こんにちは、せーじんです。
2022年が始まった先週はマイナスだったよね。
今週は大幅プラス!ってなったのかな?
そうならよかったんだけどね。
残念ながら、今週も株価は下落だよ
えー!!
下落傾向だからと言って空売りを始めると焼かれそうな気がする、なんとも手を出しづらい値動きをしてるんだよね
ということで、今週の相場の状況をチェックしていきましょう。
- 株式市場は、各国市場で下落したが下げ幅は縮小
- 仮想通貨は、ビットコイン、イーサリアムともやや回復
- 債券は、小幅に下落
- 米長期国債利回り・短期国債利回りともにやや上昇、金利差は縮小
- コモディティは、原油・天然ガスが上昇、金・銀も上昇、農作物は下落
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今週の株式市場を確認しよう!
各国株価下落するも、下げ幅は縮小
それでは、今週の世界の株式市場の値動きを確認しましょう。
指数 | 週単位 | 月単位 | 年初来 | 1年間 |
---|---|---|---|---|
日経平均株価 | -1.24 | -3.24 | -2.32 | -1.38 |
TOPIX | -0.90 | -1.76 | -0.74 | 6.52 |
JASDAQ | -2.13 | -6.40 | -4.99 | -8.13 |
NYダウ | -0.88 | 0.04 | -1.17 | 16.54 |
S&P500 | -0.30 | -0.12 | -2.17 | 23.74 |
ナスダック総合 | -0.28 | -1.89 | -4.80 | 14.58 |
ラッセル2000 | -0.84 | 0.42 | -3.73 | 1.80 |
ユーロ・ストックス50 | -0.78 | 1.67 | -0.61 | 18.69 |
上海総合指数 | -1.63 | -4.18 | -3.26 | -1.27 |
深セン成分指数 | -1.35 | -6.37 | -4.76 | -5.86 |
香港ハンセン | 3.79 | 3.87 | 4.21 | -14.67 |
うわー!香港ハンセン以外は全部マイナスだよ!
ただし、唯一プラスのハンセンは+3.79%の大幅上昇なんだよね。
ハンセンが他の指数の先行指標だとしたら、、、
他の指数も大幅上昇するかも、てことね
では、1%以上の上昇を見せた指数を確認していきましょう。
- 香港ハンセン
先週は、1%以上の上昇をした指数はありませんでしたが、
今週は、香港ハンセンが大幅に上昇しました。
香港ハンセンは3.79%も上昇してるんだよね
他の指数も、これに追随してほしいね
では、次に1%以上下落した指数を確認していきましょう。
- 日経平均、JASDAQ
- 上海総合、深圳成分
先週は、日米中の多くの指数が大幅マイナスでしたが、
今週は、日中の多くの指数が1%以上マイナスとなりました。
最大マイナスは、JASDAQの▲2.13%
今週は、米国も下落したけど小幅に留まったんだね
S&P500は木曜日に大幅下落
週の中ではどんな動きをしていたのかな?
株価チャートを確認してみよう!
この1週間のS&P500ETF、SPYの株価チャートです。
月曜から水曜は、いい感じに上がってたんだね
でも木曜にとんでもなく下落してるよ
出来高も年末と比べると上がってきたね。機関投資家が戻ってきたんだね
先週との比較
先週の値動きとの比較をしてみましょう。
指数 | 今週騰落 | 先週騰落 | 差 |
---|---|---|---|
日経平均株価 | -1.24 | -1.09 | -0.15 |
TOPIX | -0.90 | 0.17 | -1.07 |
JASDAQ | -2.13 | -2.91 | 0.78 |
NYダウ | -0.88 | -0.29 | -0.59 |
S&P500 | -0.30 | -1.87 | 1.57 |
ナスダック総合 | -0.28 | -4.53 | 4.25 |
ラッセル2000 | -0.84 | -2.83 | 1.99 |
ユーロ・ストックス50 | -0.78 | 0.17 | -0.95 |
上海総合指数 | -1.63 | -1.65 | 0.02 |
深セン成分指数 | -1.35 | -3.46 | 2.11 |
香港ハンセン | 3.79 | 0.41 | 3.38 |
先週との差を見ると、ほとんどの指数が先週より良くなってるんだね
特にナスダックが良くなってるね。4%以上も改善してるよ
各セクターの状況を確認
ヒートマップを確認しよう
セクターごとの好不調を、ヒートマップで確認しましょう。
ヒートマップは、市場の動きが一眼でわかっちゃうね!
