【9月第5週】世界中で株式市場が急落!それでも急騰した投資先はこちら!

こんにちは、セミリタイヤしたせーじんです。

先週の記事で、

9月の調整が終わりそうです

みたいなことを書いてしまいましたが、全く終わっていませんでした。

油断させてからの、最下落。

市場は実に意地悪ですね。

強烈な下落をしていただいたので、せーじんの短期投資CFDの含み損がとんでもないことになっています(泣)

どんまい

それでは、今週の市場の動きをお届けしていきましょう!

9月第5週の市場の状況まとめ
  • 株式市場は、香港ハンセンを除き大幅マイナス
  • 仮想通貨は、ビットコイン・イーサリアムとも急落から反発
  • 債券は下落
  • 米長期国債利回り、短期国債利回りともに急上昇から落ち着き、金利差も拡大から落ち着き
  • コモディティは、天然ガスや原油、農作物が大幅上昇、金銀は小幅上昇

せーじんのポートフォリオについてはこちら

今回の記事の内容

今週の株式市場を確認しよう!

米国・日本は大幅マイナス、ハンセン指数は上昇

それでは、今週の世界の株式市場の値動きを確認しましょう。

指数週単位月単位年初来1年間
日経平均株価-4.890.804.8324.93
TOPIX-5.000.1410.0623.43
JASDAQ-3.530.134.2011.96
NYダウ-1.35-3.1512.1524.00
S&P500-2.27-4.0315.9230.04
ナスダック総合-3.20-4.9913.0231.53
ラッセル2000-0.24-2.6613.5745.70
ユーロ・ストックス50-2.96-4.6513.5926.46
上海総合指数-1.24-0.802.7410.88
深セン成分指数-0.340.22-1.1210.86
香港ハンセン1.59-5.81-9.754.76
Investing.com 日本
世界の主要株価指数 - Investing.com 日本 世界の主要株価指数のレートをリアルタイムでご覧いただけます。それぞれの指数の現在価格、高値、安値、変動率をご覧いただけます。

今週は、どの市場もすごい下落だね!
なぜか香港ハンセンだけ結構なプラスだけど

特に調子の良かった日本株が売り込まれてるね。日経平均もTOPIXもひどい下落だよ

では、1%以上の上昇を見せた指数を確認していきましょう。

今週1%以上値上がりした指数
  • 香港ハンセン

先週まで2週間連続で、1%以上上昇した指数はありませんでしたが、

今週は香港ハンセン指数が1%以上上昇しました。

久しぶりに1%プラスの指数があったけど、、、

プラスなのは香港ハンセンだけ。あとはほとんど大幅なマイナスだよ

今週1%以上値下がりした指数
  • 日経平均、TOPIX、JASDAQ
  • ダウ平均、S&P500、NASDAQ総合
  • ユーロストックス50
  • 上海総合

先週は、香港ハンセンだけが1%以上のマイナスだったのですが、

今週は、日米欧中の主要指数はすべて大幅マイナスでした。

小幅マイナスで済んだのは、ラッセル2000と深圳成分の2つだけ

最も下落したのは、TOPIXの▲5%だったね

今週の世界市場の傾向は
  • プラスリターンの指数が1
  • マイナスリターンの指数が10
ハンセン以外は全てマイナス

米国市場は急落

週の中ではどんな動きをしていたのかな?
株価チャートを確認してみよう!

この1週間のS&P500ETF、SPYの株価チャートはこちらです。

青いところが今週だよね。なんか、とんでもない下落なんですが

火曜日と木曜日に大きく下がってるね。
金曜日に少しリバウンドしたけど、調整終了したのか判断が難しいな

下落局面らしく、今週も割合大きな出来高で推移しています。

火曜日、木曜日の急落時に出来高が大きいのですが、

金曜日のリバウンドも、火曜日・木曜日と同じくらい大きな出来高を伴っています。

9月も終わったし、調整の方もそろそろ終わりにしてくれないかな

テクニカル的に見てみましょう。

青い範囲:ボリンジャーバンド 黒線:100日移動平均線

金曜日の反発は、ちょうどボリンジャーバンドの下限と100日移動平均線にぶつかったところだったんですね。

一度反発するのがセオリーといったポイントです。

これからどうなるの?

来週、100日移動平均線を下に突破したら、さらにとんでもない下落が待っているかも。せーじんは、引き続きCFDの売りで保険をかけるよ

各国市場の値動きは?

