iFreeNEXT FANG+インデックス・iFreeレバレッジ FANG+はGAFA全部入り投資信託!

2021年10月18日改稿しました。

こんにちは、せーじんです。

iFreeNEXTナスダック50が大きな話題を呼んでいる大和アセットマネジメントが運用している、

高リターンの投資信託を知っていますか?

え、なになに?

iFreeNEXT FANG+インデックス

と、そのFANG+インデックスに2倍レバレッジをかけた、

iFreeレバレッジ FANG+

という投資信託です。

どんな投資信託なの?

米国と中国の、今後の成長が期待できるハイテク銘柄にまとめて投資できる投資信託なんだよ

米国と中国の両方か、なんかすごく期待しちゃうね

今回の記事では、

FANGってそもそも何?

FANG+のリスクやリターンはどうなんだろう?

というような疑問にお答えできればと思います。

では、いきましょう!

今回の記事の内容

FANG+とは、米国と中国のハイテク企業を詰め合わせたパッケージ

2つの投資信託の名前に入ってる、FANGってなに?

米国のハイテクグロース銘柄4つの頭文字をとったものだよ

FANGとは

F・・・フェイスブック

A・・・アマゾン

N・・・ネットフリックス

G・・・グーグル

GAFAみたいなノリね

実際、GAFAからアップルを抜いてネットフリックスを入れただけだしね

大和アセットマネジメントから、中国版FANGと言われるATMX+に投資する投資信託も販売しています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

FANG+指数の構成銘柄は、米国と中国の成長が期待できるテック銘柄

投資信託の名前は、FANGってなってるよね。+ってなに?

お、今日は鋭いね。FANG+指数という指数に連動する投資信託なんだよ。FANGの4銘柄に6銘柄プラスして、10銘柄で構成しているね。

NYSE FANG+指数の構成銘柄をご紹介しましょう。

No銘柄名
1フェイスブック
2アマゾン
3ネットフリックス
4グーグル
(アルファベット)
5アップル
6エヌビディア
7テスラ
8ツイッター
9アリババ
10バイドゥ

アップル入ってるじゃん!

だね。てことは、この投資信託はFANG+だけどGAFA+でもあるのかな

銘柄数は少ないけど、米国と中国の超大型テクノロジーが全部入りだね!

マイクロソフトが入ってないくらいですな

構成比

全10銘柄、10%ずつの等ウエイト

株価変動とともに比率がズレるため、四半期毎(3、6、9、12月)にリバランスする

GAFAをはじめとする米国と中国の大型テクノロジー株が、ほぼ全て入っている

狙いは集中投資によるハイパフォーマンス

構成銘柄が10全銘柄が同じウエイトというのは、iFree ATMX+と同じコンセプトです。

ハイリターンを目指しているんだろうけど、リスクもかなり大きいですね

iFreeNEXT FANG+インデックス・iFreeレバレッジ FANG+の概要

では、各投資信託の概要を確認していきましょう。

iFreeNEXT FANG+iFreeレバレッジ FANG+
資産種別投資信託投資信託
運用開始2018年1月31日2020年8月19日
総資産196.44億円65.35億円
運用会社大和アセット大和アセット
償還期限なしなし
為替ヘッジなしあり
レバレッジなし2倍
管理経費0.7755%1.275%
出典元:大和アセットマネジメントWebページ

管理経費が高いねえ

そうだね。レバレッジなしで0.7755%は高いね。この経費に見合ったリターンがあるか、よく確認しないとね

レバレッジの方だけ、為替ヘッジがついてるね

為替変動のリスクを小さくできるけど、リスクがゼロになるわけじゃないし円安のメリットは無くなっちゃうんだよね

FANG+インデックス・オープンという投資信託もあるけど、これはオススメできません

FANG+の投資信託で、FANG+インデックス・オープンっていうのもあるみたいだけど、これは紹介しないの?

うん。FANG+インデックス・オープンはオススメじゃないんだよ

えー、どうして?

