こんにちは、セミリタイヤしたせーじんです。
先週の記事で、
9月の調整が終わりそうです
みたいなことを書いてしまいましたが、全く終わっていませんでした。
油断させてからの、最下落。
市場は実に意地悪ですね。
強烈な下落をしていただいたので、せーじんの短期投資CFDの含み損がとんでもないことになっています(泣)
どんまい
それでは、今週の市場の動きをお届けしていきましょう!
- 株式市場は、香港ハンセンを除き大幅マイナス
- 仮想通貨は、ビットコイン・イーサリアムとも急落から反発
- 債券は下落
- 米長期国債利回り、短期国債利回りともに急上昇から落ち着き、金利差も拡大から落ち着き
- コモディティは、天然ガスや原油、農作物が大幅上昇、金銀は小幅上昇
せーじんのポートフォリオについてはこちら
今週の株式市場を確認しよう!
米国・日本は大幅マイナス、ハンセン指数は上昇
それでは、今週の世界の株式市場の値動きを確認しましょう。
指数 | 週単位 | 月単位 | 年初来 | 1年間 |
---|---|---|---|---|
日経平均株価 | -4.89 | 0.80 | 4.83 | 24.93 |
TOPIX | -5.00 | 0.14 | 10.06 | 23.43 |
JASDAQ | -3.53 | 0.13 | 4.20 | 11.96 |
NYダウ | -1.35 | -3.15 | 12.15 | 24.00 |
S&P500 | -2.27 | -4.03 | 15.92 | 30.04 |
ナスダック総合 | -3.20 | -4.99 | 13.02 | 31.53 |
ラッセル2000 | -0.24 | -2.66 | 13.57 | 45.70 |
ユーロ・ストックス50 | -2.96 | -4.65 | 13.59 | 26.46 |
上海総合指数 | -1.24 | -0.80 | 2.74 | 10.88 |
深セン成分指数 | -0.34 | 0.22 | -1.12 | 10.86 |
香港ハンセン | 1.59 | -5.81 | -9.75 | 4.76 |
今週は、どの市場もすごい下落だね!
なぜか香港ハンセンだけ結構なプラスだけど
特に調子の良かった日本株が売り込まれてるね。日経平均もTOPIXもひどい下落だよ
では、1%以上の上昇を見せた指数を確認していきましょう。
- 香港ハンセン
先週まで2週間連続で、1%以上上昇した指数はありませんでしたが、
今週は香港ハンセン指数が1%以上上昇しました。
久しぶりに1%プラスの指数があったけど、、、
プラスなのは香港ハンセンだけ。あとはほとんど大幅なマイナスだよ
- 日経平均、TOPIX、JASDAQ
- ダウ平均、S&P500、NASDAQ総合
- ユーロストックス50
- 上海総合
先週は、香港ハンセンだけが1%以上のマイナスだったのですが、
今週は、日米欧中の主要指数はすべて大幅マイナスでした。
小幅マイナスで済んだのは、ラッセル2000と深圳成分の2つだけ
最も下落したのは、TOPIXの▲5%だったね
米国市場は急落
週の中ではどんな動きをしていたのかな?
株価チャートを確認してみよう!
この1週間のS&P500ETF、SPYの株価チャートはこちらです。
青いところが今週だよね。なんか、とんでもない下落なんですが
火曜日と木曜日に大きく下がってるね。
金曜日に少しリバウンドしたけど、調整終了したのか判断が難しいな
下落局面らしく、今週も割合大きな出来高で推移しています。
火曜日、木曜日の急落時に出来高が大きいのですが、
金曜日のリバウンドも、火曜日・木曜日と同じくらい大きな出来高を伴っています。
9月も終わったし、調整の方もそろそろ終わりにしてくれないかな
テクニカル的に見てみましょう。
青い範囲:ボリンジャーバンド 黒線:100日移動平均線
金曜日の反発は、ちょうどボリンジャーバンドの下限と100日移動平均線にぶつかったところだったんですね。
一度反発するのがセオリーといったポイントです。
これからどうなるの?
来週、100日移動平均線を下に突破したら、さらにとんでもない下落が待っているかも。せーじんは、引き続きCFDの売りで保険をかけるよ
各国市場の値動きは?