今週はどの市場も大幅マイナスだったんだよね。
どれも同じように下落したのかな

日本、中国、米国3指数を加えたチャートを確認しようか

各国株価指数の、9月のチャートを見てみましょう。

黒:米国(S&P500、NASDAQ100、ダウ平均)

灰:米国(ラッセル2000) 

青:日本(日経平均、TOPIX) 

赤:中国(上海総合、香港ハンセン) 

米国の4指数も、日本の2指数も似たような動きだけど、中国の2指数は動きが違うんだね

日本と上海は上昇後に下落、米国とハンセンは一方的に下落してるね。
今週の値動きを見ると、S&P500とダウ平均は上海総合の1日遅れで動いてるように見えるなあ

ってことは、上海総合の値動きを見れば米国株の動きも予想できるのかな?

かもしれないんだけど、中国は10/1~10/7まで国慶節でお休み
指数も動かないんだよ

先週との比較

先週の値動きとの比較をしてみましょう。

指数今週騰落先週騰落
日経平均株価-4.89-0.82-4.07
TOPIX-5.00-0.45-4.55
JASDAQ-3.53-0.80-2.73
NYダウ-1.350.62-1.97
S&P500-2.270.51-2.78
ナスダック総合-3.200.02-3.22
ラッセル2000-0.240.76-1.00
ユーロ・ストックス50-2.960.67-3.63
上海総合指数-1.24-0.02-1.22
深セン成分指数-0.34-0.01-0.33
香港ハンセン1.59-2.924.51

香港ハンセンは先週より改善してるけど、それ以外は先週よりかなり落ちてるんだね

各セクターの状況を確認

ヒートマップを確認しよう

セクターごとの好不調を、ヒートマップで確認しましょう。

ヒートマップは、市場の動きが一眼でわかっちゃうね!

ヒートマップの詳しい説明はこちらの記事をご覧ください

ヒートマップの見方

今週1週間のパフォーマンスはこちら

出典元:finviz.com
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今週は、ほとんど真っ赤だけど、明るい緑もあるんだね

そうだね。指数は大幅下落だけど、一部のセクターで大幅プラスだね。
これは興味深いですな

ヒートマップから読み取れる、

プラス幅の大きかったセクターと、マイナス幅の大きかったセクターを見ていきましょう。

大幅に上昇したセクターは、銀行、エネルギー、天然ガス、コーヒーなど

今週の市場を、よくみていきましょう。

インバースやベア型を除けば、ほぼ全てのセクターが真っ赤になっています。

そんな中、数少ない明るい緑をチェックしていきましょう。

インバースやレバレッジは除いていますよ

プラス幅の大きかったセクター
  • エネルギーセクター
  • 銀行
  • 天然ガス、原油、ガソリン
  • とうもろこし、コーヒー
  • ベースメタル

とんでもない下落ぶりだったけど、大幅プラスのセクターも結構あるんだね

株式は全体的に弱いけど、銀行株とコモディティは強かったね

大きなマイナスのセクターは、グロース、半導体、ヘルスケア、日本など

今週は、ほぼ全てのセクターが大きなマイナスになりました。

その中でも、とても大きくマイナスとなったセクターを挙げていきましょう。

マイナス幅の大きかったセクター
  • グロース株
  • ヘルスケア、バイオテクノロジー
  • 一般消費財
  • 半導体
  • 日本、台湾、欧州

グロースが3.5%くらいのマイナスだったよ。バリュー株の下落0.8%に比べるとかなり大きく落ちてるね

3%、4%下落が当たり前の週って、なんかすごい1週間だったね

今週の傾向は
  • 世界各国の株価指数は大幅下落、ハンセンだけは大幅プラス
  • エネルギー、銀行、ベースメタルは大幅上昇
  • 金、銀は小幅上昇
  • 原油、天然ガス、農作物などのコモディティは大幅上昇
  • 国債は下落
下落の中にも上昇あり

先週と比較しよう

先週のヒートマップと比較してみましょう。

これが先週のヒートマップです。

続いて、今週のヒートマップをもう一度見てみましょう。

先週と比べても、かなり真っ赤になったんだね

それにしても、エネルギーと銀行は強いね。ずっと買われてるよ

米国長期金利と短期金利が急上昇から落ち着き、長短金利差も急拡大から落ち着き

米国10年債の金利チャートを見てみましょう。

米10年債の利回りは先週から急上昇していましたが、1.54%を天井に一段落しました。

次に米短期金利(2年国債)も確認しましょう。

2年国債も先週から急上昇していましたが、火曜日をピークに落ち着いています。

このピーク時の金利は、2021年6月の高値を超え、

2020年3月のゼロ金利政策開始以来最高値となっています。

では、長短金利差はどうでしょう

長短金利差(10年債金利ー2年債金利)のチャートです。

長短金利差は急拡大していましたが、こちらも火曜日をピークに落ち着いてきました。

長短金利差の拡大は、主に金融セクターへプラスの影響を与えます。

これは、銀行をはじめとする金融機関は、長短金利差から収益を上げているからですね

金融機関は、長短金利差から収益をあげる

金融機関は、資金を調達し、その資金を貸し付けて利子を得ることで収益を上げます。

  • 金利の安い短期金利で資金を調達
  • 金利の高い長期金利で貸付
金利の差が小さいと収益をあげにくいんです

そうかあ。だから銀行株がものすごい上がってるんだね

そうだね。いつも連動するわけじゃないけどね

暗号資産は急騰、次の抵抗線は?