この2つはどう違うのか、比較してみようか

FANG+インデックス・オープンiFreeNEXT FANG+インデックス
運営会社大和アセットマネジメント大和アセットマネジメント
設定日2018/3/52018/1/31
償還日2028/01/28無期限
購入時手数料販売会社が定める
上限2.2%
販売会社が定める
(徴収している会社なし)
経費率0.7975%0.7755%
大和アセットマネジメントwebページより出典

大和アセットマネジメントが運営する2つの投資信託ですが、

大きな違いが2つありますね。

  • 償還日の設定の有無
  • 購入時手数料の有無

この2つは、大きすぎる違いですよ。

償還日が設定されているのは大きなマイナスポイント

償還日って何?

償還日っていうのは、投資信託が終了してお金を投資家に返還する日ってことだよ

償還日を設定していると、何か問題あるの?
お金は返ってくるんだよね。

大問題だよ。特に長期投資家にとってはね

この償還期限が決まっていることの何が問題なのかというと、これ以降保有し続けることができない、

つまり長期投資ができないのです。

資産運用とは、長期にわたって保有し続けじっくりと資産を増やしていくのが鉄則とされています。

ところが、償還日が設定されている場合、その時点で強制的に売却されてしまいます。

さらに、その時点で大きなマイナスになってしまっていても、その時の価格で損失が確定してしまいます。

売るタイミングというのは本来投資家が各々の判断で決めることなんだけど

それができないっていうことね。それはマイナスポイントだねえ

購入時手数料が必要な商品は積立に不利

特に説明の必要はありませんね。

購入するたびに手数料がとられてしまうのですから、資産形成には不利に働きます。

手数料2.2%とられるのであれば、買った瞬間に2.2%の含み損となります。

さらに、FANG+インデックスオープンは経費もわずかに高くなっています。

いいとこないね

FANG+に投資するならFANG+インデックスオープンはやめておきましょう

株価チャートを確認しよう

では、各投資信託の株価チャートをチェックして、利回りを確認しましょう。

iFreeNEXT FANG+インデックスの利回りは

3年間のチャートを確認しましょう

ピンクのFANG+は、ナスダックやS&P500よりもかなり高リターンだね!

2019年までは2つの指数に遅れをとっていたみたいだけどね。コロナ後はすごい伸びだね

3年間のリターンは

iFreeNEXT FANG+ インデックス +172.76%

ナスダック総合指数 +95.81%

S&P500指数 +60.6%

1年間のチャートを比較すると

1年間のチャートで見ると、FANG+もナスダックもS&P500も、似たようなもんだね

そうだね。FANG+はこの中では上下に大きく動いてるよ
10銘柄しかないから、ボラティリティが大きくなりやすいね

1年間のリターンは

iFreeNEXT FANG+ インデックス +34.63%

ナスダック総合指数 +32.05%

S&P500指数 +32.88%

iFreeレバレッジ FANG+の利回りは

次は、レバレッジ2倍のiFreeレバレッジ FANG+の利回りを確認しましょう。

設定来(2020年8月19日)チャートを確認しましょう

iFreeレバレッジ FANG+は運用開始が2020年8月だから、まだ1年ちょっとしか経過していないね

でも、レバレッジなしが好調だったんだから、2倍レバレッジしたらすごいんだよね

じゃあ、チャートを見てみようか

おお!やっぱりレバレッジFANG+は高リターンだね!

この期間、2020年9月、2021年2月、3月、5月、8月、9月と大きな下落がたくさんあったけど、しっかり盛り返してるね。
下落が多かったから、FANG+の2倍には及んでないけど

ああ、レバレッジだから落ちる時もすごく落ちるんだよね

iFreeレバレッジ FANG+設定(2020年8月)からのリターンは

iFreeレバレッジ FANG+  +71.08%

iFreeNEXT FANG+ +44.91%

ナスダック総合指数 +37.51%

S&P500指数 +37.37%

FANG+の大きなリスク

FANG+もレバレッジFANG+も、リターンが良さそうだね!
すぐ買っちゃおう!

ちょっと待った!この投資信託、結構リスクが高いのはわかってる?

