こんにちは、せーじんです。

2022年の相場が始まったね。
年明けはどうなったかな?



今年のスタートは、なかなか厳しい展開だよ。
特に、せーじんが多く投資しているナスダックは厳しいね



えー、そうなの?



長期投資なら気にする必要はないけどね
ということで、いつもどおり今週の相場の状況をチェックしていきましょう。
- 株式市場は、各国市場で大幅下落
- 仮想通貨は、ビットコイン、イーサリアムとも大幅下落
- 債券も、大幅下落
- 米長期国債利回り・短期国債利回りともに急上昇、金利差は急拡大
- コモディティは、原油・天然ガスが上昇、金・銀は急落、農作物は上昇


せーじんのポートフォリオについてはこちら


今週の株式市場を確認しよう!
ナスダック大幅下落!S&P500も下落
それでは、今週の世界の株式市場の値動きを確認しましょう。
指数 | 週単位 | 月単位 | 年初来 | 1年間 |
---|---|---|---|---|
日経平均株価 | -1.09 | -0.86 | -1.09 | 1.21 |
TOPIX | 0.17 | 0.25 | 0.17 | 7.59 |
JASDAQ | -2.91 | -4.78 | -2.91 | -7.13 |
NYダウ | -0.29 | 1.33 | -0.29 | 16.51 |
S&P500 | -1.87 | 0.21 | -1.87 | 22.29 |
ナスダック総合 | -4.53 | -3.75 | -4.53 | 13.13 |
ラッセル2000 | -2.83 | -1.74 | -2.83 | 4.30 |
ユーロ・ストックス50 | 0.17 | 2.32 | 0.17 | 18.13 |
上海総合指数 | -1.65 | -2.55 | -1.65 | 0.26 |
深セン成分指数 | -3.46 | -5.31 | -3.46 | -6.37 |
香港ハンセン | 0.41 | -3.14 | 0.41 | -15.73 |





ナスダック総合が4.5%下落!?
では、1%以上の上昇を見せた指数を確認していきましょう。
- なし
先週は、ダウ平均、ユーロストックス50、深圳成分が大幅上昇しましたが、
今週は、1%以上の上昇をした指数はありませんでした。



最大上昇幅は、香港ハンセンの0.41%



プラスだったのは、ハンセンの他はTOPIXとユーロストックス50だけだったね
では、次に1%以上下落した指数を確認していきましょう。
- ナスダック総合、S&P500、ラッセル2000
- 日経平均、JASDAQ
- 上海総合、深圳成分
先週は、大幅マイナスの指数はありませんでしたが、
今週は、日米中の多くの指数が1%以上マイナスとなりました。



最大マイナスは、ナスダック総合の▲4.53%



米国小型株のラッセル、日本小型株のJASDAQも大きくマイナスだね
S&P500は水曜日に大幅下落



週の中ではどんな動きをしていたのかな?
株価チャートを確認してみよう!
この1週間のS&P500ETF、SPYの株価チャートです。





水曜日の下落がやばいね。
木曜と金曜も全然反発してないし



出来高も年末と比べると上がってきたね。機関投資家が戻ってきたんだね
先週との比較
先週の値動きとの比較をしてみましょう。
指数 | 今週騰落 | 先週騰落 | 差 |
---|---|---|---|
日経平均株価 | -1.09 | 0.03 | -1.12 |
TOPIX | 0.17 | 0.28 | -0.11 |
JASDAQ | -2.91 | 0.84 | -3.75 |
NYダウ | -0.29 | 1.08 | -1.37 |
S&P500 | -1.87 | 0.85 | -2.72 |
ナスダック総合 | -4.53 | -0.05 | -4.48 |
ラッセル2000 | -2.83 | 0.21 | -3.04 |
ユーロ・ストックス50 | 0.17 | 1.20 | -1.03 |
上海総合指数 | -1.65 | 0.60 | -2.25 |
深セン成分指数 | -3.46 | 1.00 | -4.46 |
香港ハンセン | 0.41 | 0.75 | -0.34 |



先週との差を見ると、今週は全部の指数が悪化してるんだね



その中では、かなりマシなのがTOPIXだね。トヨタ自動車がすごく好調だったおかげかな
各セクターの状況を確認
ヒートマップを確認しよう
セクターごとの好不調を、ヒートマップで確認しましょう。



ヒートマップは、市場の動きが一眼でわかっちゃうね!
ヒートマップの詳しい説明はこちらの記事をご覧ください


ヒートマップの見方


今週1週間のパフォーマンスはこちら





今週は明るい赤が多いけど、明るい緑もたくさんあるよ!



これは面白いね。全体が大きく下げてるけど、大きく上がったセクターもあるってことだもんね
ヒートマップから読み取れる、
プラス幅の大きかったセクターと、マイナス幅の大きかったセクターを見ていきましょう。
大幅に上昇したセクターは、金融、エネルギー、農作物など
今週の市場を、よくみていきます。
ヒートマップは、明るい赤が目立ちますが、
明るい緑色(大幅上昇)も点在していますよ。



インバースやレバレッジは除いています
- 金融
- エネルギー
- 金属・鉱業
- 原油、天然ガス、ウラン
- コーヒー、とうもろこし
- インド



エネルギーのETFは、10%以上上がってるよ!



