【1月第2週】米国市場は2週連続下落も下げ幅は縮小、コモディティは急上昇

こんにちは、せーじんです。

2022年が始まった先週はマイナスだったよね。
今週は大幅プラス!ってなったのかな?

そうならよかったんだけどね。
残念ながら、今週も株価は下落だよ

えー!!

下落傾向だからと言って空売りを始めると焼かれそうな気がする、なんとも手を出しづらい値動きをしてるんだよね

ということで、今週の相場の状況をチェックしていきましょう。

1月第2週の市場の状況まとめ
  • 株式市場は、各国市場で下落したが下げ幅は縮小
  • 仮想通貨は、ビットコイン、イーサリアムともやや回復
  • 債券は、小幅に下落
  • 米長期国債利回り・短期国債利回りともにやや上昇、金利差は縮小
  • コモディティは、原油・天然ガスが上昇、金・銀も上昇、農作物は下落

せーじんのポートフォリオについてはこちら

今回の記事の内容

今週の株式市場を確認しよう!

各国株価下落するも、下げ幅は縮小

それでは、今週の世界の株式市場の値動きを確認しましょう。

指数週単位月単位年初来1年間
日経平均株価-1.24-3.24-2.32-1.38
TOPIX-0.90-1.76-0.746.52
JASDAQ-2.13-6.40-4.99-8.13
NYダウ-0.880.04-1.1716.54
S&P500-0.30-0.12-2.1723.74
ナスダック総合-0.28-1.89-4.8014.58
ラッセル2000-0.840.42-3.731.80
ユーロ・ストックス50-0.781.67-0.6118.69
上海総合指数-1.63-4.18-3.26-1.27
深セン成分指数-1.35-6.37-4.76-5.86
香港ハンセン3.793.874.21-14.67
Investing.com 日本
世界の主要株価指数 - Investing.com 日本 世界の主要株価指数のレートをリアルタイムでご覧いただけます。それぞれの指数の現在価格、高値、安値、変動率をご覧いただけます。

うわー!香港ハンセン以外は全部マイナスだよ!

ただし、唯一プラスのハンセンは+3.79%の大幅上昇なんだよね。
ハンセンが他の指数の先行指標だとしたら、、、

他の指数も大幅上昇するかも、てことね

では、1%以上の上昇を見せた指数を確認していきましょう。

今週1%以上値上がりした指数
  • 香港ハンセン

先週は、1%以上の上昇をした指数はありませんでしたが、

今週は、香港ハンセンが大幅に上昇しました。

香港ハンセンは3.79%も上昇してるんだよね

他の指数も、これに追随してほしいね

では、次に1%以上下落した指数を確認していきましょう。

今週1%以上値下がりした指数
  • 日経平均、JASDAQ
  • 上海総合、深圳成分

先週は、日米中の多くの指数が大幅マイナスでしたが、

今週は、日中の多くの指数が1%以上マイナスとなりました。

最大マイナスは、JASDAQの▲2.13%

今週は、米国も下落したけど小幅に留まったんだね

今週の世界市場の傾向は
  • プラスリターンの指数が1
  • マイナスリターンの指数が10
マイナスの指数は増えたけど、マイナス幅は縮小!

S&P500は木曜日に大幅下落

週の中ではどんな動きをしていたのかな?
株価チャートを確認してみよう!

この1週間のS&P500ETF、SPYの株価チャートです。

月曜から水曜は、いい感じに上がってたんだね
でも木曜にとんでもなく下落してるよ

出来高も年末と比べると上がってきたね。機関投資家が戻ってきたんだね

先週との比較

先週の値動きとの比較をしてみましょう。

指数今週騰落先週騰落
日経平均株価-1.24-1.09-0.15
TOPIX-0.900.17-1.07
JASDAQ-2.13-2.910.78
NYダウ-0.88-0.29-0.59
S&P500-0.30-1.871.57
ナスダック総合-0.28-4.534.25
ラッセル2000-0.84-2.831.99
ユーロ・ストックス50-0.780.17-0.95
上海総合指数-1.63-1.650.02
深セン成分指数-1.35-3.462.11
香港ハンセン3.790.413.38

先週との差を見ると、ほとんどの指数が先週より良くなってるんだね

特にナスダックが良くなってるね。4%以上も改善してるよ

各セクターの状況を確認

ヒートマップを確認しよう

セクターごとの好不調を、ヒートマップで確認しましょう。

ヒートマップは、市場の動きが一眼でわかっちゃうね!

