【DBC・GSG】総合コモディティETFで原油・貴金属・農作物に分散投資

こんにちは、せーじんです。

コモディティ投資、あなたはしていますか?

コモディティがスーパーサイクル入りしたのでは、という報道もありました。

これからは、コモディティが長期的に上がり続けるかもしれませんよ。

コモディティとは、現物商品のこと。

コモディティには、

  • 金、銀などの貴金属
  • 銅やアルミなどのベースメタル
  • 原油や天然ガス
  • 小麦やコーヒーなどの農業製品

などが含まれます。

ビットコインなどの暗号資産もコモディティに含むという人もいますね。

このコモディティ、必ず投資しなくてはいけないとは言いませんが

資産の分散先として少し保有しておくと、リスクヘッジや資産形成の力になってくれますよ。

せーじんのポートフォリオでは、資産の15%をコモディティに投資するようにしています。

コモディティ、よくわかんないから投資できないなあ

なんて方も大丈夫!

一本のETFで、あらゆるコモディティに投資できるETFもあるんだよ

ほう、それは便利だね。コモディティ界のVT(全世界株投資)だね!

そのETFとは、総合コモディティETFの

  • インベスコ DB コモディティ インデックス トラッキング ファンド(DBC)
  • iシェアーズ S&P GSCI コモディティ インデックス トラスト(GSG)

です。

名前が長いっす・・

今回の記事の内容

コモディティ投資のメリットは、リスクヘッジと成長期待

ETFの紹介をする前に、コモディティ投資のメリットを紹介しましょう。

株式の暴落に備えるための保険(リスクヘッジ)

コモディティは一般的に、

株式とは異なる値動きをする

という特徴があります。

特にゴールドは、価格が株式と逆に動く資産であり、株価暴落時の安全資産としてよく知られています。

逆に動くということは、株が下がると金が上がるということ。
必ずそうなるわけじゃないけどね。

エネルギーなど、株式との連動性が高いコモディティもあり、全てが異なる値動きをするわけではありません。

商品の保有比率によってETFの値動きが大きく変わりますから、保険として機能するのか、よく検討していきましょう

価値の上昇、成長にも期待できる

コモディティはリスクヘッジになるだけではないんですよ。

価値が上昇し、大きく成長することにも期待できるんです。

短期的には、

世界中で行われている金融緩和

プラチナや農作物・原油などの需要増

により、価値が上昇しています。

長期的には、

コモディティはスーパーサイクルという長期的な価格変動が始まろうとしています。

長期的な上昇を期待できる局面にあります。

スーパーサイクルについて詳しくはこちらの記事をご覧ください

総合コモディティETFはコモディティ全般に投資するETF

で、さっき言ってた1本でいろんなコモディティに投資できるETFってどんなものなの?

総合コモディティETFと呼ばれていて、
ひとつのETFに貴金属、ベースメタル、原油、天然ガス、農業商品などが組み込まれているんだよ

先ほども紹介しましたが、総合コモディティETFには

  • インベスコ DB コモディティ インデックス トラッキング ファンド(DBC)
  • iシェアーズ S&P GSCI コモディティ インデックス トラスト(GSG)

の2銘柄があり、少し異なる特徴を持っています。

これから、この2つを比較していきましょう。

ともに15年ほどの歴史あるETF、経費は高め

それでは、VIGの概要を見ていきましょう。

名称インベスコ DB コモディティ インデックス トラッキング ファンドiシェアーズ S&P GSCI コモディティ インデックス トラスト
ティッカーDBCGSG
運営会社インベスコブラックロック
設定日2006.2.32006.7.21
資産総額17億2000万ドル10億6000万ドル
分配金1.53%0%
経費率0.88%0.75%

2銘柄とも設定日は2006年ですから、15年くらいの歴史があります

リーマンショックやコロナショックをくぐり抜けてきたETFです。。

資産規模はDBCの方が大きいですね。

運用会社は、GSGはブラックロックですから非常に規模の大きな運用会社です。

DBCは、QQQで有名なインベスコです。

分配金はDBCが1.5%ほど出ますが、GSGは無配当です。

経費率は、GSGの方が少し安いですが、どちらも高いですね。

保険として機能するのか、経費に見合う成長が今後期待できるか、よく確認しましょう

チャートを確認してみましょう

それでは、チャートを確認しましょう。

比較のために、S&P500も入れてあります。

直近3ヶ月は、コモディティは20%以上の急騰

青:DBC 赤:GSG 緑:S&P500

DBC、GSGともに、3ヶ月で20%以上の急騰を見せています。

すごく上がってるね!

S&P500も10%近く成長しているのですが、それを遥かに上回っていますね。

1年間で株価が2.3倍に!!

1年間の値動きはどうだったかな?

