【7月第2週】米国雇用統計発表!失業率は50年ぶり低水準!株価はまた下がるのか?

こんにちは、せーじんです。

今週は、金曜日に米国で雇用統計が発表されたね
これが今週1番米国株への影響が大きいニュースだったよ

雇用統計っていうと、失業者がどれくらいいるかってことだよね
失業者数と株価って、そんなに関係あるの?

これが大有りなんだよ。
FRBの重要な使命は、この2つだったよね

  • 物価の安定
  • 雇用の最大化

FRBは、今物価安定のために政策金利を急激に上げています。

金利を上げると、景気を減速させるため企業業績が落ち、失業者が増加する恐れがあるのです。

2つを同時に達成するのは難しいのね

もし現在の失業率が高い水準にあれば、失業率のさらなる増加を恐れて金利を上げられない。逆に失業率が低ければ金利を上げやすくなるよね

てことは、株価的には失業率が高い方がいいの?なんだか変だね

金利上昇局面では、そうなるね

で、今回はどうだったのよ?

米雇用者数、6月は予想上回る伸び-失業率は50年ぶり低水準付近

Reade Pickert

2022年7月8日 21:36 JST 更新日時 2022年7月9日 0:35 JST

  • 非農業部門雇用者数は前月比37.2万人増、予想26.5万人増
  • 労働参加率は62.2%に低下、平均時給は前月比0.3%増
A man walks past a "now hiring" sign posted outside of a restaurant in Arlington, Virginia.
A man walks past a “now hiring” sign posted outside of a restaurant in Arlington, Virginia. Photographer: OLIVIER DOULIERY/AFP

米国では6月に雇用者数が市場予想以上に増加し、失業率は50年ぶり低水準付近を維持した。需要の強さと労働市場の引き締まりを示唆しており、米金融当局が次回の連邦公開市場委員会(FOMC)会合でも大型利上げを実施する方向であることは変わらないとみられる。

キーポイント
非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比37万2000人増加
ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は26万5000人増
前月は38万4000人増(速報値39万人増)に下方修正
家計調査に基づく6月の失業率は3.6%市場予想3.6%前月3.6%
US hiring rose by more than forecast in June, but participation sank
上段は非農業部門雇用者数、下段は労働参加率米労働統計局

 雇用者数が予想以上に力強く伸びたことは、景気減速見通しをある程度押し返す材料だ。同時に、雇用市場の底堅さとリセッション(景気後退)懸念とが際立って対照的となっている状況を浮き彫りにした。

 ブラックロックでシステマチックマルチ戦略シニアポートフォリオマネジャーを務めるジェフリー・ローゼンバーグ氏は「労働市場は活況を呈している」とブルームバーグテレビジョンで発言。「米金融当局は取り組みを強化しなければならない」と述べた。

 アトランタ連銀のボスティック総裁は統計発表後、7月のFOMC会合での0.75ポイント利上げを支持すると語った。

アトランタ連銀総裁、75bp利上げ完全に支持-経済の勢い非常に強い

  ブルームバーグ・エコノミクスのエレーナ・シュルヤティエバ氏とアンドルー・ハズビー氏は「6月雇用統計はヘッドラインの数字だけでなく、中身を見ても力強かった。労働市場が依然タイトであることが確認されるとともに、米金融当局が引き続き強力にインフレ対応に当たることを後押しする内容だ」と指摘した。

  6月はビジネスサービスや娯楽・ホスピタリティー、ヘルスケアを中心に、広範囲で雇用が伸びた。一方、金融はこの1年で最も低い伸びだった。

労働参加率と平均時給

  労働参加率は62.2%に低下(5月は62.3%)。市場予想は62.4%への上昇だった。予想外の低下は、大量の求人件数があるにもかかわらず採用が進まない状況や労働者不足といった雇用主側の見方を裏付ける。25歳から54歳までの労働者層の参加率は82.3%と、4カ月ぶり低水準となった。非労働力人口は50万人ほど増え、今年に入ってからの最高水準となった。