暗号資産は先週急落したよね

そうだね。ビットコインもイーサリアムも、先週は抵抗線を上にブレイクしたあと急落したよね。早速今週のチャートを確認していこう

ビットコインは再び急上昇、4万8000ドルを突破できるか?

先週、ビットコインは急落しました。

今週は、ちゃんと戻してきたかな〜

今週の株価チャートはこちら。

おお!また上がってる!

いま前回高値の4万8000ドルのラインに向かってるところだね。
ここで跳ね返されると急落する可能性が高いなあ

この週末はビットコインをよく見ておいてほうがいいってことね

イーサリアムも急上昇、9月の3600ドルを超えられるか?

ビットコインと同様、先週は急落からの回復を見せたイーサリアム。

こちらも確認していきましょう。

イーサリアムも上がってるね

ただ、ビットコインと違って9月中旬の高値にはまだ届いていないね。
9月中旬の3600ドルを超えるか、その前に垂れるか、ここが重要だよ

ドル円の為替は、急速に円安が進む

ドル円の為替レートも確認していきましょう

うわ!先週の勢いが続いてたのね!

そうだね。109円12銭から、一気に112円まで円安が進んだね!
水曜日に反転して、今度は111円まで急な円高になったね

ところで、円高とか円安になると、どうなるんだっけ?

円高になると

日本円からドル建て資産への投資はしやすくなりますが、円換算の資産評価額は減少します。

円安になると

円換算資産評価額は増加しますが、円での投資は投資はしにくくなります。

為替と資産の関係については、こちらの記事で解説しました。

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まとめ

ということで、9月第5週の世界の市場の動きを見てきました。

株式市場は

今週の株式市場は、香港ハンセンを除きすべての指数がマイナス。

特に日米の主要指数は大きなマイナスとなりました。

半導体やバイオテクノロジーなどのグロース株を中心に下落しましたが、

エネルギー、銀行などは大幅に上昇しています。

その他の市場は

その他の市場では、多くが上昇しています。

原油や天然ガスは大幅上昇しています。特に天然ガスは、大幅上昇が長期間続いています。

農業商品も、コーヒーやとうもろこしは大幅上昇しました。

貴金属は、金や銀は小幅上昇、プラチナとパラジウム小幅下落です。

債券は、下落しています。

仮想通貨市場は、ビットコイン、イーサリアムともに急上昇。

為替は、大きく円安から大きく円高に動きました。

相場急変中!あとは利上げや中国の動きに要注意

市場というのは、何を折り込んでいて何を折り込んでいないか、よくわからない時があります。

当面の問題は、米国の利上げ、そして中国経済です。

今後市場がどのように動くか、未来のことは誰にもわかりません。

暴落しても慌てず、暴騰しても落ち着いていられるようなポートフォリオを組み、

日々の生活を相場に振り回されないようにしましょう。

長期インデックス投資では、日々の株価の上下は無視しよう

長期的に資産形成をするには、信頼できる投資先にしっかりと分散投資して、あとはゆっくりとすること

長期で見れば、自然に資産は増えていきますよ。

安眠できる長期投資のコツとは
  1. 信頼できる銘柄(指数)への投資であること
  2. 適度な分散
  3. 余力(現金)を残しておく

短期的な上げ下げはありますが、今回紹介している指数は世界の中心的な株式指数です。

こういった指数へ長期で投資するときは、日々の株価は無視しましょう!

目先の上下に惑わされず、しっかりホールドしながら安眠できる、そんな投資を目指したいですね

忙しいサラリーマンが投資をするならCFDも検討したいですね

仕事に、育児に、遊びに忙しいサラリーマンの資産形成には、CFDという選択肢も有力です。

CFDの取引時間はほぼ24時間。

夕食後のゆっくりした時間や通勤の電車の中、祝日でも取引することができます。

またレバレッジをかけた投資をすることもできますから、

少ない資金からから大きな利益を狙うこともできます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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【9月第5週】世界中で株式市場が急落!それでも急騰した投資先はこちら!という話題でした。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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