高配当株投資、インデックス投資、連続増配株投資、リターンが高いのはどれ?【VYM、SPYD、VOO、QQQ、VIG】

2021年8月25日改稿しました。

こんにちは、せーじんです。

高配当株投資って何だかすごく安全な感じがするんだけど、インデックス投資とどっちがいいのかな?

高配当株投資にも、インデックス投資にもたくさんのメリットがあるよね

高配当株投資のメリット・デメリット

メリット

  • 配当という収入が入るので、キャッシュフローの改善につながる
  • 収入が増えたという実感が湧き、精神的な満足感を得られる
  • 株価下落時でも、配当が心の支えになってくれる

デメリット

  • 各銘柄の業績や経済情勢により、減配のリスクがある
インデックス(指数)投資のメリット・デメリット

メリット

  • 初心者でも、小さな手間で市場平均(S&P500なら年平均7%程度)のリターンを得ることができる
  • 銘柄選定をする必要がなく、買うタイミングを図る必要性も低い
  • ETFなら多少の配当金は出るが、投資信託なら自動で再投資される

デメリット

  • 暴落時は資産が大きく目減りする
  • 売却しない限りキャッシュフローは変わらないので、資産が増えているという実感が湧きにくい

高配当株投資のメリットは満足感とか安心感、
インデックス投資は初心者でもプロ並みの投資成果
かあ。どっちがいいんだろう

どっちが向いてるかは各投資家の性格によるけど
高配当投資とインデックスのリターンを把握しないと選べないよね

どっちのリターンが高いのか比較していこう!

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今回の記事の内容

ETF5銘柄で検証します

高配当ETF2銘柄、インデックスETF2銘柄、連続増配ETF1銘柄の5銘柄で検証していきます。

本日登場するETFはこちら

高配当株ETF代表   VYMSPYD

インデックスETF代表 VOOQQQ

連続増配株ETF代表  VIG

検証銘柄概要

項目VYMSPYDVOOQQQVIG
種別高配当高配当指数指数増配
運用開始20062015201019992006
資産規模
(億ドル)
388.247.52516.21884.4636.5
経費率0.060.070.030.200.06
出典元:Bloomberg

投資家からの人気を示す資産規模は、インデックスETFのVOOとQQQが圧倒的に大きいですね。

連続増配ETFのVUGが続き、高配当ETFの2銘柄は4番手と5番手となっています。

経費率は、QQQ以外は大きくは変わりません。

そのQQQも0.20%ですから低コストの範囲です。

いずれのETFも十分に安いですね

検証銘柄1 バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)

VYMは高配当代表だね

高配当ETFとして代表的な銘柄です。

経費の安さに定評のあるバンガード社が運用しています。

年間経費は0.06%という安さを誇り、

資産総額は388.2億ドルもの規模を持つETFです。

検証銘柄2 SPDR®ポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD)

SPYDも高配当代表!

こちらも、高配当ETFとして代表的なETFです。

運用資産規模世界第3位のステートストリート社が運用しています。

(1位はブラックロック、2位はバンガードです)

年間経費は0.07%と、こちらも非常に安く設定されています。

資産総額は47.5億ドルです。

検証銘柄3 バンガード・S&P500 ETF(VOO)

VOOはインデックス代表だね

VOOは、S&P500に連動する経費の安いETFとして定番の位置を築いていますね。

運用会社はVYMと同じバンガードです。

経費は0.03%と非常に安い価格設定です。

資産総額は2516.2億ドルと非常に大きな規模のETFです。

検証銘柄4 インベスコQQQトラストシリーズ1(QQQ)

QQQもインデックスだね

QQQは、ナスダック100に連動するETFの代表的な存在です。

運用会社はインベスコ社。

経費は0.20%と、今回登場する銘柄の中では少し高めです。

資産総額は1884.4億ドルと、今回の比較対象の中ではVOOに次ぐ規模を誇っています。

検証銘柄5 バンガード米国増配株式ETF(VIG)

VIGは、10年以上連続増配している株を集めたETFです

長期保有することで、配当がどんどん増えていくことが期待できるETFです

連続増配株は業績と株価が上昇し続けることも期待できますね。

運用会社はVOOやVYMと同じバンガード社。

経費は0.06%と、非常に安いです。

資産総額は636.5億ドルと、高配当ETFよりも大きな規模を持っています。

検証方法

どうやって検証するの?