今週はどの市場も大幅マイナスだったんだよね。
どれも同じように下落したのかな
日本、中国、米国3指数を加えたチャートを確認しようか
各国株価指数の、9月のチャートを見てみましょう。
黒:米国(S&P500、NASDAQ100、ダウ平均)
灰:米国(ラッセル2000)
青:日本(日経平均、TOPIX)
赤:中国(上海総合、香港ハンセン)
米国の4指数も、日本の2指数も似たような動きだけど、中国の2指数は動きが違うんだね
日本と上海は上昇後に下落、米国とハンセンは一方的に下落してるね。
今週の値動きを見ると、S&P500とダウ平均は上海総合の1日遅れで動いてるように見えるなあ
ってことは、上海総合の値動きを見れば米国株の動きも予想できるのかな?
かもしれないんだけど、中国は10/1~10/7まで国慶節でお休み。
指数も動かないんだよ
先週との比較
先週の値動きとの比較をしてみましょう。
指数 | 今週騰落 | 先週騰落 | 差 |
---|---|---|---|
日経平均株価 | -4.89 | -0.82 | -4.07 |
TOPIX | -5.00 | -0.45 | -4.55 |
JASDAQ | -3.53 | -0.80 | -2.73 |
NYダウ | -1.35 | 0.62 | -1.97 |
S&P500 | -2.27 | 0.51 | -2.78 |
ナスダック総合 | -3.20 | 0.02 | -3.22 |
ラッセル2000 | -0.24 | 0.76 | -1.00 |
ユーロ・ストックス50 | -2.96 | 0.67 | -3.63 |
上海総合指数 | -1.24 | -0.02 | -1.22 |
深セン成分指数 | -0.34 | -0.01 | -0.33 |
香港ハンセン | 1.59 | -2.92 | 4.51 |
香港ハンセンは先週より改善してるけど、それ以外は先週よりかなり落ちてるんだね
各セクターの状況を確認
ヒートマップを確認しよう
セクターごとの好不調を、ヒートマップで確認しましょう。
ヒートマップは、市場の動きが一眼でわかっちゃうね!
ヒートマップの詳しい説明はこちらの記事をご覧ください
ヒートマップの見方
今週1週間のパフォーマンスはこちら
今週は、ほとんど真っ赤だけど、明るい緑もあるんだね
そうだね。指数は大幅下落だけど、一部のセクターで大幅プラスだね。
これは興味深いですな
ヒートマップから読み取れる、
プラス幅の大きかったセクターと、マイナス幅の大きかったセクターを見ていきましょう。
大幅に上昇したセクターは、銀行、エネルギー、天然ガス、コーヒーなど
今週の市場を、よくみていきましょう。
インバースやベア型を除けば、ほぼ全てのセクターが真っ赤になっています。
そんな中、数少ない明るい緑をチェックしていきましょう。
インバースやレバレッジは除いていますよ
- エネルギーセクター
- 銀行
- 天然ガス、原油、ガソリン
- とうもろこし、コーヒー
- ベースメタル
とんでもない下落ぶりだったけど、大幅プラスのセクターも結構あるんだね
株式は全体的に弱いけど、銀行株とコモディティは強かったね
大きなマイナスのセクターは、グロース、半導体、ヘルスケア、日本など
今週は、ほぼ全てのセクターが大きなマイナスになりました。
その中でも、とても大きくマイナスとなったセクターを挙げていきましょう。
- グロース株
- ヘルスケア、バイオテクノロジー
- 一般消費財
- 半導体
- 日本、台湾、欧州
グロースが3.5%くらいのマイナスだったよ。バリュー株の下落0.8%に比べるとかなり大きく落ちてるね
3%、4%下落が当たり前の週って、なんかすごい1週間だったね
先週と比較しよう
先週のヒートマップと比較してみましょう。
これが先週のヒートマップです。
続いて、今週のヒートマップをもう一度見てみましょう。
先週と比べても、かなり真っ赤になったんだね
それにしても、エネルギーと銀行は強いね。ずっと買われてるよ
米国長期金利と短期金利が急上昇から落ち着き、長短金利差も急拡大から落ち着き
米国10年債の金利チャートを見てみましょう。
米10年債の利回りは先週から急上昇していましたが、1.54%を天井に一段落しました。
次に米短期金利(2年国債)も確認しましょう。
2年国債も先週から急上昇していましたが、火曜日をピークに落ち着いています。
このピーク時の金利は、2021年6月の高値を超え、
2020年3月のゼロ金利政策開始以来最高値となっています。
では、長短金利差はどうでしょう
長短金利差(10年債金利ー2年債金利)のチャートです。
長短金利差は急拡大していましたが、こちらも火曜日をピークに落ち着いてきました。
長短金利差の拡大は、主に金融セクターへプラスの影響を与えます。
これは、銀行をはじめとする金融機関は、長短金利差から収益を上げているからですね
そうかあ。だから銀行株がものすごい上がってるんだね
そうだね。いつも連動するわけじゃないけどね
暗号資産は急騰、次の抵抗線は?
