【1月第3週】今週も大幅下落!ナスダック総合は年初来12%下落!

こんにちは、せーじんです。

2022年になってから2週連続でマイナスだったよね。
今週こそ、大幅プラス!ってなったよね?

金融緩和終了が目前の今、市場は甘くはありませんぞ

えー!!

ナスダック総合は年初来で12%も下落しているよ

もう、大暴落じゃん

ということで、今週の相場の状況をチェックしていきましょう。

1月第3週の市場の状況まとめ
  • 株式市場は、米国を中心に大幅下落
  • 仮想通貨は、ビットコイン、イーサリアムとも大きく下落
  • 債券は、小幅に下落
  • 米長期国債利回り・短期国債利回りともに下落、金利差は縮小
  • コモディティは、原油・貴金属・農作物が大幅上昇、天然ガスは大幅下落

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今回の記事の内容

今週の株式市場を確認しよう!

米国を中心に、株価は大幅下落

それでは、今週の世界の株式市場の値動きを確認しましょう。

指数週単位月単位年初来1年間
日経平均株価-2.14-3.64-4.41-3.87
TOPIX-2.55-2.25-3.273.80
JASDAQ-3.26-6.65-8.09-11.84
NYダウ-4.58-4.16-5.7010.54
S&P500-5.68-6.36-7.7314.48
ナスダック総合-7.55-11.29-11.991.67
ラッセル2000-8.26-10.72-11.65-8.53
ユーロ・ストックス50-1.000.30-1.6017.41
上海総合指数0.04-2.76-3.22-2.33
深セン成分指数-0.86-5.15-5.57-10.23
香港ハンセン2.398.076.70-15.22
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うわー!マイナスばっかりだし、下げ幅もすごいことになってるね!

ラッセルは8%以上、ナスダックも7%以上と凄まじい下落だね。
日本や欧州も米国ほどではないけど、大きなマイナスになってるね

でも、中国の香港ハンセンは好調なんだね。
先週に続いて、他がマイナスの中で大きなプラスになってるよ

では、1%以上の上昇を見せた指数を確認していきましょう。

今週1%以上値上がりした指数
  • 香港ハンセン

先週は、香港ハンセンのみが1%以上のプラスでしたが、

今週も、香港ハンセンのみが大幅に上昇しました。

香港ハンセンは2.39%も上昇してるんだよね

プラスだったのは、香港ハンセンの他は上海総合のみだね

では、次に1%以上下落した指数を確認していきましょう。

今週1%以上値下がりした指数
  • 日経平均、TOPIX、JASDAQ
  • S&P500、ナスダック総合、ダウ平均、ラッセル2000
  • ユーロストックス50

先週は、日中の多くの指数が大幅マイナスでしたが、

今週は、日米欧の多くの指数が1%以上マイナスとなりました。

最大マイナスは、ラッセル2000の▲8.26%

今週は、中国以外はすべて大幅マイナスだったんだね

今週の世界市場の傾向は
  • プラスリターンの指数が2
  • マイナスリターンの指数が9
株価は強い下落傾向です
(中国以外)

S&P500は木曜日に大幅下落

週の中ではどんな動きをしていたのかな?
株価チャートを確認してみよう!

この1週間のS&P500ETF、SPYの株価チャートです。

今週は落ちっぱなしだね。これどこまで行くのかなあ

金曜日に出来高が急激に伸びてるね。セリングクライマックスと言って、これが株価の底を示している可能性があるよ。

テクニカルを確認してみましょう。

チャート上の黒線:200日移動平均線 下画面:RSI

SPYは、金曜日に200日移動平均線にタッチしました。

これは、2020年6月以来1年半ぶりのことで、この時は200日移動平均線にタッチした後に株価は上昇しています。

また、RSIが30を下回りました

SPYのRSIが30を下回ったのは、2020年3月のコロナショック以来1年10ヶ月ぶりですね。

2020年3月のSPYのチャートです。

コロナショック時は、RSIが3回ほど30を下回っていますね。

RSIが30を下回った時に株価は一時的に上昇しましたが、すぐに下落しています。

そして大底では30を下回らずに上昇に転じています。

で、今回はどうなるの?

