 | 1.68 | -1.35 | 1.24 | 4.65 |
深セン成分指数 | -0.19 | -2.44 | 2.27 | 9.71 |
香港ハンセン | 0.81 | -5.73 | -3.08 | 4.80 |
今週もプラスリターンの指数が多いね!
マイナスだったのは、ラッセル2000、NASDAQ、深圳の3つだね。ということは、小型・グロースが弱い週だったんだね
- TOPIX
- JASDAQ
- ユーロストックス50
- 上海総合
先週は日米欧中の6指数が1%以上上昇したのですが、
今週は日本の2指数と欧州・中国の各1指数が1%以上上昇しています。
一番上がったのは上海総合指数で、1.68%だったよ
- ラッセル2000
先週は、JASDAQのみ大幅マイナスでしたが、
今週はラッセル2000のみ大幅マイナスとなりました。
ラッセル2000が最大のマイナスだけど、▲1.16%だったよ
中国は、ようやく下落トレンドから転換してそうだね。深圳以外は2週連続で上昇しているよ
米国市場はジワ上げ、連日の最高値更新
週の中ではどんな動きをしていたのかな?
株価チャートを確認してみよう!
この1週間のS&P500ETF、SPYの株価チャートはこちらです。
青いところが今週の値動きだよね
そうだね。今週もじわじわと上がってる感じで、最高値を更新し続けているよ
順調に上がってるんだね
夏枯れらしく、出来高はすごく小さくなってるね。こういう時はちょっとしたニュースで株価が大きく動くことがあるから気をつけてね
中国株は底打ちしたのか?
中国の上海と香港は2週連続でプラスリターンだったね
暴落とも言える落ち方をしてたけど、ようやく底打ちしたのかな?チャートを見てみよう
香港ハンセン指数の株価チャートと20日移動平均線、MACD、RSIを表示しています
で、このチャートから何がわかるの?
せーじん的には、これで底打ちした!とは言い切れないかな
2つの抵抗線とは、
- 20日移動平均線
- 26700付近
の2つです。
20日移動平均線は、7月に2回跳ね返されて突破できず、頭を押さえられている形になっています。
26700付近は、2020年11月から12月にかけて抵抗線となっていたラインで、2020年7月や3月にも抵抗線として機能していたラインです。
この2つの抵抗線を抜くことができれば、テクニカル的には次に抵抗線である27000、さらに27600も見えてくるでしょう。
先週との比較
先週の値動きとの比較をしてみましょう。
指数 | 今週騰落 | 先週騰落 | 差 |
---|---|---|---|
日経平均株価 | 0.56 | 1.97 | -1.41 |
TOPIX | 1.40 | 1.49 | -0.09 |
JASDAQ | 1.51 | -1.54 | 3.05 |
NYダウ | 0.87 | 0.78 | 0.09 |
S&P500 | 0.71 | 0.94 | -0.23 |
ナスダック総合 | -0.09 | 1.11 | -1.20 |
ラッセル2000 | -1.16 | 0.91 | -2.07 |
ユーロ・ストックス50 | 1.32 | 2.08 | -0.76 |
上海総合指数 | 1.68 | 1.79 | -0.11 |
深セン成分指数 | -0.19 | 2.45 | -2.64 |
香港ハンセン | 0.81 | 0.84 | -0.03 |
今週も上がってる指数が多いけど、先週と比べると落ち着いてるんだね
そうだね。先週唯一マイナスだったJASDAQは勢いよく伸びたけど、それ以外は落ち着いてるね。ラッセルや深圳は落ち着きすぎちゃってるよ
各セクターの状況を確認
ヒートマップを確認しよう
セクターごとの好不調を、ヒートマップで確認しましょう。
ヒートマップは、市場の動きが一眼でわかっちゃうね!
ヒートマップの詳しい説明はこちらの記事をご覧ください
ヒートマップの見方
今週1週間のパフォーマンスはこちら
今週は、株式市場は緑が多いね。てことはプラスのセクターが多いってことだよね。
そうだね。ところどころ明るい赤もあるから、下がったセクターは大きく下がってるみたいだね
ヒートマップから読み取れる、
プラス幅の大きかったセクターと、マイナス幅の大きかったセクターを見ていきましょう。
プラス幅が大きかったセクターは、生活必需品・素材・中国など
今週は株式市場ではほぼ全ての多くのセクターがプラスでしたが、大幅プラスのセクターは非常に少ないですね。
そのなかでもヒートマップから読み取れるプラスリターンの大きなセクターは、この通りです。
インバースやレバレッジは除いていますよ
- 生活必需品
- 素材
- 住宅建設
- 中国
- プラチナ
- コーヒー、穀物
今週はプラスのセクターはすごく多いけど、「大幅」プラスは少なかったね
そうだね。全体的に小幅な上昇だったね
大きなマイナスのセクターは、半導体・バイオ・銀・天然ガス
今週は、株式市場ではマイナスのセクターはほとんどありませんでした。
さらに大幅なマイナスというと株式以外の投資先のみですね。
株は調子が良かったんだね
- 半導体
- クリーンエネルギー
- バイオテクノロジー
- 韓国
- 銀
- 天然ガス
絶好調だった天然ガスが急落!プラチナや金はプラスなのに、銀は大幅マイナスです。
先週と比較しよう
先週のヒートマップと比較してみましょう。
これが先週のヒートマップです。
続いて、今週のヒートマップをもう一度見てみましょう。
ぱっと見、ほとんど変わらないね
債券や金がプラスになったり、半導体や小型株・バイオがマイナスになったりといった違いはあるけど、ぱっと見は似てるかもね
米国長期金利と短期金利が下落、長短金利差は縮小
米国10年債の金利チャートを見てみましょう。
米10年債の利回りを確認すると、先週から引き続き上昇傾向にありましたが、金曜日に急落しています。
金曜日は、1週間の上昇を全て帳消しにするほどの下落でした。かなり強い下落のサインですよ
次に米短期金利(2年国債)も確認しましょう。
短期金利も下落してるね!