そうだね。こんな感じはどうかな

検証の手順
STEP
値上がり益(キャピタルゲイン)を比較
STEP
配当収入(インカムゲイン)を比較
STEP
値上がり+配当の総合利益を比較

インデックス投資も高配当株投資も長期投資が前提。
それぞれ、1年間、5年間、10年間のリターンを確認しましょう

検証1 値上がり益(キャピタルゲイン)を比較しよう

まずは、株価の上昇で得られる利益を比較してみましょう。

1年間のキャピタルゲインは、高配当ETFのSPYDがトップ!?

1年間の株価チャートを比較しましょう。

青:VYM(高配当) 緑:SPYD(高配当) 黒:VOO(指数) 赤:QQQ(指数) 黄:VIG(増配)

リターンをまとめるとこうなります。

順位ティッカー騰落率
1SPYD38.94%
2QQQ31.99%
3VOO30.71%
4VYM28.03%
5VIG25.50%

キャピタルゲインの上昇率で、高配当ETFのSPYDがトップ!?

高配当ETFのSPYDが、一番株価が上がった!?
  • SPYDはコロナショックからの回復が出遅れていたが、2020年11月に急回復を始めた
  • 2021年2月以降、グロース株が停滞し、SPYDに多く含まれるバリュー株の上昇があった
SPYDの主力は、金融と不動産

SPYDに続くのは、インデックスのQQQとVOO。

そして高配当のVYM、連続増配のVIGと続きます。

高配当なのに値上がりもトップなんて、もうSPYDに決まりじゃない?

まあまあ、これはまだ1年間のリターンだからね。もうちょっと待ってよ

コロナショック直後のSPYDの記事はこちら。SPYDは苦しい期間が長かったんです。

5年間での比較では、インデックス勢が優勢に

次に5年間で比較してみましょう。

青:VYM(高配当) 緑:SPYD(高配当) 黒:VOO(指数) 赤:QQQ(指数) 黄:VIG(増配)

順位ティッカー騰落率
1QQQ220.58%
2VOO106.58%
3VIG90.30%
4VYM47.70%
5SPYD16.42%

あれ、1位だったSPYDがビリになっちゃったよ!
さっきと全然違う順位になったね

1位と2位は、インデックスETFのQQQとVOO
3位は連続増配ETFのVIG
株価の値上がりだけの比較だから、こっちの方が自然だよね。

コロナショックでの値動きは

コロナショックでの値動きはどうだったのか、確認しましょう。

下落率のグラフです。

SPYDの下落率が最も大きく、46.4%ものマイナスとなっています。

ついでVYMとVOOの▲35.2%と▲34%、

VIGは▲31.7%、

最も下落率が低かったのは、QQQで▲28.6%でした。

コロナショックからの回復速度は?

コロナ前の高値を回復するまでにかかった期間を比較しましょう。

  • QQQ:2020年6月上旬
  • VOO:2020年8月下旬
  • VIG:2020年9月上旬
  • VYM:2021年1月中旬
  • SPYD:2021年3月中旬

高配当ETFの2銘柄は、2021年に入ってからようやくコロナ前高値を回復しています。

他と比較すると、かなり時間がかかっていますね。

10年間での比較では、インデックス勢の優勢がより大きなものに

次に、より長期の10年間で比較してみましょう。

SPYDは運用開始が2015年なので、データがありません

4銘柄で比較していきます。

青:VYM(高配当) 黒:VOO(指数) 赤:QQQ(指数) 黄:VIG(増配)