金融とエネルギーが大幅上昇ってことは、利上げとインフレを見込んでの動きだね




大きなマイナスのセクターは、情報技術、バイオテクノロジー、クリーンエネルギーなど
次に、大きなマイナスリターンのセクターを探してみましょう。



特に大きなマイナスのセクターを紹介しましょう
- 情報技術
- 半導体
- ヘルスケア
- バイオテクノロジー
- クリーンエネルギー
- 不動産
- 米長期国債
- 金、金鉱、銀



ナスダックの主要セクターが軒並み調子悪いね



金や債券も大幅下落してるね。
せーじんは証券口座を見ないことにします(泣)
- グロース ▲4.8%
- バリュー +0.8%
今週はグロースが大幅下落、バリューは小幅上昇です


先週と比較しよう
先週のヒートマップと比較してみましょう。
これが先週のヒートマップです。





先週は、ほぼ緑一色だね
続いて、今週のヒートマップをもう一度見てみましょう。





今週は、赤も緑も明るいねえ



落ちるセクターはとことん落ちて、上がるセクターはぐんぐん上がる、
という感じだね
せーじんの投資先は、とことん落ちています、、、
長期金利・短期金利が大幅上昇、長短金利差は急拡大
米国10年債の金利チャートを見てみましょう。


米10年債の利回りは、年明けから大きく上昇しました。
ナスダック・グロース株の弱さの原因は金利上昇ですね。
昨年末には1.5%だった金利は、今週金曜日には一時1.8%をつけるまでに急騰しています。
次に米短期金利(2年国債)も確認しましょう。


2年国債も、長期金利と同様に大きく上昇しています。
11月末にで0.5%だった短期金利は、先週金曜日には一時0.9%にまで上昇しています。
では、長短金利差はどうでしょう
長短金利差(10年債金利ー2年債金利)のチャートです。


長短金利差は縮小傾向が続いていましたが、下げ止まり、上昇に転じています。



金利差が拡大とか縮小するとどうなるんだっけ?
長短金利差の拡大は、主に金融セクターへプラスの影響を与えます。



これは、銀行をはじめとする金融機関は、長短金利差から収益を上げているからですね


仮想通貨を見てみよう



株価は上がったけど、仮想通貨はどうなったんだろう?



では、確認していきましょう
ビットコインは前回安値ラインを超え、大きく下落



まずはビットコインから!
今週のチャートはこちら。





うわー、今週もとんでもない下落だね



先週注目していた4万6000ドルの前回安値ラインは、軽々と突破しちゃったね。



もう止まらないねえ
イーサリアムも下げ止まらず



イーサリアムはどうだろ?





イーサリアムは前回安値を割っちゃってたけど、さらに大幅下落してるね



次の抵抗線は、2021年9月末ごろの底値、2800ドルだね。
さらに10%位は下がることになるねえ



まだ10%も下がるの〜?
ドル円の為替は、反転して円高方向に
ドル円の為替レートも確認していきましょう


為替は、116円にタッチしたところで反転し円高方向に進みはじめました。
現在は115円50銭ほどですね。



ところで、円高とか円安になると、どうなるんだっけ?
- 円高になると、
-
日本円からドル建て資産への投資はしやすくなりますが、円換算の資産評価額は減少します。
- 円安になると、
-
円換算資産評価額は増加しますが、円での投資は投資はしにくくなります。
為替と資産の関係については、こちらの記事で解説しました。


まとめ
ということで、1月第1週の世界の市場の動きを見てきました。
年明けは、アノマリーでは上昇する可能性とされていますが今年は下落してしまいましたね。
その原因は、金利上昇とインフレ懸念です。
株式市場は
今週の株式市場は、日米中の各市場で株価が大きく下落しました。
しかし、すべてのセクターが大きく下がったわけではなく、
逆に大きく上昇したセクターもあるんです。
上昇したのは、金融、エネルギー、金属・鉱業など
下落したのは、情報技術、バイオテクノロジー、クリーンエネルギーなどです。
バリュー株は小幅に伸び、グロース株は大幅下落しています。
その他の市場は
エネルギーは、原油・天然ガス共に大きく上昇
貴金属は、金・金鉱や銀は大幅下落しています
農業商品は、穀物・とうもろこし・コーヒーとも大きく上昇
債券は、大きく下落しました。
仮想通貨市場は、ビットコイン、イーサリアムともに急落
為替は、反転して円安方向に動いています。
市場の波乱が予想される2022年
2021年は下落したり、上昇したり、株式市場のボラティリティが非常に高く感じました。
が、データで見ると2021年は大きな下落のない特殊な年であったようです。
金融緩和が終わり、利上げが始まる2022年は今年以上に大きな乱高下があることは確実
暴落しても慌てず、暴騰しても落ち着いていられるようなポートフォリオを組み、
日々の生活を相場に振り回されないようにしましょう。


長期インデックス投資では、日々の株価の上下は無視しよう
長期的に資産形成をするには、信頼できる投資先にしっかりと分散投資して、あとはゆっくりとすること。



長期で見れば、自然に資産は増えていきますよ。
- 信頼できる銘柄(指数)への投資であること
- 適度な分散
- 余力(現金)を残しておく
短期的な上げ下げはありますが、今回紹介している指数は世界の中心的な株式指数です。
こういった指数へ長期で投資するときは、日々の株価は無視しましょう!



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せーじんの資産状況と取引履歴は、毎月紹介しています。
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どれが一番儲かるのかな〜?


【1月第1週】2022年は株、金、債券同時下落でスタート!大きく上がったのは?という話題でした。



本日も最後までお読みいただきありがとうございました。








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