短期金利は水曜日から下落し始めています。
長期金利も短期金利も下落していますが、長短金利差はどうでしょう
長短金利差(10年債金利ー2年債金利)のチャートです。
長短金利差は、拡大していましたが、金曜日の長期金利下落に伴い急激に縮小しています。
長短金利差の縮小は、主に金融セクターへマイナスの影響を与えます。
これは、銀行をはじめとする金融機関は、長短金利差から収益を上げているからですね
たしかに、今週は金融株がかなり上がったもんね
5月に大暴落した暗号資産、今週は?
暗号資産は5月に凄まじい暴落をしたね。
そろそろ回復した?また下がった?
じゃあ、早速チャートを確認していこう
ビットコインは大幅上昇
5月に25%もの暴落をしたビットコイン。
7月中旬に急反発し、ただいま急上昇中ですが、今週はどうでしょう。
今週の株価チャートはこちら。
おー!今週もすごい上がってるね〜
今週は7.6%もの急上昇だよ!5万ドル回復も視野に入ってきたかな
てことは、せーじんが持っているビットコインもようやくプラス?
まだ含み損です(泣)
あと10%でプラテンしそう・・・
イーサリアムも大幅上昇!
5月に、ビットコイン以上に暴落したイーサリアム。
こちらも確認していきましょう。
イーサリアムは今週前半に調整していたんだね。
で、再び上昇開始!
イーサリアムは今週、8.7%上昇しているよ。仮想通貨は値動きが激しいね
ドル円の為替、金曜日に円高転換!
ドル円の為替レートも確認していきましょう
今週は、また強烈に円高に振れたね
110円60銭の上値はかなり重そうだね。今週も、110円60銭にタッチしたところで急激に円高に振れてるもんね
ところで、円高とか円安になると、どうなるんだっけ?
- 円高になると、
-
日本円からドル建て資産への投資はしやすくなりますが、円換算の資産評価額は減少します。
- 円安になると、
-
円換算資産評価額は増加しますが、円での投資は投資はしにくくなります。
為替と資産の関係については、こちらの記事で解説しました。
まとめ
ということで、8月第2週の世界の市場の動きを見てきました。
株式市場は
今週、日米欧中の株式市場は多くの指数がプラスリターンとなりました。
しかし、ラッセル2000やナスダックが下落しており、
小型株やグロース株がやや弱い展開となっています。
セクター別に見ると、生活必需品や素材が強く、
半導体やバイオテクノロジーはマイナスになっています。
他の多くのセクターも小幅に上昇しています。
その他の市場は
株式とは裏腹に、その他の市場では下落が目立ってます。
債券は、先週は下落しましたが、今週は再び上昇しています。
貴金属は金が小幅に上昇、銀は大幅下落、プラチナは大幅上昇と明暗がくっきり分かれています。
原油は小幅に下落、天然ガスは大きく上昇していた反動で大きく下落しています。
農業商品は上昇していますが、なかでも穀物やコーヒーが大きく上昇しています。
5月に大暴落した仮想通貨市場は、先週に続いて大幅上昇しました。
為替は、7月中旬以降109円60銭の抵抗線で抑えられ、再び円高方向に触れています。
急変を警戒する相場が続く
今週も株式市場は、上目線となりました。
気になる日本株や中国株も持ち直す動きを見せています。
サマーラリーは続くのでしょうか。
8月と9月は下がりやすい月と言われている上に、
8月下旬のジャクソンホール会議や9月以降のFOMCで、金融緩和の縮小(テーパリング)の話が出てくるかもしれません。
テーパリングの議論が始まると市場は大きく様変わりします。
議論すると決めただけでも大きく動くでしょう。
今後市場がどのように動くか、未来のことは誰にもわかりません。
暴落しても慌てず、暴騰しても落ち着いていられるようなポートフォリオを組み、
日々の生活を相場に振り回されないようにしましょう。
長期インデックス投資では、日々の株価の上下は無視しよう
長期的に資産形成をするには、信頼できる投資先にしっかりと分散投資して、あとはゆっくりとすること。
長期で見れば、自然に資産は増えていきますよ。
- 信頼できる銘柄(指数)への投資であること
- 適度な分散
- 余力(現金)を残しておく
短期的な上げ下げはありますが、今回紹介している指数は世界の中心的な株式指数です。
こういった指数へ長期で投資するときは、日々の株価は無視しましょう!
目先の上下に惑わされず、しっかりホールドしながら安眠できる、そんな投資を目指したいですね
仕事に、育児に、遊びに忙しいサラリーマンの資産形成には、CFDという選択肢も有力です。
CFDの取引時間はほぼ24時間。
夕食後のゆっくりした時間や通勤の電車の中、祝日でも取引することができます。
またレバレッジをかけた投資をすることもできますから、
少ない資金からから大きな利益を狙うこともできます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
\ 口座開設無料 /
せーじんのポートフォリオ
せーじんの資産状況と取引履歴は、毎月紹介しています。
ETF、レバレッジ投資信託、CFDのリターン比較実験
4月から、ETF、レバレッジ投資信託、CFDのリターン比較実験をしています。
毎月経過を報告していますので、ぜひご覧ください。
どれが一番儲かるのかな〜?
【8月第2週】ビットコインも!イーサリアムも!仮想通貨が急上昇中!ダウとS&P500が最高値更新もNASDAQは不調という話題でした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。