高配当ETF「VYM」はS&P500とSPYDの中間。配当も安定

こんばんは、せーじんです。

本日もせーじんブログにお越しいただきありがとうございます。

この前、SPYDはおススメできないって話があったよね。

うん。おススメできないね。大きく減配しているし、株価も下がっていて、損する可能性が高いね。

じゃあ、他の高配当ETF、VYMはどう?

今回は、高配当ETFとして人気のあるVYMを紹介します。

今回の記事の内容

高配当株投資を始めるならETFから

これから高配当株投資を始めるよ、というあなた。

最初はETFから初めて、慣れてきたところで個別銘柄への投資を始めることをおススメします。

個別銘柄への投資は以下のようなリスクがあるからです。

個人で所有数るのは数社から10数社程度となるが、この程度の分散では価格変動リスクが大きいこと

今後長きにわたり配当を維持してくれる銘柄を選定するのが難しいこと

株を保有している間も、投資対象の業績等変化がないか確認しておく必要があること

こういった点はETFであればすべてクリアすることができます。

慣れてきたら個別へといいましたが、慣れてきてもETFでも全く問題ありません。

詳細はこちらの記事に書きましたのでご覧ください。

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VYMってどんなETF?

VYMの正式名称は、バンガード・米国高配当株式ETFといいます。

設定日 : 2006/11/10

経費率:0.06%

基準通貨 : USD

資産総額 : 264億3000 万ドル(2020/9/30 現在)

主取引所 : NYSE Arca

地域 : 米国

バンガード社webページより出典 2020年9月30日現在

設定日が2006年ですから、リーマンショックも経験している歴史のあるETFです。

資産総額が264億ドル(2兆7700億円ほど)を超えていますから、非常に大きな資産を持つといえます。

SPYDと比較すると、9年長い歴史を持ち、10倍ほどの資産を持っています。
経費率もわずかにこちらが安いですね。

構成銘柄は413銘柄

米国市場に上場する大型株の中でも、予想配当利回りが市場平均を上回る413銘柄から構成されています。

分散投資の基本は、1銘柄の組み入れ比率を5~10%以下とすることですから、413銘柄あれば十分といえます。

では、構成比率はどうでしょう。

組入上位銘柄 を見ても、分散性は良好です

構成銘柄を確認します。

保有銘柄ファンド構成比
ジョンソン & ジョンソン3.98000 %
プロクター & ギャンブル (P&G)3.43400 %
JPモルガンチェース2.95600 %
ベライゾンコミュニケーションズ2.49900 %
インテル2.22500 %
コムキャスト2.12500 %
メルク2.12400 %
ファイザー2.06900 %
AT&T 2.06100 %
ウォルマート1.97700 %
バンガード社webページより出典 2020年9月30日現在

アップルやマイクロソフトなどの情報技術セクター銘柄がないことは、SPYDと共通しています。

しかし、SPYDの構成銘柄とは大きく異なります。

VYMのトップ10は、1銘柄もSPYDのトップ10に入っていません。

また、SPYDは1位でも保有比率が2%を下回っていましてが、VYMは4%近くになっています。

業種別構成比率を確認。金融、ヘルスケア、生活必需品の比率が高いですね

業種別に構成銘柄を確認します。

セクターVYM
金融18.0 %
ヘルスケア14.9 %
生活必需品14.4 %
資本財9.7 %
公益9.4 %
テクノロジー9.0 %
電気通信8.6 %
一般消費財6.4 %
エネルギー5.2 %
素材4.3 %
バンガード社webページより出典 2020年9月30日現在

SPYDと比較してみましょう

共通点

金融が構成比率トップ

違う点

ヘルスケア、生活必需品、資本財が上位に入っている

(SPYDの上位は、不動産、公益、エネルギー)

SPYDで構成比2位の不動産は、VYMには入っていない

コンセプトは、米国の大型高配当株へのETFという共通のものですが、構成銘柄や業種が大きく異なります。

この影響がどう出てくるか、リターンを見てみましょう。

コロナショックを受けても、分配金の大幅な下落はなし

配当日直近の分配金実績
2020年9月$ 0.705300
2020年6月$ 0.836800
2020年3月$ 0.554400
2019年12月$ 0.779100
2019年9月$ 0.786400
2019年6月$ 0.624700
バンガード社webページより出典 2020年9月30日現在

2020年10月21日現在のVYMの株価は、83.06ドルです。

直近4期の分配金から計算すると、現在の分配金利回りは3.46%となります。

コロナショックの影響を受けて、VYMの分配金は以下のようになりました。

2019年同期比分配金

2020年9月配当 ▲10.3% (SPYD ▲41%)

2020年6月配当 +33.9% (SPYD ▲21%)

9月配当は▲10%程度に踏みとどまっています。

また、6月配当は34%の大幅なプラスとなっています。

2020年6月と9月の2回の配当から年間の利回りを計算すると、3.7%となります。

株価の値動きはS&P500とSPYDの中間

VYMもSPYDは高配当株に対して投資をするETFですから、大きな株価成長は望めません。

配当を多く出す企業というのは、自社の事業の大きな成長が望めないため、事業への投資による株価成長でなく配当により株主還元をしているからです。

なので、株価成長がS&P500より低いのはやむを得ないことです。

しかし、マイナス成長はダメです。ここは許容してはいけません。

緑:VYM 赤:VOO(S&P500) 青:SPYD

直近1か月

チャート1

直近1か月のチャートです。

3銘柄とも9月下旬に大きく落ち込みがあり、回復傾向にあるようです。

VYMはS&P500とSPYDの中間の値動きをしていますね。

2020年初来

チャート2

年初来で見ると、コロナショックでの落ち込みがS&P500とほぼ同等で、SPYDよりも小さいですね。

その後の回復の速度はS&P500とSPYDの中間ですが、VYMはコロナ前の高値を回復できていません。

直近5年間

チャート3

コロナショック前の段階でも、VYMはS&P500とSPYDの中間の値動きをしています。

株価は5年間で約25%の成長となっていますね。

まとめ

ETFを使った高配当株投資は、銘柄選定やその後の維持を運用会社に任せられるので、これから始めたい未経験者にとって個別銘柄よりも取り組みやすいでしょう。

VYMはS&P500とSPYDの中間の値動きをするETFです。

VYMもしっかりとコロナショックの影響を受けていますが、SPYDのような強烈なダメージではありません。

9月は前年同期比で10%の減配をしていますが、6月期は34%の増配をしています。

今後緩やかに回復していくものと思われます。

本日も、最後までご覧いただきありがとうございました。

これからも頑張って記事を書きますので、ぜひまたお越しください。

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