ヒートマップの詳しい説明はこちらの記事をご覧ください
ヒートマップの見方
今週1週間のパフォーマンスはこちら
今週は全体的に赤が多いけど、明るい緑もけっこうあるよ!
先週と同じような傾向だけど、これは面白いね。
全体が下げてるけど、大きく上がったセクターもあるってことだもんね
ヒートマップから読み取れる、
プラス幅の大きかったセクターと、マイナス幅の大きかったセクターを見ていきましょう。
大幅に上昇したセクターは、エネルギー、金鉱、新興国など
今週の市場を、よくみていきます。
ヒートマップは、赤が目立ちますが、
明るい緑色(大幅上昇)も点在していますよ。
インバースやレバレッジは除いています
- エネルギー
- 銀行
- 半導体
- 金属・鉱業
- 新興国株
- 金鉱、金、銀、プラチナ
- 原油、天然ガス
- 新興国株
天然ガスは8.8%も上がってるよ!
貴金属や半導体、新興国株も調子が良かったんだね
ドル指数が急速に下落したから、貴金属や新興国が上がったんだろうね
ドル指数=米ドルの相対的な強さを表したもの
ドル指数のチャートはこちら
大きなマイナスのセクターは、一般消費財、バイオテクノロジー、ウランなど
次に、大きなマイナスリターンのセクターを探してみましょう。
特に大きなマイナスのセクターを紹介しましょう
- 一般消費財
- 公益事業
- 不動産
- バイオテクノロジー
- ロシア
- ウラン
- 穀物
大きなマイナスのセクターは、先週とは全く違うね
先週は、情報技術やへルスケア、金や債券も大幅下落してたね。
たしかに、先週とは違うね
- グロース ▲0.9%
- バリュー +0.2%
今週はグロースが下落、バリューは小幅上昇です
先週と比較しよう
先週のヒートマップと比較してみましょう。
これが先週のヒートマップです。
先週は、明るい赤と明るい緑だね
債券まで明るい赤なんて初めて見たよ
続いて、今週のヒートマップをもう一度見てみましょう。
今週は、かなり落ち着いたんだね
先週とは、上昇したセクターも下落したセクターも変わってるけど、
エネルギーだけは一貫して強いね。
今から入るのは少し怖いけど。
長期金利・短期金利が大幅上昇、長短金利差は再び縮小へ
米国10年債の金利チャートを見てみましょう。
米10年債の利回りは、年明けから大きく上昇しましたが、今週月曜から木曜に一休みしています。
金曜日に再び急上昇したので、来週以降は注目ですね。
再度急上昇するようなら、ナスダック・グロース株が再び弱くなるかもしれません。
次に米短期金利(2年国債)も確認しましょう。
2年国債は、2021年9月以降じわじわと上昇を続けています。
11月末にで0.5%だった短期金利は、今週金曜日に0.97%まで上昇。
1%が見えてきました。
では、長短金利差はどうでしょう
長短金利差(10年債金利ー2年債金利)のチャートです。
長短金利差は先週急拡大しましたが、今週は再び縮小傾向に転じています。
金利差が拡大とか縮小するとどうなるんだっけ?
長短金利差の拡大は、主に金融セクターへプラスの影響を与えます。
これは、銀行をはじめとする金融機関は、長短金利差から収益を上げているからですね
仮想通貨を見てみよう
株価は下がってるけど、仮想通貨はどうなったんだろう?