順位ティッカー騰落率
1QQQ604.63%
2VOO282.14%
3VIG219.88%
4VYM160.09%

5年リターンと同じ結果になったね。

そうだね。長期で見ると、こういう順位に収束するのかな

キャピタルゲインの比較まとめ

今までの結果を表にまとめましょう。

期間ごとに、利回りの高い銘柄にオレンジマーカー、利回りの低い銘柄に青マーカーをします。

ティッカー1年騰落5年騰落10年騰落
QQQ31.99%220.58%604.63%
VOO30.71%106.58%282.14%
VIG25.50%90.30%219.88%
VYM28.03%47.70%160.09%
SPYD38.94%16.42%

1年という短いスパンで見ると高配当ETFのSPYDが、インデックスETFを上回るキャピタルゲインとなっています。

しかし、5年・10年と長期のスパンで見ていくと、一定の流れに沿っていくことがわかりました。

キャピタルゲインの大きさは インデックス>連続増配>高配当

配当を除いた、値上がりだけの順位なので、実に自然に感じます

コロナショックでの落ち込みや、回復の速さを見ても、

インデックスが最もダメージが少なく回復も早い

連続増配がそれに続き、

高配当が最も大きなダメージを受けました

配当益(インカムゲイン)を比較しよう

値上がり益はインデックスが勝ったけど、高配当ETFの強みは配当だからね!

そうだね。じゃあ、配当も比較していこう!

おー!

VYMは毎年増配だが増配率は下がっている

VYMの過去10年間の分配金を確認します。

いわゆる配当金のことを、ETFや投資信託では分配金と言いますが、意味合いは同じです。

配当額
(ドル)
利回り増配率
2020年2.90613.20%2.26%
2019年2.84183.16%7.27%
2018年2.64923.66%10.33%
2017年2.40113.12%8.84%
2016年2.20603.33%2.65%
2015年2.14903.80%12.63%
2014年1.90803.39%9.09%
2013年1.74903.52%9.79%
2012年1.59304.17%20.05%
2011年1.32703.92%21.63%
出典元:seekingα

毎年、しっかり増配しているね

コロナショックの2020年は、連続増配を続けてきたたくさんの銘柄が減配したんだけど、その中で増配しているのはすごいことだね

出典元:seekingα

VYMの分配金傾向

  • 毎年、しっかりと増配を続けています
  • 分配率は3%台で安定しています
  • 増配率は減少傾向です
  • 分配金は5年で1.3倍、10年で2.2倍になっています

SPYDは分配利回りは高いが、減配することもある

SPYDの過去5年間の分配金を確認します。

配当額
(ドル)
利回り増配率
2020年1.63215.04%-6.54%
2019年1.74624.76%7.86%
2018年1.61895.35%-6.71%
2017年1.73545.45%14.63%
2016年1.51395.36%357.14%
出典元:seekingα

SPYDは分配金の利回りが高いね!

利回りが高い分、減配することもあるんだね

出典元:seekingα

SPYDの分配金傾向

  • 分配金の利回りは5%を超える年が多いが、ばらつきがある
  • 大幅に減配することも珍しくない
  • 分配金は5年で1.08倍になっています

VOOは、意外としっかり増配している

VOOの過去10年間の分配金を確認します。

配当額
ドル
利回り増配率
2020年5.30271.55%-4.81%
2019年5.57091.92%17.61%
2018年4.73672.15%8.44%
2017年4.36791.89%5.56%
2016年4.13802.18%5.27%
2015年3.93102.33%12.64%
2014年3.49002.09%12.29%
2013年3.10802.12%9.59%
2012年2.83602.54%19.56%
2011年2.37202.47%118.82%
出典元:seekingα

VOOは、利回りは低いけど、意外としっかり増配してるんだね

2020年は減配しているけど、それ以外の年は増配率が案外高いね。
VYMにも見劣りしてないよ。

出典元:seekingα

VOOの分配金傾向

  • 分配金の利回りは2%前後
  • 2020年はコロナショックの影響で減配した
  • 2020年以外の年の増配率は、VYMにも見劣りしない
  • 分配金は5年で1.3倍、10年で2.2倍になっています