暗号資産は先週急落したよね
そうだね。ビットコインもイーサリアムも、先週は抵抗線を上にブレイクしたあと急落したよね。早速今週のチャートを確認していこう
ビットコインは再び急上昇、4万8000ドルを突破できるか?
先週、ビットコインは急落しました。
今週は、ちゃんと戻してきたかな〜
今週の株価チャートはこちら。
おお!また上がってる!
いま前回高値の4万8000ドルのラインに向かってるところだね。
ここで跳ね返されると急落する可能性が高いなあ
この週末はビットコインをよく見ておいてほうがいいってことね
イーサリアムも急上昇、9月の3600ドルを超えられるか?
ビットコインと同様、先週は急落からの回復を見せたイーサリアム。
こちらも確認していきましょう。
イーサリアムも上がってるね
ただ、ビットコインと違って9月中旬の高値にはまだ届いていないね。
9月中旬の3600ドルを超えるか、その前に垂れるか、ここが重要だよ
ドル円の為替は、急速に円安が進む
ドル円の為替レートも確認していきましょう
うわ!先週の勢いが続いてたのね!
そうだね。109円12銭から、一気に112円まで円安が進んだね!
水曜日に反転して、今度は111円まで急な円高になったね
ところで、円高とか円安になると、どうなるんだっけ?
- 円高になると、
-
日本円からドル建て資産への投資はしやすくなりますが、円換算の資産評価額は減少します。
- 円安になると、
-
円換算資産評価額は増加しますが、円での投資は投資はしにくくなります。
為替と資産の関係については、こちらの記事で解説しました。
まとめ
ということで、9月第5週の世界の市場の動きを見てきました。
株式市場は
今週の株式市場は、香港ハンセンを除きすべての指数がマイナス。
特に日米の主要指数は大きなマイナスとなりました。
半導体やバイオテクノロジーなどのグロース株を中心に下落しましたが、
エネルギー、銀行などは大幅に上昇しています。
その他の市場は
その他の市場では、多くが上昇しています。
原油や天然ガスは大幅上昇しています。特に天然ガスは、大幅上昇が長期間続いています。
農業商品も、コーヒーやとうもろこしは大幅上昇しました。
貴金属は、金や銀は小幅上昇、プラチナとパラジウム小幅下落です。
債券は、下落しています。
仮想通貨市場は、ビットコイン、イーサリアムともに急上昇。
為替は、大きく円安から大きく円高に動きました。
相場急変中!あとは利上げや中国の動きに要注意
市場というのは、何を折り込んでいて何を折り込んでいないか、よくわからない時があります。
当面の問題は、米国の利上げ、そして中国経済です。
今後市場がどのように動くか、未来のことは誰にもわかりません。
暴落しても慌てず、暴騰しても落ち着いていられるようなポートフォリオを組み、
日々の生活を相場に振り回されないようにしましょう。
長期インデックス投資では、日々の株価の上下は無視しよう
長期的に資産形成をするには、信頼できる投資先にしっかりと分散投資して、あとはゆっくりとすること。
長期で見れば、自然に資産は増えていきますよ。
- 信頼できる銘柄(指数)への投資であること
- 適度な分散
- 余力(現金)を残しておく
短期的な上げ下げはありますが、今回紹介している指数は世界の中心的な株式指数です。
こういった指数へ長期で投資するときは、日々の株価は無視しましょう!
目先の上下に惑わされず、しっかりホールドしながら安眠できる、そんな投資を目指したいですね
仕事に、育児に、遊びに忙しいサラリーマンの資産形成には、CFDという選択肢も有力です。
CFDの取引時間はほぼ24時間。
夕食後のゆっくりした時間や通勤の電車の中、祝日でも取引することができます。
またレバレッジをかけた投資をすることもできますから、
少ない資金からから大きな利益を狙うこともできます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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4月から、ETF・レバレッジ投資信託・CFDのリターン比較実験をしています。
毎月経過を報告していますので、ぜひご覧ください。
どれが一番儲かるのかな〜?
【9月第5週】世界中で株式市場が急落!それでも急騰した投資先はこちら!という話題でした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。