【4月第1週】停戦交渉終了・再開/逆イールド発生で株価はどうなっちゃうの?

こんにちは、せーじんです。

ここ2週間は株価の上昇が続いていましたが、

直近3日間は怪しい動きをしています。

え、怪しい動き?

ウクライナで続いていた停戦交渉が3月29日に終わったんだけど、停戦には至らなかったんだよ

えー、戦争はまだ続くの?

市場も同じように懸念したから、株価は下落したんだよ。
でも、4月1日にはオンラインでの停戦交渉が始まったから少しだけ反発したよ。

そして、4月1日はウクライナ情勢の他に大きな出来事がありました。

この記事をご覧ください。

米2年債と10年債の利回り逆転、19年以来初-景気後退シグナルか

Elizabeth Stanton2022年3月30日 3:23 JST 更新日時 2022年3月30日 6:18 JST

  • 将来の景気後退の前兆である可能性が高いとメドレー・グローバル
  • 昨年10月から他の年限同士でも逆イールドが発生していた

米国債の2年物利回りが10年物を一時上回り、この組み合わせでは2019年以来初めて逆イールドが発生した。償還期限が短めの米国債利回りが長めのものより高くなる逆転現象は他の年限同士でも見られており、米金融当局の利上げが景気後退(リセッション)を引き起こしかねないとの見方を強めている。

(中略)

 メドレー・グローバル・アドバイザーズのグローバル・マクロ・ストラテジスト、ベン・エモンズ氏は「歴史的にリセッションは逆イールドなしでは起きていない」と指摘。「従って、これが将来の景気後退の前兆である可能性が高い。しかし景気後退入りの時期は分からない。遅くて2年先になるだろう」と説明した。

  取引開始の時点では、2年債と10年債の利回り格差は12ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)近くの順イールドだった。その後、10年債利回りは一時2.38%前後と、8bp低下した。

少し前から話をしていた逆イールドが発生したんだよ

景気後退するって言ってたよね

詳しくは、金利のところでお話をしましょう。

今後、激動が想定される相場の状況をチェックしていきましょう。

4月第1週の市場の状況まとめ
  • 株式市場は、欧州中国で上昇、日本は下落
  • 仮想通貨は、ビットコイン、イーサリアムとも大きく上昇
  • 債券は、大きく上昇
  • コモディティは、貴金属・原油・穀物は下落、天然ガス・コーヒーが大幅に上昇
  • 米国債利回りは長期が足踏み、短期は上昇、金利差は0を下回り逆イールド発生
  • 為替は、円安が一服し、円高に振れる

せーじんのポートフォリオについてはこちら

今回の記事の内容

今週の株式市場を確認しよう!

中国と欧州が上昇、日本は下落

それでは、今週の世界の株式市場の値動きを確認しましょう。

指数週単位月単位年初来1年間
日経平均株価-1.724.82-3.91-7.33
TOPIX-1.884.53-2.41-1.39
JASDAQ-0.640.66-7.02-13.70
NYダウ-0.122.74-4.185.02
S&P5000.063.63-4.6213.08
ナスダック総合0.653.70-8.845.80
ラッセル20000.271.20-7.20-7.56
ユーロ・ストックス501.322.57-8.83-0.69
上海総合指数2.19-5.78-9.81-5.79
深セン成分指数1.29-8.38-17.70-13.42
香港ハンセン2.97-1.36-5.80-23.84
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世界の主要株価指数 - Investing.com 日本 世界の主要株価指数のレートをリアルタイムでご覧いただけます。それぞれの指数の現在価格、高値、安値、変動率をご覧いただけます。

今週は日本が下がっていて、米国は少ししか上がってないね

年初来で見ると全ての指数がマイナス圏にいますが、

もっともマイナス幅が小さいのは日経平均やTOPIXの日本勢ですね。

では、1%以上の上昇を見せた指数を確認していきましょう。

今週1%以上値上がりした指数
  • ユーロストックス50
  • 上海総合、深圳成分、香港ハンセン

先週は、日本の3指数と、米国のS&P500とナスダック総合が大幅に上昇しましたが、

今週は、欧州と中国が1%以上上昇しました。

大幅上昇した指数は、先週とは逆になったんだね

最大のプラスは香港ハンセンの2.97%でした

では、次に1%以上下落した指数を確認していきましょう。

今週1%以上値下がりした指数
  • 日経平均、TOPIX

先週は、上海総合と深圳成分が大幅マイナスでしたが、

今週は日経平均とTOPIXが1%以上マイナスとなりました。

日本株だけが大きくマイナスだったんだね

日本の下落は、株価上昇がハイペース過ぎたこと、円安が一服したことが原因かな

今週の世界市場の傾向は
  • プラスリターンの指数が7
  • マイナスリターンの指数が4
欧中は上昇!
日本は大下落!