では、確認していきましょう
ビットコインは底打ち?緩やかに上昇しているが、、、
まずはビットコインから!
今週のチャートはこちら。
今週は下がってないよ!これで、また上がり始めるのかな?
これだけの下落の後のリバウンドにしては弱い気もするけどなあ
まだ油断できないってことね
イーサリアムも下げ止まり、やや反発
イーサリアムはどうだろ?
イーサリアムも下げ止まったね
12月下旬から年明けにかけても同じようなチャートがあるね。その後、大きく下落してるし、イーサリアムも油断しちゃダメよ
ドル円の為替は、反転して円高方向に
ドル円の為替レートも確認していきましょう
為替は、12月から続いた円安が先週反転し、円高方向に進みはじめました。
今週も円高が進み、114円18銭ほどで引けています。
ところで、円高とか円安になると、どうなるんだっけ?
- 円高になると、
-
日本円からドル建て資産への投資はしやすくなりますが、円換算の資産評価額は減少します。
- 円安になると、
-
円換算資産評価額は増加しますが、円での投資は投資はしにくくなります。
為替と資産の関係については、こちらの記事で解説しました。
まとめ
ということで、1月第2週の世界の市場の動きを見てきました。
先週に引き続き株式市場は下落しましたが、下落幅は先週よりも小さくなり、
コモディティや債券の市場では大幅な上昇も見られました。
全面安だった先週とは大きく異なっていますね。
株式市場は
今週の株式市場は、日本と中国の各市場で株価が大きく下落しました。
上昇したセクター、下落したセクターは先週とは大きく異なります。
上昇したのは、エネルギー、半導体、新興国など
下落したのは、一般消費財、公益事業、バイオテクノロジーなどです。
バリュー株は小幅に伸び、グロース株はやや下落しています。
その他の市場は
エネルギーは、原油・天然ガス共に大きく上昇
貴金属は、金・金鉱や銀、プラチナは大幅上昇しています
農業商品は、穀物が大幅下落、とうもろこし・コーヒーは小幅に下落
債券は、小幅に下落しました。
仮想通貨市場は、ビットコイン、イーサリアムともにやや回復
為替は、先週に続き円高方向に動いています。
市場の波乱が予想される2022年
2022年は年明けから下落が続き、ヤキモキしている投資家も多いのではないでしょうか。
金融緩和が終わり、利上げが始まる2022年は今年以上に大きな乱高下があることは確実
2020年や2021年のような、指数を買って放っておけば20%も上昇する、
なんて大幅な株価上昇は期待しない方がいいでしょう。
暴落しても慌てず、暴騰しても落ち着いていられるようなポートフォリオを組み、
日々の生活を相場に振り回されないようにしましょう。
長期インデックス投資では、日々の株価の上下は無視しよう
長期的に資産形成をするには、信頼できる投資先にしっかりと分散投資して、あとはゆっくりとすること。
長期で見れば、自然に資産は増えていきますよ。
- 信頼できる銘柄(指数)への投資であること
- 適度な分散
- 余力(現金)を残しておく
短期的な上げ下げはありますが、今回紹介している指数は世界の中心的な株式指数です。
こういった指数へ長期で投資するときは、日々の株価は無視しましょう!
目先の上下に惑わされず、しっかりホールドしながら安眠できる、そんな投資を目指したいですね
仕事に、育児に、遊びに忙しいサラリーマンの資産形成には、CFDという選択肢も有力です。
CFDの取引時間はほぼ24時間。
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詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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ETF、レバレッジ投資信託、CFDのリターン比較実験
2021年4月から、ETF・レバレッジ投資信託・CFDのリターン比較実験をしています。
毎月経過を報告していますので、ぜひご覧ください。
どれが一番儲かるのかな〜?
【1月第1週】2022年は株、金、債券同時下落でスタート!大きく上がったのは?という話題でした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。