  黒人とアジア系の労働参加率が低下し、ヒスパニック系と白人は変わらずだった。

  平均時給は前月比0.3%増で市場予想に一致。5月は0.4%増(速報値0.3%増)に上方修正された。6月は前年同月比では5.1%増と、市場予想の5%増を上回った。前月は5.3%増(速報値5.2%増)に上方修正された。

出典元:Bloomberg

Bloomberg.com
米雇用統計、6月の非農業部門雇用者数37万2000人増-失業率3.6% 米国では6月に雇用者数が市場予想以上に増加し、失業率は50年ぶり低水準付近を維持した。需要の強さと労働市場の引き締まりを示唆しており、米金融当局が次回の連邦公開市...

50年ぶりの低水準かあ。アメリカの雇用は絶好調なのね

そうだね。記事の中でも触れられてるけど、今後も金利を上げやすい状況になってるね

てことは、株価はまだ下がりそうね

そう思っておいた方がいいでしょうな

ということで、1週間の市場の動きを観察していきましょう。

7月第2週の市場の状況まとめ
  • 株式市場は、日米欧で上昇
  • 仮想通貨は、ビットコイン、イーサリアムともやや上昇
  • 債券は、米長期国債が下落
  • コモディティは、天然ガス・パラジウムが大幅上昇、原油・金鉱・金・銀・農作物が大きく下落
  • 米国債利回りは、逆イールド再び発生
  • 為替は、136円の攻防

せーじんのポートフォリオについてはこちら

今回の記事の内容

今週の株式市場を確認しよう!

日米欧で株価上昇

それでは、今週の世界の株式市場の値動きを確認しましょう。

指数週単位月単位年初来1年間
日経平均株価2.24-4.70-7.90-5.09
TOPIX2.30-2.86-5.27-1.30
NYダウ0.77-0.17-13.76-10.13
S&P5001.94-0.04-18.19-10.76
ナスダック総合4.562.60-25.63-20.86
ラッセル20002.41-1.72-21.20-22.40
英国1000.38-1.66-2.551.04
ユーロ・ストックス501.69-2.57-18.42-13.80
FTSE中国A50-1.084.49-6.14-11.59
香港ハンセン-0.61-0.37-7.15-20.55
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今週はプラスになってるね。
ナスダックが特にいい感じ

今まで好調だった中国は下がってるね。
中国株は米国株との相関がかなり低いから分散投資にちょうどいいかも

では、1%以上の上昇を見せた指数を確認していきましょう。

今週1%以上値上がりした指数
  • 日経平均、TOPIX
  • S&P500、ナスダック、ラッセル2000
  • ユーロストックス50

先週は、中国A50指数のみが1%以上上昇しましたが、

今週は、日米欧の多くの指数が1%以上上昇しました。

ナスダックは4.56%上昇!

では、次に1%以上下落した指数を確認していきましょう。

今週1%以上値下がりした指数
  • 中国A50

先週唯一の大幅プラスだった中国A50指数が、今週は唯一の大幅マイナスなんだね

けっこうありがちだよね

今週の世界市場の傾向は
  • プラスリターンの指数が8
  • マイナスリターンの指数が2
先週と、きれいに反転しました

S&P500は5月の高値で反落!下落トレンド続く

この1週間のS&P500ETF、SPYの株価チャートを確認していきましょう。

薄青:5日移動平均 青:20日移動平均 赤:60日移動平均 黄:5月底値・6月上値

今週は上がってるねえ

そうだね。だけど、5月底値・6月上値のラインで止まってるよ。
この抵抗線をブレイクできるか、また下落するか
来週は要チェックだね

移動平均線を見ると、

  • 短期が上向き、中期・長期線が下向き
  • 上から長期、短期、中期の順に並んでいる

短期線が上向いて中期線を上回りました。

MACDは引き続き上昇傾向です。

各セクターの状況を確認

ヒートマップを確認しよう

セクターごとの好不調を、ヒートマップで確認しましょう。

ヒートマップは、市場の動きが一眼でわかっちゃうよ!

