こんにちは、せーじんです。
ついに米国株投資でセミリタイヤを達成しました!
これからもあなたに役立つブログを書いていきますので、よろしくお願いします!
あなたは、コロナショックという大暴落を小さいダメージで切り抜け、
その後の上昇局面ではしっかり上昇し、S&P500以上のリターンを見せた、
話題沸騰中の投資信託をご存知ですか?
今日登場する投資信託はこちらです
どのような投資信託なんだね?
はは、これからレポートしてまいります!
ということで、本日のお題は楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(通称:USA360)です!
張り切っていきましょ〜
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まずはリターンを確認しよう!
USA360は運用開始から1年半ほどが経過
楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(通称:USA360)は2019年11月に設定されました。
運用開始から1年半ほどが経過していますね。
この1年半はコロナショックという暴落と、底からの回復期があり、銘柄の特徴を見るのに非常に好都合です。
それでは、設定来の1年半チャートを確認して、USA360の特徴を探っていきましょう。
S&P500よりもリターンが大きく、リスクは小さい
今回は、比較対象をこの3つにしました。
- S&P500
- ナスダック総合指数
- グローバル3倍3分法ファンド(グロ3)
ではさっそく見ていきましょう。
設定来(2019年11月)チャートはこちら!
USA360は赤のチャートだから、、、
上から2番目の高リターンだね!
USA360が運営を開始した2019年11月以降の1年半のリターンを見ると、
S&P500を上回り、ナスダック総合に次ぐ2番目のリターンとなっています。
1年半のリターンをまとめましょう
銘柄 | 2019年11月以降リターン |
---|---|
ナスダック総合 | +73.46% |
USA360 | +61.28% |
S&P500 | +41.99% |
グロ3 | +24.60% |
最強指数ナスダックに迫る勢いだね!
暴落時の値動きは?コロナショックで確認しよう
チャートを見ると、コロナショックの時も下落が小さい感じがするね
そんな感じがするね。確かめてみよう
下落率 | |
---|---|
USA360 | ▲21.4% |
ナスダック総合 | ▲30.4% |
S&P500 | ▲34.0% |
おお!下落率が圧倒的に低い!
そうだね!株式指数よりも、明らかに暴落に強いよね。
運用開始以来1年半、攻めも守りもS&P500を上回る素晴らしい商品ですね。
暴落を含まない期間のリターンは、株式には及ばない
直近1年間の株価チャートで、コロナショック以降のリターンを確認しよう。
あれれ?赤のUSA360は、リターンが一番低いよ
最近1年間のような上昇局面だけを切り取ると、株式の方がリターンが大きいね。
調整局面での値動きも見てみましょう
調整局面での値動きも見てみましょう。
ちょうどいいことに、2021年6月まで株式市場はハイテクを中心に調整局面を迎えていましたね。
この期間の値動きを比較しましょう。
2021年7月26日現在、米国株式市場は調整から抜け出した感があります
2021年の調整局面でのUSA360
比較対象は、ナスダック総合とS&P500です。
USA360が一番伸びてるね!
短期間でのリターンを見てみようか
1カ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | |
---|---|---|---|---|
トータルリターン | 2.61% | 10.21% | 14.19% | 33.64% |
3ヶ月で10%、1年間で30%ほどのリターンを記録しています。
30年で112倍!?長期で投資しても十分なリターンを期待できます
たった1年半のデータじゃあ、本当にいいものかよくわからないね
それじゃあ、長期リターンも見てみようか
まだ設定から1年半なんでしょ?長期リターンなんてわからないんじゃない?
USA360はインデックスと債券を組み合わせた投資信託だから、それぞれの過去データを見ればシミュレーションができるんだよ。
それでは、楽天投資顧問が作成したシミュレーションの結果を見ていきましょう。
計測期間は1989/9/1~2019/8/31の30年間です。
米国株投資の10倍のリターン!?
あくまでも運用会社のシミュレーションだけどね。リスク・リターンと運用効率の比較も見てみようか
米国株式および当戦略のリスク・リターンと運用効率
ドルベース(カッコ内は円換算)
この30年間の間にあった、
- ITバブル崩壊やリーマンショック等の金融危機
- 2000年から10年余りの米国株式停滞期
を乗り越えての、この成績です。
というか、2000年以降の米国株式が停滞した時期やリーマンショック後の上昇がすごいです。
これは、普通の株式運用では成しえないリターンですね。
なぜ、こんなリターンが出せるのか、この投資信託の仕組みを見ていきましょう。
あくまでもバックデータだから、信じすぎちゃいけないけどね
USA360とは、株式とレバレッジをかけた債券を組み合わせた投資信託
USA360は、インデックスファンドではありません。
米国株式と米国債券へ投資する投資信託で、ポートフォリオは
です。
しかし、資金を単純に1:3の割合で株式と債券に分散した場合、大きなリターンを期待することができません。
値動きの小さい債券に資金の75%も投資したら、下落には強いけど上昇もしない投信になってしまいます。
そこで、債券部分にレバレッジを使うのです。
これが、USA360の最大の特徴です。
合計360%になるので、USA360という名称なんですね。
レバレッジ27倍って、すごい倍率だね
普通だったらリスクが高すぎるよね
債権だけにレバレッジをかけるとリスクが下がる?