S&P500は上昇して下落しました

この1週間のS&P500ETF、SPYの株価チャートを確認していきましょう。

日足チャートで見ると、よくわかるよ

薄青:5日移動平均 青:20日移動平均 オレンジ:60日移動平均

水曜日以降はすごく下がってるね

水曜日は停戦交渉が終わった日だね。
停戦への期待が薄くなった影響かな。

各セクターの状況を確認

ヒートマップを確認しよう

セクターごとの好不調を、ヒートマップで確認しましょう。

ヒートマップは、市場の動きが一眼でわかっちゃうよ!

ヒートマップの詳しい説明はこちらの記事をご覧ください

ヒートマップの見方

今週1週間のパフォーマンスはこちら

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今週は右上と左下が真っ赤だね

先週とは逆で、債券と米国以外の国が調子良さそうだね

ヒートマップから読み取れる、

プラス幅の大きかったセクターと、マイナス幅の大きかったセクターを見ていきましょう。

上昇したセクターは、生活必需、公益、米国債、中国など

今週の市場を、よくみていきましょう。

今週は大きく上昇したセクターがすごく多いので、紹介するのはS&P500よりも大きく上昇したセクターのみとします。

インバースやレバレッジは除きますよ

プラス幅の大きかったセクター
  • 生活必需品
  • 公益事業
  • バイオテクノロジー、医療機器
  • 不動産
  • 金鉱
  • 中国、インド、ブラジル
  • コーヒー、天然ガス
  • 米国債

今週は、いろんなセクターが上昇してるね。

生活必需品や公益事業、国債が上昇してるってことは、景気後退を意識してそうだね

逆イールドも発生してるし、やっぱり景気が悪くなるのかあ

マイナスのセクターは、金融、半導体、貴金属、原油など

次に、マイナスリターンのセクターを探してみましょう。

マイナス幅の大きかったセクター
  • 金融
  • 半導体
  • 住宅建設
  • 資本財、輸送
  • 金、銀、プラチナ、パラジウム
  • 原油
  • 穀物

下落してるセクターも色々あるね。
住宅建設は2週連続で大きな下落だよ。

米国では利上げが続いてるからね

金利が上がると、住宅が売れない

住宅を購入するときは、たいていローンを組みます。

これは、米国も同じです。

政策金利が上がると、住宅ローンの金利が上昇するため、ローンが組みにくくなります。

必然的に家が売れずらくなるため、住宅建設業界は冷え込んでいくのです。

バリューとグロースの強さは
  • グロース +1.01%
  • バリュー -0.73%

今週は、グロースはプラス、バリューはマイナスですから、グロースの方が好調でしたね。

先週と比較しよう

先週のヒートマップと比較してみましょう。

これが先週のヒートマップです。

続いて、今週のヒートマップをもう一度見てみましょう。

あ、先週と比べると、赤と緑の位置が綺麗に入れ替わってるね

短期投資なんかで、調子がいいセクターに突っ込むのは非常に危険な相場だったね。せーじんは、もうすこし安定するまで様子見しています。

2年債の急上昇で、ついに逆イールド発生!

米国10年債の金利チャートを見てみましょう。

米10年債の利回りは先週2.5%にタッチしました。

今週は、やや下落しましたね。

下落したと言っても、まだ2.386%と非常に高い水準ではありますが。

次に米短期金利(2年国債)も確認しましょう。

2年国債は金曜日に大きく上昇し、2.462%に達しています。

この水準は、2019年3月以来、3年ぶりとなります。

長期金利は下落、短期金利共は上昇ということは、、、
長短金利差を確認しましょう

長短金利差(10年債金利ー2年債金利)のチャートです。

ああ、ついに0%を下回ったよ!

長短金利差が0%を下回ったから、逆イールドの発生だね

逆イールドとは
  • 短期金利が長期金利を上回ってしまう現象のこと
  • 逆イールドが発生すると、数ヶ月〜数年後に景気後退や株価の下落が発生すると言われている
  • 逆イールドの発生は2019年8月以来で、その時は6ヶ月後にコロナショック発生
  • その前は2007年6月で、4ヶ月後からサブプライムローンショック及びリーマンショック発生

金利差が拡大とか縮小するとどうなるんだっけ?

