こんにちは、セミリタイヤしたせーじんです。
今週は、落ち着いた週だったね
仮想通貨も大丈夫だったの?
上下は大きいけど、落ち着いてきたよ
株もいい感じだったんだよね。資産は増えたの?
荒れた市場で、せーじんの資産は今週、0.6%上昇しました。
- 多くの国やセクターで、小幅に株高が進行中
- 大きな上昇も大きな下落もほとんどありません
- 米国小型株は、一部銘柄が急騰中でバブルの再来!が、すでのバブル終了の気配も
- 大暴落した仮想通貨は一旦底打ち、2週間は落ち着いた動き
- 債券は上昇傾向に
- 原油は大幅上昇、貴金属は小幅に下落
- 長期金利は急激に低下
- 為替も上下動が激しい
せーじんのポートフォリオについてはこちら
今週の株式市場を確認しよう!
今週月曜日は、米国の祝日(メモリアルデー)で米国市場は休場でした。
米国の指数は4日間の値動きということになりますね。
各国とも小幅な値動き
それでは、今週の世界の株式市場の値動きを確認しましょう。
指数 | 週単位 | 月単位 | YTD | 1年 |
---|---|---|---|---|
日経平均株価 | -0.71 | -1.33 | 5.46 | 26.58 |
TOPIX | 0.60 | 1.65 | 8.56 | 21.50 |
JASDAQ | 0.26 | -1.34 | 0.66 | 10.99 |
NYダウ | 0.66 | 0.60 | 13.56 | 28.20 |
S&P500 | 0.61 | 0.67 | 12.61 | 32.44 |
ナスダック総合 | 0.48 | 1.33 | 7.19 | 40.76 |
ラッセル2000 | 0.82 | 2.06 | 15.84 | 51.79 |
ユーロ・ストックス50 | 0.46 | 2.25 | 15.11 | 20.83 |
上海総合指数 | -0.25 | 4.38 | 3.42 | 22.55 |
深セン成分指数 | 0.12 | 4.65 | 2.77 | 33.01 |
香港ハンセン | -0.74 | 0.94 | 6.16 | 16.70 |
今週はプラスもマイナスもあるけど、
値動きが1%以下の指数ばっかりだね。
そうだね。どの市場も、ほんとに小幅だね
なし
先週はJASDAQとNYダウ以外の9指数がプラス1%を超えましたが、
今週は1%を超えて上昇した指数はありません。
一番上がったのは、ラッセル2000の0.82%
なし
大幅マイナスの指数は、3週続けてゼロです。
一番下がったのは、香港ハンセン指数の▲0.74%だね
今週は大幅プラスも大幅マイナスも0と、世界中で小幅な値動きに終始しました。
プラスリターンの指数が8つ
マイナスリターンの指数が3つ
値動きは小幅ですが、今週は概ねプラスの傾向だったようですね
米国市場は、金曜日に大幅上昇
週の中ではどんな動きをしていたのかな?
株価チャートを確認してみよう!
この1週間のS&P500ETF、SPYの株価チャートはこちらです。
青いところが今週の値動きだよ
木曜日に下落して、金曜日に戻してるんだね
金曜日は米国で雇用統計の発表があったよ。予想よりも悪かったから、株価が上がったんだね
??雇用統計が悪いと株価が上がるの?
予想より悪い雇用統計で株価が上がる?
株価というのは、各銘柄の将来の業績を見込んで変動するものです。
将来の業績が上がりそうなら株価は上がり、業績が落ちそうなら株価は下がる
雇用が予想より悪いということは、経済が予想より改善していないことを示す悪材料のはずだよね
そうだよね。私もそう思う
しかし、異次元の金融緩和をしている現在は、投資家たちは全く違う受け止め方をします。
経済が改善すると、
投資家は、金融緩和が終了もしくは縮小することを心配し株を売る
→ 株価が下がる
経済が悪化すると、
金融緩和が継続する期待と安心により、株を買う
→ 株価が上がる
失業者が増えると株価が上がるなんて、なんだかおかしいねえ
ナスダックやダウ平均は?