これからどうなるか、なんてわかるわけないじゃない。でも、
出来高の急上昇、200日移動平均線タッチ、RSIの30割れから考えて、
一時的にはリバウンドすると考えているよ

先週との比較

先週の値動きとの比較をしてみましょう。

指数今週騰落先週騰落
日経平均株価-2.14-1.24-0.90
TOPIX-2.55-0.90-1.65
JASDAQ-3.26-2.13-1.13
NYダウ-4.58-0.88-3.70
S&P500-5.68-0.30-5.38
ナスダック総合-7.55-0.28-7.27
ラッセル2000-8.26-0.84-7.42
ユーロ・ストックス50-1.00-0.78-0.22
上海総合指数0.04-1.631.67
深セン成分指数-0.86-1.350.49
香港ハンセン2.393.79-1.40

先週よりも良くなってるのは、上海と深圳の2つだけ。
あとは悪化してるねえ

各セクターの状況を確認

ヒートマップを確認しよう

セクターごとの好不調を、ヒートマップで確認しましょう。

ヒートマップは、市場の動きが一眼でわかっちゃうね!

ヒートマップの詳しい説明はこちらの記事をご覧ください

ヒートマップの見方

今週1週間のパフォーマンスはこちら

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真っ赤っか!

これだけ赤いと、動悸がしてくるね

ヒートマップから読み取れる、

プラス幅の大きかったセクターと、マイナス幅の大きかったセクターを見ていきましょう。

大幅に上昇したセクターは、香港、貴金属、原油、農作物など

今週の市場を、よくみていきます。

ヒートマップは、明るい赤ばっかりですが、

よく見ると明るい緑色(大幅上昇)もあるんですよ。

インバースやレバレッジは除いています

プラス幅の大きかったセクター
  • 香港、ブラジル
  • 銀、プラチナ、パラジウム
  • 原油
  • とうもろこし、穀物

パラジウムは11%、プラチナ6%、銀は4%も上がってるよ!

金以外の貴金属は調子が良かったんだね。
というより原油や農作物など、コモディティ全体が調子いいね

大きなマイナスのセクターは、一般消費財、バイオテクノロジー、半導体など

次に、大きなマイナスリターンのセクターを探してみましょう。

とはいっても大きなマイナスのセクターだらけなので、そのなかでも特に大きなマイナスのセクターを紹介しましょう

マイナス幅の大きかったセクター
  • 一般消費財
  • 金融、銀行
  • バイオテクノロジー
  • 半導体
  • 小型株
  • 天然ガス

コモディティは調子良かったけど、天然ガスは大幅下落してるんだね

いままで上げすぎてたからね。
他はボラティリティの大きいセクターの下落が大きいね

バリューとグロースの強さは
  • グロース ▲6.8%
  • バリュー ▲4.8%

今週はどちらも大幅下落ですが、比較するとバリューの方がまだマシです

先週と比較しよう

先週のヒートマップと比較してみましょう。

これが先週のヒートマップです。

今週のヒートマップを見た後だと、なんだか天国に見えるね

続いて、今週のヒートマップをもう一度見てみましょう。

今週は、かなり落ち着いたんだね

最近はコモディティが強いね。
インフレが高まってる時はコモディティが伸びるという定説通り

長期金利・短期金利が大幅上昇、長短金利差は再び縮小へ

米国10年債の金利チャートを見てみましょう。

米10年債の利回りは、年明けから大きく上昇してきましたが、

今週水曜日以降、大きく低下しています。

にもかかわらず、グロースや小型が非常に弱いのが気になりますね。

次に米短期金利(2年国債)も確認しましょう。

2年国債は、2021年9月以降じわじわと上昇を続けています。

が、こちらも長期国債と同様、水曜日以降は下落傾向となっています。

では、長短金利差はどうでしょう

長短金利差(10年債金利ー2年債金利)のチャートです。

長短金利差は、縮小傾向が継続しています。

金利差が拡大とか縮小するとどうなるんだっけ?