ヒートマップの詳しい説明はこちらの記事をご覧ください

ヒートマップの見方

今週1週間のパフォーマンスはこちら

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今週は右半分は暗めの赤が多くて、左は明るい緑が多いね

左側は株式、右側は債券やコモディティだね。
株の中には、かなり上がってるセクターもあるみたい

ヒートマップから読み取れる、

プラス幅の大きかったセクターと、マイナス幅の大きかったセクターを見ていきましょう。

上昇したセクターは、テクノロジー、バイオ、天然ガス、パラジウムなど

今週の市場を、よくみていきましょう。

プラスだったセクター
  • テクノロジー、インターネット
  • コミュニケーションサービス
  • 一般消費財、小売、住宅建設
  • バイオテクノロジー
  • クリーンエネルギー、ウラン
  • 天然ガス
  • パラジウム

バイオテクノロジー、天然ガス、パラジウムは10%以上の上昇!

時価総額の大きいテクノロジーや一般消費財も大きく上昇してるね

今週調子の良かったセクターを取り上げた過去の記事はこちら。

興味があれば、ぜひご覧ください。

マイナスのセクターは、エネルギー、貴金属、原油、穀物、米国債など

次に、マイナスリターンのセクターを探してみましょう。

今週マイナスだったセクター
  • エネルギー
  • 素材
  • 公益事業
  • 欧州、中国、台湾
  • 金、金鉱、銀、プラチナ
  • 原油
  • 穀物、コーヒー
  • 米国債

エネルギー、貴金属、農作物、国債と、株以外のセクターが幅広く下落してるね

あれ、欧州株も下落に入ってるよ。
さっきは上昇したって言ってたのに

為替の影響だね。このマップは全部ドル建ての上下だけど、最初に紹介した一覧表はユーロ建てだったんだよ

バリューとグロースの強さは
  • グロース +5.32%
  • バリュー +0.92%

今週はグロースは非常に大きく上昇しましたが、バリューは小幅な上昇に留まりました。

先週と比較しよう

先週のヒートマップと比較してみましょう。

これが先週のヒートマップです。

続いて、今週のヒートマップをもう一度見てみましょう。

最近は、週ごとに傾向が大きく変わるね

難しい相場だよね。いま米国株が抵抗線にいるから、また来週は下落する可能性も割と高いよ

米国の金利を見ていきましょう

まずは、米国10年債の金利チャートを確認しましょう。

おお、すっごい勢いで下がってるね!

米10年債の利回りは、3週前のFOMC以降下落に転じ、今週初めに2.8%をつけました。

しかし、ここから反転上昇し、ふたたび3%を超えたところで今週を終えています。

次に米短期金利(2年国債)も確認しましょう。

短期金利も、長期金利と同様にFOMC以降は下落傾向が続いていましたが、今週初めに反転しています。

2年債金利は、今週3.11%で引けていますね。

ん?長期金利よりも短期金利の方が大きい?

長短金利差(10年債金利ー2年債金利)を確認しましょう。

今週、再び逆イールドが発生してしまいました。

逆イールドが発生すると、数ヶ月から2年程度で景気後退が訪れると言われています。

この逆イールドが、何日継続するかにも注目!
4月の時はすぐに戻ったけど今回は?

ところで、金利差が拡大とか縮小するとどうなるんだっけ?

長短金利差の縮小は、主に金融セクターへマイナスの影響を与えます。

これは、銀行をはじめとする金融機関は、長短金利差から収益を上げているからですね

金融機関は、長短金利差から収益をあげる

金融機関は、資金を調達し、その資金を貸し付けて利子を得ることで収益を上げます。

  • 金利の安い短期金利で資金を調達
  • 金利の高い長期金利で貸付
金利の差が大きいと収益をやすいんです

いつもこの通りになるとは限らないけどね

仮想通貨はどうなった?

仮想通貨はどうなったんだろう?

では確認していきましょう

ビットコインはダブルボトムを形成して上昇へ

まずはビットコインから!

