米国の超高配当株ARCCは超優秀なマネーマシン【配当9%、減配なし】

こんにちは、せーじんです。

今日は、米国の超高配当株エイリスキャピタル(ARCC)について、詳しく解説していきましょう。

ARCCって、前にも聞いた頃あるような

うん。この記事で軽く紹介したよ。今回は、もうちょっと掘り下げてお話をしようかなと思ってね

今回の記事の内容

ARCCとは、ベンチャー企業等に資金を融資する専門金融会社

ARCCってどんな会社なの?

ベンチャーや中小の企業に資金を融資したり投資したりする専門金融会社だよ

エイリスキャピタル(ARCC)は管理投資会社で、米国内の中堅企業の株式や債券に投資し、顧客の資金調達ニーズに対応する会社です。

米国BDCでは最大の規模を誇っています。

BDCとは

BDCとはBusiness Development Companyの略称で、投資会社法を根拠法として設立された中堅企業や新興企業等の事業開発を金融面及び経営面からサポートする投資会社のことです。

利益の90%以上を投資家に配当として分配することで、内国歳入法上の規制投資会社として扱われ、法人所得税を免除されるため、BDCへの投資家にとっては比較的高い配当収入が期待されます。

投資先は、銀行等からの借り入れが難しいベンチャーや中小企業です。

自動車、ビジネス、消費品、容器包装など様々な業界の347もの会社に投資しています。

投資先のポートフォリオはこのようになっています。

* 2020年9月30日現在のデータです

資産クラス構成で見るとシニアローンが大半を占め、株式投資はわずか

出典元:エイリスキャピタルWebページ
  • ファーストリーエンシニア担保ローン| 44.6%
  • セカンドリーンシニア担保ローン| 28%
  • シニア劣後ローン| 7.1%
  • シニア直接貸付プログラム⁽²⁾| 6.5%
  • 優先株式| 5.2%
  • その他の株式| 8.5%
  • 担保付ローン債務| 0.1%

セクター構成を見ると、ヘルスケアやソフトウェアを中心に多くのセクターへ投資している

出典元:エイリスキャピタルWebページ
  • ヘルスケアサービス| 18.7%
  • ソフトウェアとサービス| 13.8%
  • コマーシャル&プロフェッショナルサービス| 8.8%
  • 多様な金融| 6.8%
  • 発電| 6.5%
  • シニア直接貸付プログラム⁽²⁾| 6.5%
  • 消費者サービス| 6.4%
  • 耐久消費財&アパレル| 6.2%
  • 自動車およびコンポーネント| 5%
  • 資本財| 4%
  • 保険サービス| 3.7%
  • フード&ビバレッジ| 2.5%
  • エネルギー| 2.5%
  • 小売&流通| 1.8%
  • 材料| 1.7%
  • その他| 5.1%

投資先は大部分が米国内

出典元:エイリスキャピタルWebページ
  • 米国西部| 25.4%
  • 米国中西部| 25%
  • 米国南東部| 22.1%
  • 米国中部大西洋岸| 15.9%
  • 米国北東部| 7.9%
  • インターナショナル| 3.7%

コロナ禍の影響を受けて、業績は落ち込む見込み

出典元:楽天証券

売り上げ、利益とも順調に成長していました

しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年の利益は大きく落ち込むと予想されています。

利益は落ち込みますが売上高は現在の水準を維持すると見込まれていますね。

2021年には、利益ももとの水準に戻すと予想されています。

年間利回り9%の超高配当銘柄

ARCCって、高配当なんだよね。どれくらい配当が出るの?

2021年2月8日時点では、年間で9%くらいの配当が出るよ

9%!?
銀行の預金は利率が0.01%くらいだから、、、900倍!!

銀行と違ってリスクがあるからね。それでもリターンの差がとんでもないけどね。

ARCCの配当利回りは、8%〜11%の間で上下することが多いです。

配当利回りがこんなに変化するのは、株価が日々変動するからです。

配当利回り=配当金÷株価

ですから、株価が変動すると配当利回りも変動していきます。

配当金は増配傾向、コロナ禍でも配当維持!

年間配当額の推移を見てみましょう

2005年以降の15年間をグラフ化しました。

investing.comのデータを元に作成
年間配当(ドル/株)
20201.6
20191.6
20181.54
20171.52
20161.52
20151.57
20141.57
20131.56
20121.6
20111.41
20101.4
20091.47
20081.68
20071.52
20061.64
20051.3
investing.comのデータを元に作成

2009年、2010年のリーマンショック時に大きく減配しています。

それ以外は大きな減配はなく、横ばいかやや増配傾向にあります。

特に2020年のコロナショックでも減配しなかったのは大きいです。

ARCCのようなBDC銘柄は、利益の90%以上を配当金に当てることになりますから、

利益が出ている限りは高水準な配当を期待することができますね。

株価の推移

次に株価の推移を見てみましょう。

配当以上に株価が下がっちゃったら、投資の意味がないからね

3ヶ月チャート、S&P500を上回る大幅な上昇!

まずは3ヶ月チャートを見てみましょう。

青:ARCC 赤:S&P500

おお!すごい上がってるね!

2020年11月からの3ヶ月間で、ARCCは30%ほど上昇しています。

この期間でS&P500は17.4%ほどですから、大きくアウトパフォームしていますね。

高配当+高成長、、、今すぐ買わなきゃ!