長短金利差の縮小は、主に金融セクターへマイナスの影響を与えます。

これは、銀行をはじめとする金融機関は、長短金利差から収益を上げているからですね

金融機関は、長短金利差から収益をあげる

金融機関は、資金を調達し、その資金を貸し付けて利子を得ることで収益を上げます。

  • 金利の安い短期金利で資金を調達
  • 金利の高い長期金利で貸付
金利の差が小さいと収益をあげにくいんです

仮想通貨を見てみよう

金は少し上がったけど、仮想通貨はどうなったんだろう?

では、確認していきましょう

ビットコインは再び下落!

まずはビットコインから!

今週のチャートはこちら。

まーた下がっちゃったねえ

ビットコインは、昨年11月の最高値から47%も下落してるんだよね

大暴落だね!

イーサリアムも下げ止まり、やや反発

イーサリアムはどうだろ?

あちゃー!こっちもすごい下げ

階段を下るように下がってるね

ドル円の為替は、円高方向が続く

ドル円の為替レートも確認していきましょう

為替は、12月から続いた円安が年明けと共に反転し、円高方向に進みはじめました。

今週も円高が進み、113円69銭で引けています。

ところで、円高とか円安になると、どうなるんだっけ?

円高になると

日本円からドル建て資産への投資はしやすくなりますが、円換算の資産評価額は減少します。

円安になると

円換算資産評価額は増加しますが、円での投資は投資はしにくくなります。

為替と資産の関係については、こちらの記事で解説しました。

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まとめ

ということで、1月第3週の世界の市場の動きを見てきました。

株式市場は今週も大きく下落しましたが、

コモディティでは大幅な上昇も見られました。

株式市場は

今週の株式市場は、特に米国で株価が大きく下落しました。

日本や欧州も下落しましたが、中国だけは上昇しています。

セクター別に見ると、

上昇したのは、香港、ブラジルなど

下落したのは、一般消費財、金融、バイオテクノロジー、半導体、小型株などです。

バリュー株、グロース共に大幅に下落していますが、バリューの方がやや小さい下落です。

その他の市場は

エネルギーは、原油は大きく上昇、天然ガスは大きく下落

貴金属は、銀・プラチナ・パラジウムは大幅上昇、金は小幅上昇しています

農業商品は、穀物・とうもろこしが大幅上昇

債券は、小幅に下落しました。

仮想通貨市場は、ビットコイン、イーサリアムともに大幅下落

為替は、先週に続き円高方向に動いています。

市場の波乱が予想される2022年

2022年は年明けからナスダック総合が12%も下落するなど大きな変動に直面しています。

どこまで落ちるかわからない状況です。

暴落しても慌てず、暴騰しても落ち着いていられるようなポートフォリオを組み、

日々の生活を相場に振り回されないようにしましょう。

長期インデックス投資では、日々の株価の上下は無視しよう

長期的に資産形成をするには、信頼できる投資先にしっかりと分散投資して、あとはゆっくりとすること

長期で見れば、自然に資産は増えていきますよ。

安眠できる長期投資のコツとは
  1. 信頼できる銘柄(指数)への投資であること
  2. 適度な分散
  3. 余力(現金)を残しておく

短期的な上げ下げはありますが、今回紹介している指数は世界の中心的な株式指数です。

こういった指数へ長期で投資するときは、日々の株価は無視しましょう!

目先の上下に惑わされず、しっかりホールドしながら安眠できる、そんな投資を目指したいですね

忙しいサラリーマンが投資をするならCFDも検討したいですね

仕事に、育児に、遊びに忙しいサラリーマンの資産形成には、CFDという選択肢も有力です。

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夕食後のゆっくりした時間や通勤の電車の中、祝日でも取引することができます。

またレバレッジをかけた投資をすることもできますから、

少ない資金からから大きな利益を狙うこともできます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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