長短金利差の縮小は、主に金融セクターへマイナスの影響を与えます。

これは、銀行をはじめとする金融機関は、長短金利差から収益を上げているからですね

金融機関は、長短金利差から収益をあげる

金融機関は、資金を調達し、その資金を貸し付けて利子を得ることで収益を上げます。

  • 金利の安い短期金利で資金を調達
  • 金利の高い長期金利で貸付
金利の差が小さいと収益をあげにくいんです

仮想通貨はどうなった?

仮想通貨はどうなったんだろう?

では確認していきましょう

ビットコインは押し目形成中

まずはビットコインから!

今週のチャートはこちら。

薄青:5日(短期)移動平均 青:20日(中期)移動平均 オレンジ:60日(長期)移動平均

ビットコインは日曜日に大きく上昇して、4万5000ドルの抵抗線をブレイクしたね。けど、月曜日以降は停滞しているよ

また下がりそう?

移動平均線の並びや角度から見て上昇トレンドは継続中に見えるから、押し目だと思ってるよ。4万5000ドルを下回らずに切り返しそうだし

イーサリアムも上昇トレンド入り!

イーサリアムはどうだろう?

先週は、中期線が長期線を上抜けしそうで、上昇トレンド入り間近だったね。今週はどうなったかな?

薄青:5日(短期)移動平均 青:20日(中期)移動平均 オレンジ:60日(長期)移動平均

お、中期線は長期線を上回ったね

移動平均線の角度も並びも申し分なし。
株価も上がり続けていて、上昇トレンド入りだね

為替は一時125円を超えるも、122円まで大きく戻す

ドル円の為替レートも確認していきましょう

今週も為替は激しかったですよ〜

なんか、すっごい下がったね

そうだね。125円までタッチしたけど、そこで一服。
いっきに122円まで戻してきたね

FXやってなくてよかったね

122円8銭でスタートしたドル円の為替ですが、

今週も猛烈な円安は止まるところを知らず、125円11銭にまで進みました。

125円にまで到達するのは、2015年8月以来の6年7ヶ月ぶりのことです。

その後は、週の初め値から0.39%円安となる122円56銭にまで戻しました。

ところで、円高とか円安になると、どうなるんだっけ?

円高になると

日本円からドル建て資産への投資はしやすくなりますが、円換算の資産評価額は減少します。

円安になると

円換算資産評価額は増加しますが、円での投資はしにくくなります。

為替と資産の関係については、こちらの記事で解説しました。

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まとめ

ということで、4月第1週の世界の市場の動きを見てきました。

ウクライナとロシアの停戦協定が大きな成果なく終了したことで、株価は一時軟調となりました。

すぐにオンラインでの停戦協定再開の報道があり小さく反発しましたが、

今後は非常に不安定な状況です。

また、2年債と10年債の逆イールドが発生し、数ヶ月〜数年以内に景気後退する可能性が示唆されています。

株式市場は

セクター別に見ると、

上昇したのは、生活必需品、公益事業、バイオテクノロジーなど

下落したのは、半導体、金融、住宅建設などでした。

グロース株は上昇しましたが、バリュー株はやや下落しています。

その他の市場は

エネルギーは、天然ガスは大きく上昇、原油は大きく下落

貴金属は、金鉱は上昇したものの、金・銀・プラチナ・パラジウムは下落

農業商品も、穀物は大きく下落、コーヒー、とうもろこしは上昇しています。

債券は、大きく上昇しました。

仮想通貨市場は、ビットコイン、イーサリアムとも大きく上昇しています。

為替は、6年7ヶ月ぶりの125円に達した後、122円まで戻しました。

不透明かつ終わりの見えない相場

終わらないウクライナでの戦争、高いインフレ、そして今週発生した逆イールド

相場を取り巻く環境は不透明で、終わりの見えないものとなっています。

やや上昇中の株価も、状況次第で再び下落することもあるでしょう。

暴落しても慌てず、暴騰しても落ち着いていられるようなポートフォリオを組み、

日々の生活を相場に振り回されないようにしましょう。

長期インデックス投資では、日々の株価の上下は無視しよう

長期的に資産形成をするには、信頼できる投資先にしっかりと分散投資して、あとはゆっくりとすること

長期で見れば、自然に資産は増えていきますよ。

安眠できる長期投資のコツとは
  1. 信頼できる銘柄(指数)への投資であること
  2. 適度な分散
  3. 余力(現金)を残しておく

短期的な上げ下げはありますが、今回紹介している指数は世界の中心的な株式指数です。

こういった指数へ長期で投資するときは、日々の株価は無視しましょう!

目先の上下に惑わされず、しっかりホールドしながら安眠できる、そんな投資を目指したいですね

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またレバレッジをかけた投資をすることもできますから、

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【3月第4週】日米の株価上昇続く!円安、原油高で日本の家計は大ピンチ!という話題でした。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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