今週のチャートはこちら。

薄青:5日移動平均 青:20日移動平均 赤:60日移動平均 黄:5月抵抗線

なんだか、ゆるやかに上がってるような感じだね

6月中旬と7月上旬で2つの底を作っているね。これはダブルボトムといって、これから上昇しやすいチャートパターンだよ

それは嬉しいねえ

イーサリアムも上昇傾向

イーサリアムはどうなったの?

イーサリアムもビットコインと似てるね。
ダブルボトムからの上昇!

そうだね。最近は、イーサリアムはビットコインと似たような値動きをしているね

為替は136円で停滞中

ドル円の為替レートも確認していきましょう

急上昇が止まって、しばらく動いてないね

そうだね。136円のラインが抵抗線になっているね。
米国の金利がまた上がり始めたから、こちらにも動きが出てくるかも

ところで、円高とか円安になると、どうなるんだっけ?

円高になると

日本円からドル建て資産への投資はしやすくなりますが、円換算の資産評価額は減少します。

円安になると

円換算資産評価額は増加しますが、円での投資はしにくくなります。

為替と資産の関係については、こちらの記事で解説しました。

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まとめ

ということで、7月第2週の世界の市場の動きを見てきました。

今週金曜日に発表された雇用統計では、米国の雇用が依然として強いことを確認しました。

これは、今後の金利上昇を後押しする内容であり、株価の面で言うとマイナスであると言えます。

来週以降の相場は、再び下落に転じる可能性が高いのでは、とせーじんは感じています。

しかし下半期スタートの金曜日1日だけで見ると、多くの指数は上昇してます。

散々な値動きだった2022年上半期でしたが、下半期はどうなるのでしょうか。

株以外を見ると、債権は好調が続いていますが、コモディティの多くは下落しています。

株式市場は

米国では多くのセクターの株価が上昇しました。

が、下落したセクターも少なくはありません。

セクター別に見ると、

上昇したセクターは、テクノロジー、バイオ、インターネット、小売、クリエネなど

下落したセクターは、エネルギー、素材、公益事業など

グロースは大きく上昇、バリューは小幅な上昇でした。

その他の市場は

エネルギーは、天然ガスは大きく上昇、原油は下落

貴金属は、金・銀・金鉱は大きく下落、パラジウムは大幅上昇

農業商品は、穀物・コーヒーが大きく下落

債券は、大きく下落しました。

仮想通貨市場は、ビットコイン、イーサリアムとも緩やかに上昇しました。

為替は、2週間ほど136円前後の攻防となっています。

上に下に、大きく揺さぶられる相場が続いています

先週大きく下落した米国株は、再び上昇しました。

米国株は、2022年初から続く下落相場の底を打ったかのような動きをしています。

が、再び逆イールドが発生するなど景気後退のシグナルが複数でています。

また、米国の労働市場は依然として強く、FRBが金利を上げることへの追い風となっています。

  • 7月13日のCPI(消費者物価指数)
  • 7月26-27日のFOMC

ここで示される数値によって、再度大きな下落に見舞われる可能性を考えておく必要があるでしょう。

いつ底を打つのか、それは誰にもわかりません。

強気だった個人投資家も、大きく売りに傾きました。

そんな流れの中上昇を始めた株価ですが、

これで底を打ったのか、一時的な上昇なのか、それは誰にもわかりません。

今後も日々さまざまな報道が為され、株価も右往左往が続くでしょう。

暴落しても慌てず、暴騰しても落ち着いていられるようなポートフォリオを組み、

日々の生活を相場に振り回されないようにしましょう。

株のバーゲンはいつまで続くのか?

長期インデックス投資では、日々の株価の上下は無視しよう

長期的に資産形成をするには、信頼できる投資先にしっかりと分散投資して、あとはゆっくりとすること

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  1. 信頼できる銘柄(指数)への投資であること
  2. 適度な分散
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短期的な上げ下げはありますが、今回紹介している指数は世界の中心的な株式指数です。

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【7月第2週】米国雇用統計発表!失業率は50年ぶり低水準!株価はまた下がるのか?という話題でした。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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