QQQは分配金に期待する銘柄ではないけど、一番増配しているのはQQQ

QQQの過去10年間の分配金を確認します。

配当額
ドル
利回り増配率
2020年1.73650.55%9.80%
2019年1.58160.75%12.55%
2018年1.40530.93%7.99%
2017年1.30140.86%3.84%
2016年1.2531.09%13.46%
2015年1.10461.03%-23.97%
2014年1.45291.49%62.69%
2013年0.89301.09%8.54%
2012年0.82281.37%77.89%
2011年0.46250.91%28.25%
出典元:seekingα

QQQは、分配金利回りがすごい勢いで下がってるね。もともと低いのに、さらに低くなってるよ。

確かに利回りは下がってるけど、それは株価がすごく上がってるからだね。配当金は確実に増えてるよ。
しかもVYM以上の増配率だね。

出典元:seekingα

QQQの分配金傾向

  • 分配金の利回りは元々低い1%前後から0.5%程度までさらに下落
  • 利回りは下落しているが、2020年も含めて毎年確実に増配しており、その増配率はVYMを超える
  • 利回り下落の原因は、株価が急上昇したため
  • 分配金は、5年で1.4倍、10年で3.8倍になっています

VIGは増配株ETFだけど、増配率はVYMと同程度

VIGの過去10年間の分配金を確認します。

配当額
ドル
利回り増配率
2020年2.29651.63%7.62%
2019年2.13391.75%4.72%
2018年2.03772.17%6.18%
2017年1.91912.00%5.10%
2016年1.82602.32%0.38%
2015年1.81902.59%14.76%
2014年1.58502.22%14.19%
2013年1.38802.14%-1.56%
2012年1.41002.80%20.31%
2011年1.17202.59%11.83%
出典元:seekingα

VIGは、QQQと同じで分配金利回りが下がってるね。
これも株価が上昇してるから?

そうだね。配当金は確実に増えてるからね。
でも、増配率はVYMやVOOと同程度だね。増配率が特別高いわけではなさそう。

出典元:seekingα

VIGの分配金傾向

  • 分配金の利回りは2%以下の水準に低下中
  • 利回りは下落しているが、2020年も含めてほぼ毎年増配している
  • 利回り下落の原因は、株価が急上昇したため
  • 増配株ETFであるが増配率はVYMやVOOと同程度
  • 分配金は、5年で1.3倍、10年で2.0倍になっています

分配金の比較まとめ

ここまでの分配金のデータを表にまとめました。

ティッカー直近利回り5年増配率10年増配率
QQQ0.55%1.43.8
VOO1.55%1.3倍2.2倍
VIG1.63%1.3倍2.0倍
VYM3.20%1.3倍2.2倍
SPYD5.04%1.1

分配金に関する比較は、

分配金利回り SPYD>VYM>VIG=VOO>QQQ

やっぱり高配当ETFが有利ですね。

ただし、増配傾向に目を向けると、全く逆の景色になります。

増配率 QQQ>VOO=VYM=VIG>SPYD

配当金の金額は高配当ETFの方が大きくて、インデックスETFは長く持っていると配当金が上がってくるんだね

値上がり+配当のトータルリターンで比較しよう

では、お待たせいたしました。

値上がり益、配当益の合計を見てみましょう。

1年間の配当込みトータルリターンは、高配当のSPYDが他を圧倒!

配当込みのチャートで比較しましょう。

黄:VYM(高配当) 黒:SPYD(高配当) 青:VOO(指数) 緑:QQQ(指数) 赤:VIG(増配)

1年間だと、SPYDがダントツの高リターンだね!
キャピタルゲインだけでもトップだったし、当たり前か。

利益を数値で比較してみようか

この1年間、どのETFも凄まじいリターンです。

最も低いVIGでも30%近いですからね。

決してリターンが低いわけではありません。

5年間のトータルリターンは、インデックスが優勢

続いて、5年間の配当込みのチャートを確認しましょう。

黄:VYM(高配当) 黒:SPYD(高配当) 青:VOO(指数) 緑:QQQ(指数) 赤:VIG(増配)

