SBI・V・全米インデックスファンドと楽天全米株式インデックスファンド、2つの投資信託を徹底比較

こんにちは、せーじんです。

S&P500投資信託で、信託報酬が最も安いのは

「SBI・バンガード・S&P500(2021年6月15日以降は「SBI・V・S&P500に名称変更」)

という投信です。

この「SBI・V」シリーズに、6月29日から新たな投資信託が加わります

その名も、

SBI・V・全米株式インデックスファンド(愛称:SBI・V・全米株式)

といいます。

S&P500投資信託で最安のシリーズだから、この投資信託も経費が安いんだよね!

非常におトクになっております

投資対象が同じく全米株式で、非常に人気の高い投資信託

楽天バンガード全米株式(楽天VTI)の直接的なライバルです。

今日は、この2つの投資信託を比較していきましょう。

今回の記事の内容

ファンド名の「全米株式」とは

ファンドの名前に全米株式ってあるけど、S&P500とは違うの?

そうだね。S&P500とは違うものだよ

全米株式とS&P500の違いは

全米株式とS&P500

米国のあらゆる企業に幅広く投資する指数ですが、異なる点があります。

それは、中小型株を含むか、大型株のみかという点です。

  • 全米株式=中小型株を含む指数
  • S&P500=大型株のみで構成された指数
S&P500全米株式
投資先米国米国
対象銘柄大型株大中小型株
銘柄数500約4000

構成銘柄数もずいぶん違うんだね

中小企業ってたくさんあるからね

SBI・V・全米株式と楽天VTIの概要

それでは、6月29日からスタートするSBI・V・全米株式と、現在人気の楽天VTIを比較していきましょう。

SBI・V・全米株式楽天VTI
運用会社SBIアセットマネジメント楽天投信投資顧問
設定日2021年6月29日2017年9月29日
主要投資対象全米株式ETF(VTI)全米株式ETF(VTI)
信託報酬*0.0938%0.162%
販売会社SBI証券のみ主要証券会社、銀行
出典元:SBIアセットマネジメント、楽天投信投資顧問Webページ
  • 信託報酬には、VTIの管理経費0.03%を含んでいます

投資対象は同じ、米国ETFのVTI

投資対象は、両方ともVTIなんだね!

そうだね。投資対象が同じだから、リターンは同じだろうね。

違いは信託報酬!

信託報酬には、違いがありますね。

楽天VTIは0.162%なのに対し、SBI・V・全米株式は0.0938%です。

差は0.08%です。

これを大きいと見るかは小さいと見るかは人によりますが、

同じ投資先であれば経費が高い方を買う理由はありませんね。

使っている証券会社によって買う投資信託が変わるだけ

どっちを買おうかなあ

とお悩みの方、基本的には悩む必要はありません。

販売している証券会社が違うからです。

SBI証券を使っているひとは

SBI証券を使っている人は、経費の安いSBI・V・全米株式!

SBI証券以外のひとは

SBI・V・全米株式は買えません。楽天VTIですね!

SBI証券の公式Webページはこちらです。

あわせて読みたい

全米株式のリターンを確認しよう!

全米株式のリターンが気になるね。S&P500よりも上なのかな?

じゃあ、早速見てみよう!

SBI・V・米国株式と楽天VTIの投資先である全米株式と、大企業のみのS&P500、リターンの違いを見てみましょう。

それぞれ、代表的なETFの株価チャートを使います。

今回使用するETFは
  • 全米株式:VTI
  • S&P500:VOO

10年間リターンは、ほぼ同じです

まず2011年6月以降の10年間の株価チャートを確認しましょう。

黒:全米株式(VTI) 青:S&P500(VOO)

10年間のリターンは、

全米株式(VTI)  +234.50%

S&P500(VOO) +233.63%

でした。

うーん。同じだね(笑)

そうだね。リターンは変わらないね

2021年初来リターンも、ほぼ同じです

一応、最近のリターンも確認しましょう。

2021年初来の株価チャートです。

黒:全米株式(VTI) 青:S&P500(VOO)

2021年初来のリターンは、

全米株式(VTI)  +13.22%

S&P500(VOO) +13.30%

でした・

やっぱり最近だけでもリターンは同じだね

2月〜3月にあった小型株ブームの時は、小型株を含むVTIがかなり上に行ってるね。すぐにS&P500に追いつかれたけど。

全米株式とS&P500の投資信託を比較すると

S&P500投資信託の最安はSBI・V・S&P500です。

信託報酬は、SBI・V・全米株式と同じ0.0938%です。

が、SBI証券でしか買えません。

SBI証券以外で買える投資信託でもっともコストが低いのは、

eMAXISslim米国株式(S&P500)の0.0968%です

楽天VTIの0.168%より低コストで投資できます。

まとめ

SBI・V・全米株式運用開始!楽天VTIとの違いは?

2021年6月29日、SBI・V・全米株式の運用が始まります。

全米株式に投資する投資信託は、これまで楽天VTIのみでしたから、新たな選択肢が加わることになります。

両投資信託の概要を比較しましょう。

SBI・V・全米株式楽天VTI
運用会社SBIアセットマネジメント楽天投信投資顧問
設定日2021年6月29日2017年9月29日
主要投資対象全米株式ETF(VTI)全米株式ETF(VTI)
信託報酬*0.0938%0.162%
販売会社SBI証券のみ主要証券会社、銀行
出典元:SBIアセットマネジメント、楽天投信投資顧問Webページ

SBI・V・全米株式と楽天VTIは投資先が同じです。値動きも同じでしょう。

違いは信託報酬と販売会社にあります

楽天VTIの信託報酬が0.162%なのに対し、SBI・V・全米株式はわずか0.0938%

かなり安いですね。

ただし、SBI・VシリーズはSBI証券でしか買えません

他の証券会社を使っている人は、今まで通り楽天VTI一択です。

全米株式とS&P500の違いは?

  • 全米株式は中小企業を含む4000銘柄、
  • S&P500は大企業のみ500銘柄

が含まれています。

中小企業を含むかどうか、という違いはありますが、

実はリターンや値動きは変わりません

好みでいいと思います。

せーじんは、せっかくなら中小企業にも分散投資したいので、全米株式につみたてNISAしています

全米株式とS&P500の投資信託を比較すると

S&P500投資信託の最安はSBI・V・S&P500ですが、信託報酬は全米株式と同じ0.0938%です。

SBI証券以外で買えるのは、eMAXISslim米国株式(S&P500)ですね。

こちらは0.0968%ですから、楽天VTIの0.168%より低コストで投資できます。

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せーじんの資産状況はこちらの記事で解説しています。

せーじんの取引履歴はこちらです

4月から、S&P500のETF、レバレッジ投資信託、CFDのリターン比較実験をしています。

毎月リターンの報告をしています。最新の報告はこちら。

以上、SBI・V・全米インデックスファンドと楽天全米株式インデックスファンド、2つの投資信託を徹底比較という話題でした。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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