【12月第5週】2021最終週、各指数・株価好調だが、仮想通貨はマズイ

あけましておめでとうございます、せーじんです。

2022年になっちゃったね。今年の相場はどうなるかな?

米国では2021年11月から始まったテーパリングが完了し、3回程度の利上げがあると予想されているね

てことは、2020年とか2021年ほどは上がらない?

そんな予想が主流になってるかな。まあ個人投資家の予想はいつも裏切られるもんだけど

良い方に裏切られるんなら良いけどねえ

ということで、いつもどおり今週の相場の状況をチェックしていきましょう。

12月第5週の市場の状況まとめ
  • 株式市場は、各国市場で小幅上昇
  • 仮想通貨は、ビットコイン、イーサリアムとも下落傾向続く
  • 債券は、やや下落
  • 米長期国債利回り・短期国債利回りともに上昇、金利差の縮小が止まる
  • コモディティは、原油・天然ガスが上昇、金・銀は上昇、農作物は下落

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今回の記事の内容

今週の株式市場を確認しよう!

各国、ほとんどの指数が上昇

それでは、今週の世界の株式市場の値動きを確認しましょう。

指数週単位月単位1年間
日経平均株価0.033.744.91
TOPIX0.283.4210.40
JASDAQ0.840.48-2.73
NYダウ1.084.9018.73
S&P5000.854.1326.89
ナスダック総合-0.051.7121.39
ラッセル20000.211.8113.75
ユーロ・ストックス501.204.8221.21
上海総合指数0.601.854.80
深セン成分指数1.000.622.67
香港ハンセン0.75-1.64-14.08
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今週はほとんどの指数がプラスだね!
年末ラリーというには、おとなしい動きだけど

では、1%以上の上昇を見せた指数を確認していきましょう。

今週1%以上値上がりした指数
  • ダウ平均
  • ユーロストックス50
  • 深圳成分

先週は、米国と欧州の多くの指数が大幅上昇しましたが、

今週は、ダウ平均、ユーロストックス50、深圳成分が1%以上の上昇をしています。

最大上昇幅は、先週は3%以上もあったけど今週は1.2%だね

日米欧中のどの国も1%前後の上昇だね。ナスダック総合だけが僅かにマイナス

では、次に1%以上下落した指数を確認していきましょう。

今週1%以上値下がりした指数
  • なし

先週は、JASDAQと深圳成分が大幅マイナスとなりましたが、

今週は、1%以上マイナスの指数はありませんでした

唯一マイナスのナスダック総合は、▲0.05%

今週の世界市場の傾向は
  • プラスリターンの指数が10
  • マイナスリターンの指数が1
年末ラリーなのかな

S&P500の上昇は一服

週の中ではどんな動きをしていたのかな?
株価チャートを確認してみよう!

この1週間のS&P500ETF、SPYの株価チャートです。

月曜日に大きく上がったね
でも、火曜日以降はぜんぜん上がってないよ

年末に利益確定する投資家が多いからね。
来週は買い戻しで上がる!といいんだけど

先週との比較

先週の値動きとの比較をしてみましょう。

指数今週騰落先週騰落
日経平均株価0.030.83-0.80
TOPIX0.280.120.16
JASDAQ0.84-1.232.07
NYダウ1.081.65-0.57
S&P5000.852.28-1.43
ナスダック総合-0.053.19-3.24
ラッセル20000.213.11-2.90
ユーロ・ストックス501.202.51-1.31
上海総合指数0.60-0.390.99
深セン成分指数1.00-1.062.06
香港ハンセン0.750.130.62

米国と欧州のプラス幅は小さくなったんだね。
中国は先週のマイナスからプラスに変わってるよ

日本もじわじわ上がってきてるね。
政治的に、今の状態では日本への投資は怖すぎるけどね

各セクターの状況を確認

ヒートマップを確認しよう

セクターごとの好不調を、ヒートマップで確認しましょう。

ヒートマップは、市場の動きが一眼でわかっちゃうね!

ヒートマップの詳しい説明はこちらの記事をご覧ください

ヒートマップの見方

今週1週間のパフォーマンスはこちら

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今週は全体的に緑が多いね。

そうだね。しかも、緑は明るめ、赤は暗めが多いね

ヒートマップから読み取れる、

プラス幅の大きかったセクターと、マイナス幅の大きかったセクターを見ていきましょう。

大幅に上昇したセクターは、不動産、生活必需品、天然ガスなど

今週の市場を、よくみていきます。

ヒートマップは、緑が目立ちますが、

この中から、明るい緑色(大幅上昇)をチェックしていきましょう。

インバースやレバレッジは除いています

プラス幅の大きめだったセクター
  • 不動産
  • 素材
  • 公益事業
  • 生活必需品
  • 金鉱
  • 天然ガス、原油

うわ!たくさんあるね!