5年間だと、インデックスの2名柄(緑のQQQ、青のVOO)、増配株のVIGが高リターンだね

そうだね。今回も利益をグラフで比較してみよう

5年間でのトータルリターンは、QQQが217.5%と圧倒的ですね。

高配当ETFは、トータルリターンでもかなり寂しい結果となっています。

比較するとやはりインデックスが優勢となりますね。

10年間のトータルリターンは、10年間で比較してもインデックスが優勢

続いて、10年間の配当込みのチャートを確認しましょう。

SPYDは運用開始から10年経過していないため、比較対象から外しています。

黄:VYM(高配当)  青:VOO(指数) 緑:QQQ(指数) 赤:VIG(増配)

10年間だと、NASDAQ100のQQQが圧倒的な高リターンだね

そうだね。今回も利益をグラフで比較してみよう

10年間でのトータルリターンも、QQQが圧倒的ですね。

しかし、他のETFは大きな違いはないとせーじんは感じました。

この差が大きいか小さいかは、人それぞれの感覚ですけどね

トータルリターンの比較まとめ

ここまでのトータルリターンのデータを表にまとめました。

ティッカー1年利回り5年利回り10年利回り
QQQ33.2%231.2%721.9%
VOO33.9%125.3%386.9%
VIG29.1%108.5%309.7%
VYM34.1%72.3%268.2%
SPYD50.2%48.6%

この表は、どう理解したらいいんすか?

せーじんはこう見たよ

今回の検証結果

値上がりと配当を合わせたトータルリターンで比較すると、

  • 1年間という短期で見ると、高配当のSPYDが圧倒的に高リターン
  • 5年間や10年間でみると、インデックスが高配当よりも高リターン
  • リターンが低いとはいっても、どのETFもマイナスリターンになっていることはない

まとめ

今回の記事では、インデックス投資と高配当投資、連続増配株投資の比較をしてみました。

比較対象はこちらの5銘柄です。

高配当代表 VYMSPYD

インデックス代表 VOOQQQ

増配株代表 VIG

キャピタルゲインの比較

値動きを確認すると、直近1年はコロナショックからの回復期ということもあり、特殊な事例になってしまいました。しかし、5年、10年で見ると、値上がり益はインデックスが高配当株や増配株より勝っています

コロナショックでの暴落の幅やコロナショック前高値への回復速度を見ても、インデックス勢が勝っていると言えるでしょう。

分配金の比較

分配金利回りは SPYD>VYM>VIG=VOO>QQQ

やっぱり高配当ETFが有利ですね。

しかし増配傾向にまで目を向けると、全く逆の景色になります。

増配率 QQQ>VOO=VYM>VIG>SPYD

増配率1位はNASDAQ100のQQQなんです。

増配株ETFのVIGではないのです。

トータルリターンの比較

値上がりと配当を合わせたトータルリターンで比較すると、

  • 1年間という短期で見ると、高配当のSPYDが圧倒的に高リターン
  • 5年間や10年間でみると、インデックスが高配当よりも高リターン
  • リターンが低いとはいっても、どのETFもマイナスリターンになっていることはない

という結果になりました。

この結論は、絶対的なものではありませんよ

高配当株ETFとインデックスETF、連続増配株ETFの比較検証を行いました。

今回はこういう結果になりましたが、切り取る期間や銘柄によって結果は大きく異なります。

あくまでも、この期間のこの銘柄で比較するとこうだった、というふうに捉えてもらえるとありがたいです。

マイナスリターンのETFはなかった

今回の調査で、リターンの大小の差はありましたが、マイナスリターンのETFはありませんでした。

どのETFに投資しても、ある程度時間をおけばプラスリターンになる可能性が高いということです。

そして、プラスになる確率は投資期間を長く取るほど上がっていきます。

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どれが一番儲かるのかな〜?

以上、高配当株投資、インデックス投資、連続増配株投資、リターンが高いのはどれ?【VYM、SPYD、VOO、QQQ、VIG】という話題でした。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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