ヒートマップの詳しい説明はこちらの記事をご覧ください

ヒートマップの見方

今週1週間のパフォーマンスはこちら

あわせて読みたい

今週は全体的に赤が多いけど、明るい緑もけっこうあるよ!

先週と同じような傾向だけど、これは面白いね。
全体が下げてるけど、大きく上がったセクターもあるってことだもんね

ヒートマップから読み取れる、

プラス幅の大きかったセクターと、マイナス幅の大きかったセクターを見ていきましょう。

大幅に上昇したセクターは、エネルギー、金鉱、新興国など

今週の市場を、よくみていきます。

ヒートマップは、赤が目立ちますが、

明るい緑色(大幅上昇)も点在していますよ。

インバースやレバレッジは除いています

プラス幅の大きかったセクター
  • エネルギー
  • 銀行
  • 半導体
  • 金属・鉱業
  • 新興国株
  • 金鉱、金、銀、プラチナ
  • 原油、天然ガス
  • 新興国株

天然ガスは8.8%も上がってるよ!

貴金属や半導体、新興国株も調子が良かったんだね
ドル指数が急速に下落したから、貴金属や新興国が上がったんだろうね

ドル指数=米ドルの相対的な強さを表したもの

ドル指数のチャートはこちら

大きなマイナスのセクターは、一般消費財、バイオテクノロジー、ウランなど

次に、大きなマイナスリターンのセクターを探してみましょう。

特に大きなマイナスのセクターを紹介しましょう

マイナス幅の大きかったセクター
  • 一般消費財
  • 公益事業
  • 不動産
  • バイオテクノロジー
  • ロシア
  • ウラン
  • 穀物

大きなマイナスのセクターは、先週とは全く違うね

先週は、情報技術やへルスケア、金や債券も大幅下落してたね。
たしかに、先週とは違うね

バリューとグロースの強さは
  • グロース ▲0.9%
  • バリュー +0.2%

今週はグロースが下落、バリューは小幅上昇です

先週と比較しよう

先週のヒートマップと比較してみましょう。

これが先週のヒートマップです。

先週は、明るい赤と明るい緑だね
債券まで明るい赤なんて初めて見たよ

続いて、今週のヒートマップをもう一度見てみましょう。

今週は、かなり落ち着いたんだね

先週とは、上昇したセクターも下落したセクターも変わってるけど、
エネルギーだけは一貫して強いね。
今から入るのは少し怖いけど。

長期金利・短期金利が大幅上昇、長短金利差は再び縮小へ

米国10年債の金利チャートを見てみましょう。

米10年債の利回りは、年明けから大きく上昇しましたが、今週月曜から木曜に一休みしています。

金曜日に再び急上昇したので、来週以降は注目ですね。

再度急上昇するようなら、ナスダック・グロース株が再び弱くなるかもしれません。

次に米短期金利(2年国債)も確認しましょう。

2年国債は、2021年9月以降じわじわと上昇を続けています。

11月末にで0.5%だった短期金利は、今週金曜日に0.97%まで上昇。

1%が見えてきました。

では、長短金利差はどうでしょう

長短金利差(10年債金利ー2年債金利)のチャートです。

長短金利差は先週急拡大しましたが、今週は再び縮小傾向に転じています。

金利差が拡大とか縮小するとどうなるんだっけ?

長短金利差の拡大は、主に金融セクターへプラスの影響を与えます。

これは、銀行をはじめとする金融機関は、長短金利差から収益を上げているからですね

金融機関は、長短金利差から収益をあげる

金融機関は、資金を調達し、その資金を貸し付けて利子を得ることで収益を上げます。

  • 金利の安い短期金利で資金を調達
  • 金利の高い長期金利で貸付
金利の差が小さいと収益をあげにくいんです

仮想通貨を見てみよう

株価は下がってるけど、仮想通貨はどうなったんだろう?

では、確認していきましょう

ビットコインは底打ち?緩やかに上昇しているが、、、

まずはビットコインから!

今週のチャートはこちら。

今週は下がってないよ!これで、また上がり始めるのかな?

これだけの下落の後のリバウンドにしては弱い気もするけどなあ

まだ油断できないってことね

イーサリアムも下げ止まり、やや反発

イーサリアムはどうだろ?