リスクってなんすか?

iFreeNEXT ATMX+には、2つの大きなリスクが、

iFreeレバレッジ FANG+には、3つの大きなリスクがあります。

iFreeNEXT FANG+の大きなリスクとは
  1. 集中投資のリスク
  2. チャイナリスク
iFreeレバレッジ FANG+の大きなリスクとは
  1. 集中投資のリスク
  2. チャイナリスク
  3. レバレッジリスク

それぞれ説明していきましょう。

集中投資のリスクとは

iFreeNEXT ATMX+は、わずか10銘柄に資産を10%ずつ振り分ける集中投資のスタイルです。

これは、このうちの1銘柄が大きな価格変動に見舞われた場合、その影響をダイレクトに受けることになります。

例えば、構成銘柄のうち1社(A社)が上場廃止(株価が0になる)、さらに別の1社(B社)がその影響で株価が20%下落したとしましょう。

このとき投資信託の基準価額がどれだけ下落するかというと、

100銘柄に1%ずつ分散している投資信託の場合

▲1%(A社の占める比率)+▲0.2%(B社の占める比率の20%)=▲1.2%

10銘柄に10%ずつ分散している場合

▲10%(A社の占める比率)+▲2%(B社の占める比率の20%=▲12%

*A社、B社以外の銘柄は影響を受けないものとします

影響が全然違うんだね!

そうだね。同じようにプラスの影響も強く受けるから、集中投資はデメリットばかりではないけどね。

チャイナリスクとは

iFreeNEXT FANG+の構成銘柄のうち、20%は中国企業です。

中国は、日本やアメリカとは社会の仕組みがかなり違う国

ということを理解しておく必要があります。

中国を支配しているのは中国共産党であり、中国での自由や経済活動は共産党の許す範囲で行うことができます

中国経済は共産党の気持ち次第

FANG+の構成銘柄でもあり、中国で最も強い影響力を持つ企業であるアリババが、共産党の怒りを買い活動に大きな制限がかかっていることは、記憶に新しいでしょう。

怒りを買った原因は、ジャックマー氏の共産党批判とされています。

政権批判をしただけで、企業活動を制限され株価も暴落する。

そんなこと、日本や米国ではありませんよね。

2021年以降、共産党はアリババ以外にも金融、不動産、教育、ゲーム、ハイテクとあらゆる分野で規制強化をしており、株価が乱高下しています。

そんな中国株が20%含まれているということは、大きなリスクと言えるでしょう。

レバレッジリスクとは

レバレッジ商品は大きなリターンを得ることができますが、大きなリスクを伴います。

レバレッジ商品のリスク

下落時には、レバレッジ効果でより大きく株価が下落する

レンジ相場では、複利効果により株価が減価する

手数料が高く、配当は低い

レバレッジは日々の値動きに対する倍率であり、2日以上保有していると大きく乖離していく

レバレッジ商品は投資家にとって非常に大きなリスクがある商品ですから、リスクとリターンをしっかりと把握して投資しましょう。

せーじんならこうする

ということで、iFreeNEXT FANG+とiFreeレバレッジ FANG+という2つの投資信託を紹介しました。

FANG+は米国と中国の非常に大きなテック企業、10銘柄に同じウエイトで投資する指数・投資信託です。

10銘柄への等ウエイト集中投資という手法は、iFree NEXT ATMX+と同様です。

iFreeレバレッジ FANG+は、そのFANG+に2倍レバレッジをかけた商品です。

過去3年ほどのリターンは、S&P500やNASDAQ100を上回る、素晴らしい成長を見せています。

しかし、分散性、チャイナリスクといった大きなリスクが見えています。

せーじんも、中国には今後の可能性を感じてはいます。

しかし、米国や欧州との対立が激化しており、先が読みづらい状況です。

iFreeNEXT FANG+もiFreeレバレッジ FANG+は魅力的な投資信託ですが、全力投資はしない方がいいでしょう。

ポートフォリオのトッピングとして、投資すべきです。

メリットは

  • 高い成長性
  • 中国企業への分散ができる

デメリットは

  • 構成銘柄がわずか10しかなく、リスクが高い
  • 経費が高い
  • 中国という国がリスクとなり得る

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せーじんのポートフォリオ

せーじんの資産状況と取引履歴は、毎月紹介しています。

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毎月経過を報告していますので、ぜひご覧ください。

どれが一番儲かるのかな〜?

FIRE達成!専業投資家「せーじん」...

以上、iFreeNEXT FANG+インデックス・iFreeレバレッジ FANG+はGAFA全部入り投資信託!という話題でした。

本日も最後までご覧いただきありがとうございます。

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