あけましておめでとうございます、せーじんです。
2022年になっちゃったね。今年の相場はどうなるかな?
米国では2021年11月から始まったテーパリングが完了し、3回程度の利上げがあると予想されているね
てことは、2020年とか2021年ほどは上がらない?
そんな予想が主流になってるかな。まあ個人投資家の予想はいつも裏切られるもんだけど
良い方に裏切られるんなら良いけどねえ
ということで、いつもどおり今週の相場の状況をチェックしていきましょう。
- 株式市場は、各国市場で小幅上昇
- 仮想通貨は、ビットコイン、イーサリアムとも下落傾向続く
- 債券は、やや下落
- 米長期国債利回り・短期国債利回りともに上昇、金利差の縮小が止まる
- コモディティは、原油・天然ガスが上昇、金・銀は上昇、農作物は下落
せーじんのポートフォリオについてはこちら
今週の株式市場を確認しよう!
各国、ほとんどの指数が上昇
それでは、今週の世界の株式市場の値動きを確認しましょう。
指数 | 週単位 | 月単位 | 1年間 |
---|---|---|---|
日経平均株価 | 0.03 | 3.74 | 4.91 |
TOPIX | 0.28 | 3.42 | 10.40 |
JASDAQ | 0.84 | 0.48 | -2.73 |
NYダウ | 1.08 | 4.90 | 18.73 |
S&P500 | 0.85 | 4.13 | 26.89 |
ナスダック総合 | -0.05 | 1.71 | 21.39 |
ラッセル2000 | 0.21 | 1.81 | 13.75 |
ユーロ・ストックス50 | 1.20 | 4.82 | 21.21 |
上海総合指数 | 0.60 | 1.85 | 4.80 |
深セン成分指数 | 1.00 | 0.62 | 2.67 |
香港ハンセン | 0.75 | -1.64 | -14.08 |
今週はほとんどの指数がプラスだね!
年末ラリーというには、おとなしい動きだけど
では、1%以上の上昇を見せた指数を確認していきましょう。
- ダウ平均
- ユーロストックス50
- 深圳成分
先週は、米国と欧州の多くの指数が大幅上昇しましたが、
今週は、ダウ平均、ユーロストックス50、深圳成分が1%以上の上昇をしています。
最大上昇幅は、先週は3%以上もあったけど今週は1.2%だね
日米欧中のどの国も1%前後の上昇だね。ナスダック総合だけが僅かにマイナス
では、次に1%以上下落した指数を確認していきましょう。
- なし
先週は、JASDAQと深圳成分が大幅マイナスとなりましたが、
今週は、1%以上マイナスの指数はありませんでした。
唯一マイナスのナスダック総合は、▲0.05%
S&P500の上昇は一服
週の中ではどんな動きをしていたのかな?
株価チャートを確認してみよう!
この1週間のS&P500ETF、SPYの株価チャートです。
月曜日に大きく上がったね
でも、火曜日以降はぜんぜん上がってないよ
年末に利益確定する投資家が多いからね。
来週は買い戻しで上がる!といいんだけど
先週との比較
先週の値動きとの比較をしてみましょう。
指数 | 今週騰落 | 先週騰落 | 差 |
---|---|---|---|
日経平均株価 | 0.03 | 0.83 | -0.80 |
TOPIX | 0.28 | 0.12 | 0.16 |
JASDAQ | 0.84 | -1.23 | 2.07 |
NYダウ | 1.08 | 1.65 | -0.57 |
S&P500 | 0.85 | 2.28 | -1.43 |
ナスダック総合 | -0.05 | 3.19 | -3.24 |
ラッセル2000 | 0.21 | 3.11 | -2.90 |
ユーロ・ストックス50 | 1.20 | 2.51 | -1.31 |
上海総合指数 | 0.60 | -0.39 | 0.99 |
深セン成分指数 | 1.00 | -1.06 | 2.06 |
香港ハンセン | 0.75 | 0.13 | 0.62 |
米国と欧州のプラス幅は小さくなったんだね。
中国は先週のマイナスからプラスに変わってるよ
日本もじわじわ上がってきてるね。
政治的に、今の状態では日本への投資は怖すぎるけどね
各セクターの状況を確認
ヒートマップを確認しよう
セクターごとの好不調を、ヒートマップで確認しましょう。
ヒートマップは、市場の動きが一眼でわかっちゃうね!
ヒートマップの詳しい説明はこちらの記事をご覧ください
ヒートマップの見方
今週1週間のパフォーマンスはこちら
今週は全体的に緑が多いね。
そうだね。しかも、緑は明るめ、赤は暗めが多いね
ヒートマップから読み取れる、
プラス幅の大きかったセクターと、マイナス幅の大きかったセクターを見ていきましょう。
大幅に上昇したセクターは、不動産、生活必需品、天然ガスなど
今週の市場を、よくみていきます。
ヒートマップは、緑が目立ちますが、
この中から、明るい緑色(大幅上昇)をチェックしていきましょう。
インバースやレバレッジは除いています
- 不動産
- 素材
- 公益事業
- 生活必需品
- 金鉱
- 天然ガス、原油
うわ!たくさんあるね!