青:DBC 赤:GSG 緑:S&P500

コモディティの2つは、コロナショックでの落ち込みが大きいね

赤のGSGは、まだコロナ前の株価まで戻ってないんだね

回復が遅れているということは、これから伸びる余地が大きいと見ることもできます。

コロナショック時の下落率を見てみましょう。

コロナショックの下落は非常に大きい

コロナショック時の下落幅を比較しましょう。

出典元:etfreplay

VOO(S&P500)の下落が34%

だったのに対して、

GSGの下落は47%、DBCの下落は30%です。

えー、そんなに差があるの!?

コモディティETFの2銘柄で大きく差がついていますね。

保有銘柄の比較を後ほど行いますので、この原因を探っていきましょう

5年間を確認、2019年9月以降は上昇トレンド

青:DBC 赤:GSG 緑:S&P500

2銘柄ともコロナ後の回復は緩やかでしたが、11月以降に急激に伸びていることがわかりますね。

米国大手金融会社JPモルガンは、ここから新たなスーパーサイクルが始まったとみています。

リーマンショックでも、GSGの方が大きく下落

リーマンショック時のチャートも確認しましょう。

青:DBC 赤:GSG 緑:S&P500

リーマンショック時も、コロナショック時と同じく、GSGの方が大きく下落しています。

ていうか、DBCもGSGも株価以上に下落してるよね。
これじゃ保険になんないよ

そうだね。これじゃあ保険にはならないね。

DBCとGSGの構成を確認しよう

セクターごとの保有比は、結構違います

DBCとGSGのセクター別保有比率を確認しましょう・

出典元:etf.com

GSGには家畜(畜産)が入っているけど、DBCには入ってないね

そこ以外はほとんど同じような感じだよね

DBCとGSGの違いは、あまりないように見えますが、

この僅かな違いが値動きの大きな違いの原因となっているのです。

景気敏感セクターと景気鈍感セクターの保有率の違い

それぞれ5つのセクターに分散投資していますが、この5つのセクターは大きく2つのグループに分けることができます。

それは、

  1. 景気に敏感(=株価と連動しやすい)
  2. 景気とあまり相関性がない(=株価と連動しにくい)

の2グループです。

2のグループのことを、呼びやすいように「景気鈍感セクター」ということにしますね。

それぞれのセクターは、どちらのグループになるかな?

うーん

景気に敏感なセクターは、エネルギーと工業用金属

景気とあまり連動しないセクターは、農業、貴金属、家畜

となります。

それぞれのETFで、敏感セクターと鈍感セクターがどれだけあるか比較してみましょう。

DBCGSG
敏感セクター62.7%66.0%
鈍感セクター37.3%34.0%

GSGの方が、景気敏感セクターの保有率が高いね

景気=株価との連動性はGSGの方が高いことになるね

貴金属の保有率の違い

先ほどは、景気敏感セクターの保有率に着目しましたが、今度は景気鈍感セクターをみてみましょう。

実は景気鈍感セクターとひとまとめにしましたが、この3つのセクターは少し値動きが異なるのです。

貴金属⇨株価と逆に動くことが多い

農業、畜産⇨株価と無関係に動くことが多い

「逆」と「無関係」?

例えば、株価が下がった時を想定してみようか

株価が下がった時、

  • 貴金属は、価格が上がることが多い
  • 農業・畜産は、価格が上がるか下がるかわからない

株価に対して
マイナスに動く貴金属、
全く無関係に動く農業・畜産というイメージかな

DBC、GSGの貴金属と農業・畜産の保有率はこの通り。

DBCGSG
貴金属15.2%5.2%
農業・畜産25.3%28.9%

DBCは貴金属の比率が、GSGの3倍近いね

貴金属は株価下落時に上昇しやすい性質があって、暴落時にはクッションの役割となります。

貴金属の比率が低いGSGはクッションをほとんど持っていないので、

暴落時に株価と同じかそれ以上に下がってしまうんです。

まとめ

スーパーサイクルに入り、長期的な上昇相場が始まるコモディティ。

今日は、コモディティ全般に投資できる総合コモディティETF2本を紹介しました。

  • インベスコのDBC
  • ブラックロックのGSG

です。

直近3ヶ月は両方とも非常に成績が良く、スーパーサイクル入りを感じさせます

過去の暴落時を確認すると、どちらも大きく値を下げていますが、

特にGSGの下落が際立ちます

GSGが下落しやすい原因は、

  • エネルギーや工業用金属といった景気敏感セクターを多く保有していること
  • 株価と逆相関する貴金属の割合が小さいこと

です。

  • GSGに向いている人・・・リスクをとってリターンを求める
  • DBCに向いている人・・・より安全に資産形成したい

という棲み分けになるかと思いますが、

安全性重視であれば、金や銀、プラチナだけを買うのでもいいかもしれません

以上【DBC・GSG】総合コモディティETFで原油・貴金属・農作物に分散投資という話題でした。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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