ちょっと待ちなされ。もうちょい確認していこう

1年間のリターンでは、マイナス?

1年間のチャートを見てみましょう。

青:ARCC 赤:S&P500

あれれ、S&P500どころかマイナスリターンになってるよ

そうだね。
配当が10%くらい出るから、配当込みで考えればプラスになるけど、S&P500には届かないかな

どうしてこんなに低リターンなの?

ARCCなどのBDC銘柄は、経済危機に極端に弱い性質があるんだよ。
コロナショックを拡大してみてみよう。

BDCは経済危機に弱い!でもそれがチャンス!

コロナショックでは58%下落!

コロナショック時のチャートを確認しましょう。

青:ARCC 赤:S&P500

コロナショック時の下落率を比較しましょう

  • S&P500 34%
  • ARCC  58%

うわ!すごい下落だね!

この下落で配当維持って、すごいよね

リーマンショック時は86%下落!

では、リーマンショック時はどうでしょう。

リーマンショックは、もっとすごいよ〜

青:ARCC 赤:S&P500

S&P500が58%下落している中、ARCCは86%下落!

100万円投資してたら、14万円になってたの?あわわわ

この時は流石に減配していますが、それでも底値で計算した配当利回りは80%を超えていたようです。

株価が86%も下落したのに、13%ほどの減配で済んだのは、ARCCが頑張ってくれたのでしょうね

暴落時に買えれば、お宝株になる

ARCCの値動きにはこのような特徴があります。

  • 普段の値動きはゆったりとしている
  • 暴落時は大幅に下落
  • 暴落からの回復期は大幅に上昇

暴落時に仕込めれば、値上がり益と超高配当を両方ともいただけちゃうんです。

今回のコロナショックでは、せーじんもこれを狙っていましたが、、、

リーマンショックくらい落ちるのを狙っていたら、そこまで落ちず。
少ししか買えませんでした。

ARCCを買えるのは、楽天証券だけ?

実はARCCを始めとしたBDC銘柄は、日本の大手証券会社では楽天証券しか取り扱っていないようです。

せーじんの知る限りです。他にもあったら教えていただけるとありがたいです。

SBI証券は、2021年1月7日付でこのような通知が出ています。

出典元:SBI証券

マネックス証券は以前は取り扱っていましたが、2020年11月13日付で取扱を停止したようです。

【米国株】一部銘柄の新規買付(取扱い)停止について

配信日:2020年11月13日

当社の米国株取扱い銘柄の一部において、国内の取扱いに際しては運用会社もしくは発行体から金融庁長官に対しての届出が必要となる銘柄にも関わらず、届出がされていない状態で取扱可能と判断し、お客様のご注文をお受けしていることが発覚いたしましたのでお知らせいたします。

内容

本事象の発覚を受け、急なご連絡となりますが、当社では、本日11月13日(金)より、これらの該当銘柄の新規買付を停止することとなりましたのでご連絡申し上げます。なお、買付のご注文は同日夜に失効しております。また、買付の期間指定注文も同様に市場に発注されませんが、注文の取消は行いませんので、お手数ですがお客様ご自身で取消をお願いいたします。
当社の確認が不十分なことにより、このような対応となることをお詫び申し上げます。

  • 対象の銘柄は本文最下部の表をご覧ください。
  • 現在保有されている該当銘柄の株式は継続して保有いただけます
  • 該当銘柄の売却のご注文については、特段の制限等は行いませんので、これまで通りご注文が可能です。

いずれの銘柄も多くのお客様にお取引いただいている銘柄で、お客様のご要望に最大限応えていきたいという姿勢に変わりはないものの、国内事業者が順守すべき制度上ご注文をお受けすることができない銘柄であることから、当社としては、お客様の資産保護ならびに法令順守を最優先とすべく、速やかに新規買付の停止を行う必要があると判断いたしました。

この度の急な決定および対応につきましては、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
なお、ご不明点等がございましたら、下記当社コールセンターまでご連絡ください。

また、本件に関するご要望やご意見等がございましたら、以下のフォームよりお客様のご意見・ご要望をお寄せください。

新規買付け(取扱い)停止とする銘柄一覧

シンボル名称
ARCCARES CAPITAL CORP

出典元:マネックス証券

このマネックスの書いてあることが本当なら、
楽天証券でもいずれ取引できなくなるかもしれませんね

まとめ

エイリスキャピタル(ARCC)は管理投資会社で、米国内の中堅企業の株式や債券に投資し、顧客の資金調達ニーズに対応する会社で、米国BDCでは最大規模の会社です。

BDCとは新興企業等を金融面及び経営面からサポートする投資会社のことで、利益の90%以上を投資家に配当として分配することで、法人所得税を免除されます。

ARCCは、通常でも8〜11%ほどの配当利回りを得られる超高配当株です。

普段の値動きはゆったりとしていますが、暴落時には大きく下落し、回復期は大きく回復する性質があります。

暴落時に仕込めれば値上がりと配当の両方を狙えるお宝になりますが、経営危機が懸念されてしまい、スリリングです。

せーじんは、コロナ時に値下がりを狙いすぎて少ししか買えませんでした。

ARCCを買える国内証券会社は、せーじんの知る限り楽天証券のみです。

以上、米国の超高配当株ARCCは超優秀なマネーマシン【配当9%、減配なし】という話題でした。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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