公益事業や生活必需品、天然ガスが上がってるね。
先週大きく下がったセクターが買われてるみたい
大きなマイナスのセクターは、バイオテクノロジー、クリーンエネルギー、農作物など
次に、大きなマイナスリターンのセクターを探してみましょう。
マイナスのセクターは少ないけど、大きなマイナスがありますね
- バイオテクノロジー
- クリーンエネルギー
- インターネット関連
- 穀物、とうもろこし、コーヒー
- パラジウム
- ウラン
バイオ、クリエネ、インターネットが大きくマイナスかあ。流行のグロースは調子が悪いんだね
その他にも、ウラン関連は7%近い下落をしてるし、農作物やパラジウムは2〜3%の下落だよ
- グロース +0.2%
- バリュー +1.4%
今週はグロース、バリューともに上昇しましたが、バリューの方が大きな上昇でした
先週と比較しよう
先週のヒートマップと比較してみましょう。
これが先週のヒートマップです。
先週は、赤も緑も明るいところが多いね
続いて、今週のヒートマップをもう一度見てみましょう。
先週よりも緑が増えてるけど、全体的に暗め
特定のセクターが上昇したり下落したわけじゃなく、全体的に小幅上昇っていう感じかな
長期金利・短期金利とも上昇、長短金利差は横ばい
米国10年債の金利チャートを見てみましょう。
米10年債の利回りは、上昇が一段落しやや下落しました。
ですが、上値も下値を切り上げていますから、今後波打ちながら上昇していく可能性を示唆しています。
次に米短期金利(2年国債)も確認しましょう。
2年国債は、もっとわかりやすく上昇基調が続いていますね。
4カ月で0.2%から0.73%超まで上昇しています。
では、長短金利差はどうでしょう
長短金利差(10年債金利ー2年債金利)のチャートです。
長短金利差は縮小傾向が続いていましたが、下げ止まりの動きを見せています。
金利差が拡大とか縮小するとどうなるんだっけ?
長短金利差の縮小は、主に金融セクターへマイナスの影響を与えます。
これは、銀行をはじめとする金融機関は、長短金利差から収益を上げているからですね
仮想通貨を見てみよう
株価は上がったけど、仮想通貨はどうなったんだろう?
では、確認していきましょう
ビットコインは再び下落。46000ドルを守れるか
まずはビットコインから!
今週のチャートはこちら。
ちょっと上がったけど、また下がっちゃったね
いまの価格46000ドルは、ちょうど前回安値のラインだね。ここで耐えられれば、再び上昇する可能性が高まりそうだよ。
来週が勝負だね!
イーサリアムは前回安値を割り込む
イーサリアムはどうだろ?
イーサリアムは前回安値を割っちゃってるね
一応反発してるけど、弱いなあ。
ちょっとマズイ感じかもね
ドル円の為替は、じわじわと円安が進む
ドル円の為替レートも確認していきましょう
少しずつ円安が進んでるね
今週は、115円を突破したね。どこまで円安が進むのかな
ところで、円高とか円安になると、どうなるんだっけ?
- 円高になると、
-
日本円からドル建て資産への投資はしやすくなりますが、円換算の資産評価額は減少します。
- 円安になると、
-
円換算資産評価額は増加しますが、円での投資は投資はしにくくなります。
為替と資産の関係については、こちらの記事で解説しました。
まとめ
ということで、12月第5週の世界の市場の動きを見てきました。
年末ラリーで大きく上昇!
というわけではありませんでしたが、どの市場も上昇していましたね。
株式市場は
今週の株式市場は、日米欧中の各市場で株価が上昇しました。
多くのセクターが上昇し、マイナスのセクターはあまり多くはありませんでした。
上昇したのは、不動産、生活必需品、公益事業、素材など
下落したのは、バイオテクノロジー、クリーンエネルギー、インターネット関連です。
バリュー株は大きく伸び、グロース株の伸びはごくわずかとなっています。
その他の市場は
エネルギーは、原油・天然ガス共に上昇
貴金属は、プラチナとパラジウムが下落、金や銀は上昇しています
農業商品は、穀物・とうもろこし・コーヒーとも大きく下落しています。
債券は、小幅に下落しました。
仮想通貨市場は、ビットコイン、イーサリアムともに下落傾向が続いています。
為替は、じわじわと円安が進んでいます。
市場の波乱が予想される2022年
2021年は下落したり、上昇したり、株式市場のボラティリティが非常に高く感じました。
が、データで見ると2021年は大きな下落のない特殊な年であったようです。
金融緩和が終わり、利上げが始まる2022年は今年以上に大きな乱高下があることは確実
暴落しても慌てず、暴騰しても落ち着いていられるようなポートフォリオを組み、
日々の生活を相場に振り回されないようにしましょう。
長期インデックス投資では、日々の株価の上下は無視しよう
長期的に資産形成をするには、信頼できる投資先にしっかりと分散投資して、あとはゆっくりとすること。
長期で見れば、自然に資産は増えていきますよ。
- 信頼できる銘柄(指数)への投資であること
- 適度な分散
- 余力(現金)を残しておく
短期的な上げ下げはありますが、今回紹介している指数は世界の中心的な株式指数です。
こういった指数へ長期で投資するときは、日々の株価は無視しましょう!
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【12月第4週】今度こそ年末ラリー開始?株価急騰で投資家ニッコリという話題でした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。