ナスダックとダウ平均はどんな感じだったのかな?
そうだね。株価チャートを見てみようか
3指数とも、しっかり上がってるね
出遅れているナスダック100(QQQ)の上昇幅がすごく大きいね。いよいよNASDAQ復活かな?
今週の注目は小型株!
今週はラッセル2000が一番上昇したね。ラッセル2000て何だっけ?
ラッセル2000は、米国の小型株を集めた指数だよ。
今、米国では小型株バブルが再来してるんだよ
今回の小型株バブルの主役、AMCのチャートを確認しましょう。
6月2日は、わずか1日で+95%になったよ!
ええ!!1日で2倍になったってこと?
そうなんだよ。衝撃だよね。AMCを先週金曜日に売っていたせーじんは、ちょっと涙が出ました。
どんまい
暴騰直前にAMCを売った残念トレードについては、こちらの記事で報告しました。
先週との比較
先週の値動きとの比較をしてみましょう
指数 | 今週騰落 | 先週騰落 | 差 |
---|---|---|---|
日経平均株価 | -0.71 | 2.94 | -3.65 |
TOPIX | 0.60 | 2.24 | -1.64 |
JASDAQ | 0.26 | 0.55 | -0.29 |
NYダウ | 0.66 | 0.95 | -0.29 |
S&P500 | 0.61 | 1.19 | -0.58 |
ナスダック総合 | 0.48 | 2.07 | -1.59 |
ラッセル2000 | 0.82 | 2.40 | -1.58 |
ユーロ・ストックス50 | 0.46 | 1.11 | -0.65 |
上海総合指数 | -0.25 | 3.28 | -3.53 |
深セン成分指数 | 0.12 | 3.02 | -2.90 |
香港ハンセン | -0.74 | 2.38 | -3.12 |
先週と比べると、今週の値動きの小ささがよくわかるね
各セクターの状況を確認
ヒートマップを確認しよう
セクターごとの好不調を、ヒートマップで確認しましょう。
ヒートマップは、市場の動きが一眼でわかっちゃうね!
ヒートマップの詳しい説明はこちらの記事をご覧ください
今週1週間のパフォーマンスはこちら
今週は、パッと見て緑一色って感じだね。暗めの緑が多いよ
暗めの緑ってことは、株価が少し上がっているセクターが多いってことだね
ヒートマップから、プラス幅の大きかったセクターと、マイナス幅の大きかったセクターを取り上げましょう。
プラス幅が特に大きかったセクターは、エネルギー、不動産などごく少数
ヒートマップから読み取れるプラスリターンの大きなセクターは、この通りです。
今週は本当に少ないです
- エネルギー
- 不動産
- 台湾
- 韓国
指数の動きが小幅だから、大きく動いたセクターも少ないね
それにしてもエネルギーは最近絶好調だね。
コロナ後の需要増とインフレ期待かな
マイナス幅が大きかったのも、ごく少数
大きなマイナスとなっているのは、インバース以外ではごく少数です。
こんなに少ないのはあんまり見ないよね
- クリーンエネルギー
- バイオテクノロジー
クリーンエネルギーとバイオテクノロジーは、大幅上昇か大幅下落のどっちかに、毎週入ってる気がするなあ
それだけボラティリティが大きいセクターってことだね。
先週と比較しよう
先週のヒートマップと比較してみましょう。
これが先週のヒートマップです。
続いて、今週のヒートマップをもう一度見てみましょう。
先週と同じように緑が多いね。全体的に暗くなった感じはするけど
今週も、インバース以外はほぼ緑の、全面高だね。
どの国もどのセクターも上がってるよ。
米国長期金利は安定した動き
米国10年債の金利チャートを見てみましょう。
長期金利は徐々に落ち着きを取り戻していますが、金曜日に大幅に下落してます。
金曜日の株価大幅上昇は、この金利の大幅下落のおかげと言っていいでしょう。
ヘッドアンドショルダー(三尊天井)というチャートパターンを形成しており、
今後もう少し下落する可能性がありますね。
2週前に大暴落した暗号資産、今週は?