公益事業や生活必需品、天然ガスが上がってるね。
先週大きく下がったセクターが買われてるみたい

大きなマイナスのセクターは、バイオテクノロジー、クリーンエネルギー、農作物など

次に、大きなマイナスリターンのセクターを探してみましょう。

マイナスのセクターは少ないけど、大きなマイナスがありますね

マイナス幅の大きかったセクター
  • バイオテクノロジー
  • クリーンエネルギー
  • インターネット関連
  • 穀物、とうもろこし、コーヒー
  • パラジウム
  • ウラン

バイオ、クリエネ、インターネットが大きくマイナスかあ。流行のグロースは調子が悪いんだね

その他にも、ウラン関連は7%近い下落をしてるし、農作物やパラジウムは2〜3%の下落だよ

バリューとグロースの強さは
  • グロース +0.2%
  • バリュー +1.4%

今週はグロース、バリューともに上昇しましたが、バリューの方が大きな上昇でした

先週と比較しよう

先週のヒートマップと比較してみましょう。

これが先週のヒートマップです。

先週は、赤も緑も明るいところが多いね

続いて、今週のヒートマップをもう一度見てみましょう。

先週よりも緑が増えてるけど、全体的に暗め

特定のセクターが上昇したり下落したわけじゃなく、全体的に小幅上昇っていう感じかな

長期金利・短期金利とも上昇、長短金利差は横ばい

米国10年債の金利チャートを見てみましょう。

米10年債の利回りは、上昇が一段落しやや下落しました。

ですが、上値も下値を切り上げていますから、今後波打ちながら上昇していく可能性を示唆しています。

次に米短期金利(2年国債)も確認しましょう。

2年国債は、もっとわかりやすく上昇基調が続いていますね。

4カ月で0.2%から0.73%超まで上昇しています。

では、長短金利差はどうでしょう

長短金利差(10年債金利ー2年債金利)のチャートです。

長短金利差は縮小傾向が続いていましたが、下げ止まりの動きを見せています。

金利差が拡大とか縮小するとどうなるんだっけ?

長短金利差の縮小は、主に金融セクターへマイナスの影響を与えます。

これは、銀行をはじめとする金融機関は、長短金利差から収益を上げているからですね

金融機関は、長短金利差から収益をあげる

金融機関は、資金を調達し、その資金を貸し付けて利子を得ることで収益を上げます。

  • 金利の安い短期金利で資金を調達
  • 金利の高い長期金利で貸付
金利の差が小さいと収益をあげにくいんです

仮想通貨を見てみよう

株価は上がったけど、仮想通貨はどうなったんだろう?

では、確認していきましょう

ビットコインは再び下落。46000ドルを守れるか

まずはビットコインから!

今週のチャートはこちら。

ちょっと上がったけど、また下がっちゃったね

いまの価格46000ドルは、ちょうど前回安値のラインだね。ここで耐えられれば、再び上昇する可能性が高まりそうだよ。

来週が勝負だね!

イーサリアムは前回安値を割り込む

イーサリアムはどうだろ?

イーサリアムは前回安値を割っちゃってるね

一応反発してるけど、弱いなあ。
ちょっとマズイ感じかもね

ドル円の為替は、じわじわと円安が進む

ドル円の為替レートも確認していきましょう

少しずつ円安が進んでるね

今週は、115円を突破したね。どこまで円安が進むのかな

ところで、円高とか円安になると、どうなるんだっけ?

円高になると

日本円からドル建て資産への投資はしやすくなりますが、円換算の資産評価額は減少します。

円安になると

円換算資産評価額は増加しますが、円での投資は投資はしにくくなります。

為替と資産の関係については、こちらの記事で解説しました。

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まとめ

ということで、12月第5週の世界の市場の動きを見てきました。

年末ラリーで大きく上昇!

というわけではありませんでしたが、どの市場も上昇していましたね。

株式市場は

今週の株式市場は、日米欧中の各市場で株価が上昇しました。

多くのセクターが上昇し、マイナスのセクターはあまり多くはありませんでした。

上昇したのは、不動産、生活必需品、公益事業、素材など

下落したのは、バイオテクノロジー、クリーンエネルギー、インターネット関連です。

バリュー株は大きく伸び、グロース株の伸びはごくわずかとなっています。

その他の市場は

エネルギーは、原油・天然ガス共に上昇

貴金属は、プラチナとパラジウムが下落、金や銀は上昇しています

農業商品は、穀物・とうもろこし・コーヒーとも大きく下落しています。

債券は、小幅に下落しました。

仮想通貨市場は、ビットコイン、イーサリアムともに下落傾向が続いています。

為替は、じわじわと円安が進んでいます。

市場の波乱が予想される2022年

2021年は下落したり、上昇したり、株式市場のボラティリティが非常に高く感じました。

が、データで見ると2021年は大きな下落のない特殊な年であったようです。

金融緩和が終わり、利上げが始まる2022年は今年以上に大きな乱高下があることは確実

暴落しても慌てず、暴騰しても落ち着いていられるようなポートフォリオを組み、

日々の生活を相場に振り回されないようにしましょう。

長期インデックス投資では、日々の株価の上下は無視しよう

長期的に資産形成をするには、信頼できる投資先にしっかりと分散投資して、あとはゆっくりとすること

長期で見れば、自然に資産は増えていきますよ。

安眠できる長期投資のコツとは
  1. 信頼できる銘柄(指数)への投資であること
  2. 適度な分散
  3. 余力(現金)を残しておく

短期的な上げ下げはありますが、今回紹介している指数は世界の中心的な株式指数です。

こういった指数へ長期で投資するときは、日々の株価は無視しましょう!

目先の上下に惑わされず、しっかりホールドしながら安眠できる、そんな投資を目指したいですね

忙しいサラリーマンが投資をするならCFDも検討したいですね

仕事に、育児に、遊びに忙しいサラリーマンの資産形成には、CFDという選択肢も有力です。

CFDの取引時間はほぼ24時間。

夕食後のゆっくりした時間や通勤の電車の中、祝日でも取引することができます。

またレバレッジをかけた投資をすることもできますから、

少ない資金からから大きな利益を狙うこともできます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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せーじんの資産状況と取引履歴は、毎月紹介しています。

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FIRE達成!専業投資家「せーじん」...

【12月第4週】今度こそ年末ラリー開始?株価急騰で投資家ニッコリという話題でした。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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