イーサリアムも下げ止まったね

12月下旬から年明けにかけても同じようなチャートがあるね。その後、大きく下落してるし、イーサリアムも油断しちゃダメよ

ドル円の為替は、反転して円高方向に

ドル円の為替レートも確認していきましょう

為替は、12月から続いた円安が先週反転し、円高方向に進みはじめました。

今週も円高が進み、114円18銭ほどで引けています。

ところで、円高とか円安になると、どうなるんだっけ?

円高になると

日本円からドル建て資産への投資はしやすくなりますが、円換算の資産評価額は減少します。

円安になると

円換算資産評価額は増加しますが、円での投資は投資はしにくくなります。

為替と資産の関係については、こちらの記事で解説しました。

楽天証券CFD口座開設

まとめ

ということで、1月第2週の世界の市場の動きを見てきました。

先週に引き続き株式市場は下落しましたが、下落幅は先週よりも小さくなり、

コモディティや債券の市場では大幅な上昇も見られました。

全面安だった先週とは大きく異なっていますね。

株式市場は

今週の株式市場は、日本と中国の各市場で株価が大きく下落しました。

上昇したセクター、下落したセクターは先週とは大きく異なります。

上昇したのは、エネルギー、半導体、新興国など

下落したのは、一般消費財、公益事業、バイオテクノロジーなどです。

バリュー株は小幅に伸び、グロース株はやや下落しています。

その他の市場は

エネルギーは、原油・天然ガス共に大きく上昇

貴金属は、金・金鉱や銀、プラチナは大幅上昇しています

農業商品は、穀物が大幅下落、とうもろこし・コーヒーは小幅に下落

債券は、小幅に下落しました。

仮想通貨市場は、ビットコイン、イーサリアムともにやや回復

為替は、先週に続き円高方向に動いています。

市場の波乱が予想される2022年

2022年は年明けから下落が続き、ヤキモキしている投資家も多いのではないでしょうか。

金融緩和が終わり、利上げが始まる2022年は今年以上に大きな乱高下があることは確実

2020年や2021年のような、指数を買って放っておけば20%も上昇する、

なんて大幅な株価上昇は期待しない方がいいでしょう。

暴落しても慌てず、暴騰しても落ち着いていられるようなポートフォリオを組み、

日々の生活を相場に振り回されないようにしましょう。

長期インデックス投資では、日々の株価の上下は無視しよう

長期的に資産形成をするには、信頼できる投資先にしっかりと分散投資して、あとはゆっくりとすること

長期で見れば、自然に資産は増えていきますよ。

安眠できる長期投資のコツとは
  1. 信頼できる銘柄(指数)への投資であること
  2. 適度な分散
  3. 余力(現金)を残しておく

短期的な上げ下げはありますが、今回紹介している指数は世界の中心的な株式指数です。

こういった指数へ長期で投資するときは、日々の株価は無視しましょう!

目先の上下に惑わされず、しっかりホールドしながら安眠できる、そんな投資を目指したいですね

忙しいサラリーマンが投資をするならCFDも検討したいですね

仕事に、育児に、遊びに忙しいサラリーマンの資産形成には、CFDという選択肢も有力です。

CFDの取引時間はほぼ24時間。

夕食後のゆっくりした時間や通勤の電車の中、祝日でも取引することができます。

またレバレッジをかけた投資をすることもできますから、

少ない資金からから大きな利益を狙うこともできます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

\ 口座開設無料 /

せーじんのポートフォリオ

せーじんの資産状況と取引履歴は、毎月紹介しています。

ETF、レバレッジ投資信託、CFDのリターン比較実験

2021年4月から、ETF・レバレッジ投資信託・CFDのリターン比較実験をしています。

毎月経過を報告していますので、ぜひご覧ください。

どれが一番儲かるのかな〜?

FIRE達成!専業投資家「せーじん」...

【1月第1週】2022年は株、金、債券同時下落でスタート!大きく上がったのは?という話題でした。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

せーじんが使っているブログサービスはこちら

ワードプレステーマ「swell」

簡単、手軽、短時間で記事を執筆できるテーマとして有名なSWELL

装飾やプログラムの勉強時間を大幅に短縮でき、記事を書くことに集中できます。

こんなことができるのは、ワードプレスの新機能ブロックエディターに対応しているから!

レンタルサーバー「conohawing」

早い、安い、優しい

と3拍子揃ったレンタルサーバー。

表示速度の速さはgoogleからの評価対象であり、googleから評価されればアクセス数の上昇が期待できます。

安さも業界トップクラスです。

初心者でも操作しやすい管理画面にも定評があります。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
今回の記事の内容