暗号資産は2週間前に凄まじい暴落をしたね。今週はどうなったのかな?
じゃあ、早速チャートを確認していこう
ビットコインはレンジ相場に突入か
2週前に25%もの暴落をしたビットコイン。
先週は落ち着きを取り戻しましたが、今週はどうでしょう。
今週の株価チャートはこちら。
今週は、先週と同じようなチャートだね
そうだね。ここ2週間は、3万4000ドルから4万ドルのレンジに入っているようだね
ほんとだ。3万4000ドルから4万ドルの間で波打ってるね
このフラッグパターンが終了するときは、今までのトレンドが継続することが多いよ。つまり、まだ下がるかもしれないってことだね
イーサリアムも落ち着いてきた
ビットコイン以上に暴落したイーサリアムも、先週から落ち着きを取り戻しています。
今週はどうでしょう?
イーサリアムも暴落は止まったみたいだね。こっちもレンジ相場かな?
下値を切り上げながら上がってるから、イーサリアムの方がいいチャートだね。ここで下げ止まって上昇すれば、とってもいい感じ
ドル円の為替レートは
ドル円の為替レートも確認していきましょう
木曜日に大きく円安方向に動きましたが、
金曜日はその円安を全戻ししています。
株と違って、為替は動きが大きいね
円安方向への大きな流れに見えますが、金曜日の大きなドル売りが気になりますね。
来週も為替には要注目です。
円高とか円安になると、どうなるんだっけ?
円高になると、
日本円からドル建て資産への投資はしやすくなりますが、円換算の資産評価額は減少します。
円安になると、
円換算資産評価額は増加しますが、円での投資は投資はしにくくなります。
詳しくはこちらの記事で解説しました。
まとめ
ということで、6月第1週の世界の市場の動きを見てきました。
株式市場は
今週は多くの国やセクターが小幅に株価を伸ばしました。
1%を超える値動きをした指数はなく、全体として落ち着いた動きでした。
上げ幅のセクターはエネルギーや不動産などごく少数でした。
大きく下げたセクターもごく少数でした。
小型株では、AMCやGME、BBの大幅上昇など、1月〜2月の小型株バブルの再来を思わせます。
が、すでにバブルが終わった気配が漂い始めています。
その他の市場は
債券は安定して上昇中です。
貴金属は小幅に下落、原油は大幅に上昇しています。
大暴落した仮想通貨市場は、下げ止まりレンジ相場に入っています。
長期金利は金曜日に大幅下落し、為替も上下に激しく動いています。
不安定な相場が続く
株式市場は上昇傾向が強い相場になってきたように感じます。
しかし、今後市場がどのように動くか、未来のことは誰にもわかりません。
暴落しても慌てず、暴騰しても落ち着いていられるようなポートフォリオを組んでおきましょう。
長期インデックス投資では、日々の株価の上下は無視しよう
長期的に資産形成をするには、信頼できる投資先にしっかりと分散投資して、あとはゆっくりとすること。
自然に資産は増えていきますよ。
- 信頼できる銘柄(指数)への投資であること
- 適度な分散
- 余力(現金)を残しておく
短期的な上げ下げはありますが、今回紹介している指数は世界の中心的な株式指数です。
こういった指数へ長期で投資するときは、日々の株価は無視しましょう!
目先の上下に惑わされず、しっかりホールドしながら安眠できる、そんな投資を目指したいですね
仕事に、育児に、遊びに忙しいサラリーマンの資産形成には、CFDという選択肢も有力です。
CFDの取引時間はほぼ24時間。
夕食後のゆっくりした時間や通勤の電車の中、祝日でも取引することができます。
またレバレッジをかけた投資をすることもできますから、
少ない資金からから大きな利益を狙うこともできます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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せーじんのポートフォリオ
せーじんの資産状況はこちらの記事で解説しています。
4月から、ETF、レバレッジ投資信託、CFDのリターン比較実験をしています。ぜひご覧ください。
せーじんの取引履歴はこちらです
以上、【6月第1週】株式市場は小幅に上昇!ナスダックがいよいよ復活の兆し!という話題でした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。