どうして債権だけにレバレッジをかけるの?
株式にレバレッジをかけると、リスクが大きくなりすぎるからね
株と債券の特徴をおさらい
株と債券って、どんな特徴があるんだっけ?
- 株式 ⇒ 高リスク、高リターン
- 債券 ⇒ 低リスク、低リターン
- 株式と債券は逆に動くことが多い
⇒株式が上がると債券が下がり、株式が下がると債券が上がる
実際のチャートで確認しましょう。
画面上側にS&P500(黒)と米国長期国債ETFのTLT(青)のチャート
画面下側に相関係数(赤)を表示しました。
確かに、TLTはS&P500よりも値動きが小さいね
相関係数も、マイナスになってる期間が長いでしょ?
これは逆に値動きすることを示しているよ。
債券投資の特徴について、詳しくはこちらに記事をご覧ください
債券部分にレバレッジをかけるとリスクが下がる
リスクが低い債券部分にレバレッジをかけることで、投信全体のリスクを下げつつ、大きなリターンを狙えます。
レバレッジをかけるとリスクが下がるってどういうこと?
株式下落時を想定しましょう。
株式と債券は逆に動きますから、株式が下落したときは債券は上昇し、株式の下落をカバーしてくれます。
でも、値動きの幅が株式の方が大きいんです
そのため、株式と債券を同じだけ保有していると、
株式の下落をカバーしきれないんです。
そこで、債券部分にレバレッジをかけることで債券の上昇力を上げ、株式の下落をカバーできるようにするのです。
ただし、リーマンショック時やコロナショック時は非常に短期間でしたが株式と債券の両方が下落しました。
この場合、下落の速さは相当なものになるでしょう。
参考に、コロナショック時の株式と債券のチャートをご覧ください。
債券の値動きが、株式と逆に動いていますが、動きが小さいですね。
この動きを大きくするのがレバレッジ、というわけです。
USA360の概要
名称 | 楽天・米国レバレッジバランス・ファンド |
通称 | USA360 |
資産総額 | 136億2000万円 |
設定日 | 2019.11.5 |
分配金利回り | 0% |
実質負担経費率 | 0.4945% |
7ヶ月で資産総額が2倍に!
資産総額が130億円を超えていますね。
この記事を最初に書いた2020年12月時点では63億円ほどでしたから、
7ヶ月で2倍以上に資産が膨らんでいます。
たった7ヶ月で2倍?投資家から大人気ってことね!
投資信託への資金流入量をみると、
コロナショック真っ只中の2020年3月以外は、資金流入が続いています。
USA360でも、狼狽売りする人が多いんだね
分配金はなし、経費は高めだが許容範囲
分配金はなく、すべて再投資に回すスタイルです。
資産形成には、そうしたほうが効率がいいですね。
経費は、少しお高めの0.4945%です。
シミュレーション通りのリターンが出せるのなら、全く問題のない経費ですね。
USA360の構成とは
株式と債券のハイブリッド投信のUSA360。
具体的にはどのような資産構成なのか、チェックしていきましょう。
銘柄名 | 構成比率 |
---|---|
バンガード®・トータル・ストック・マーケットETF(VTI) | 87.7% |
短期金融資産、その他 | 12.3% |
合計 | 100% |
株式部分は、VTIなんだね
中小型株まで含めた米国全体に投資するインデックスETF
S&P500は大型株のみであるため、中小型株を含むVTIの方がより広範囲に投資できる。
経費も安く、非常に人気の高いETFです
VTIについてはこちらの記事でも解説しましたので、ぜひご覧ください
その他資産の状況
資産構成の中で「その他」がありましたね。
その他の中身は、このようになっています。
銘柄 | 構成比率 |
---|---|
米国5年国債先物 | 140.5% |
米国10年国債先物 | 140.5% |
米国株式先物 | 7.4% |
あのー、構成比が100%を超えてるんですけど
これは、レバレッジをかけてるっていうことだね。
パッと見はびっくりすると思うけど
月次レポートはこちら
まとめ
運用開始から1年半が経過したUSA360
USA360は運用開始から1年半ほどが経過しました。
この1年半で、コロナショックという大暴落と、その後の急回復を経験しました。
銘柄比較には最適な時期です。
リスクが小さくリターンが大きい
USA360は、S&P500よりもコロナショックでの下落が小さく、リスクが小さい傾向にありました。
しかし、リターンはS&P500よりも大きく、素晴らしいパフォーマンスを見せています。
楽天投資顧問のシミュレーションによると、1989年からの30年間で112倍に成長したとのこと。
この成績は、米国株式の10倍のリターン。まさに驚異的です。
特徴的な資産構成
この驚異のリターンの秘密は資産構成にあります。
USA360は、米国株式90%、債券に27倍レバレッジをかけた270%の合計360%で運用しています。
債券のみにレバレッジをかけることで、リスクを下げつつ大きなリターンを狙っています。
株式部分はVTIで手堅く構成されています。
大人気の理由がよく分かります
改めて調査しましたが、これはいい投資信託ですね。
投資家からの人気を集め、資金流入が続いている理由がよくわかります。
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以上、【USA360】30年で112倍!暴落にも強い!大人気の投資信託を徹底解説という話題でした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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