【1月第4週】日中欧は大幅下落!米国とビットコインは下げ止まり?

こんにちは、せーじんです。

今年は株価が下がりっぱなしだね。どうせ今週も下がったんでしょ?
うちの資産が〜!!

今週は、米国市場がようやく下げ止まった感じだよ

え、ほんとに!?

日本や中国、欧州は下がってるし、米国も上昇基調になったわけでもないから、安心はできないけどね

また下がるかもしれないのね・・・

ということで、今週の相場の状況をチェックしていきましょう。

1月第4週の市場の状況まとめ
  • 株式市場は、米国が下げ止まり、日中欧は大幅下落
  • 仮想通貨は、ビットコイン、イーサリアムとも下げ止まり
  • 債券は、小幅に下落
  • 米長期国債利回りは横ばい、短期国債利回りは上昇、金利差は大きく縮小
  • コモディティは、原油・天然ガス・パラジウム・農作物が大幅上昇、金・銀・プラチナは大幅下落

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今回の記事の内容

今週の株式市場を確認しよう!

米国は下げ止まり?米国以外は大幅下落

それでは、今週の世界の株式市場の値動きを確認しましょう。

指数週単位月単位年初来1年間
指数週単位月単位年初来1年間
日経平均株価-2.92-7.20-7.20-3.42
TOPIX-2.61-5.79-5.793.77
JASDAQ-2.89-10.75-10.75-13.04
NYダウ1.34-4.60-4.4415.82
S&P5000.77-7.26-7.0119.32
ナスダック総合0.01-12.52-11.985.35
ラッセル2000-1.62-13.03-12.90-5.69
ユーロ・ストックス50-2.19-3.93-3.7618.83
上海総合指数-4.57-7.12-7.65-3.49
深セン成分指数-5.00-9.92-10.29-10.08
香港ハンセン-5.671.900.65-16.74
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うわー!米国が久しぶりにプラスだけど、それ以外が悲惨なことになってるよ!

米国は小型株のラッセル2000以外はプラスになったね。
これは3週間ぶりのことだよ

では、1%以上の上昇を見せた指数を確認していきましょう。

今週1%以上値上がりした指数
  • ダウ平均

先週は、香港ハンセンのみが1%以上のプラスでしたが、

今週は、ダウ平均のみが大幅に上昇しました。

ナスダックやS&P500じゃなくて、ダウ平均だけが大幅上昇なんてあんまり見ないよね

そうだね。2021までの金融相場とは少し状況が変わってくるのかもしれないね。

では、次に1%以上下落した指数を確認していきましょう。

今週1%以上値下がりした指数
  • 日経平均、TOPIX、JASDAQ
  • ラッセル2000
  • ユーロストックス50
  • 上海総合、深圳成分、香港ハンセン

先週は、日中の多くの指数が大幅マイナスでしたが、

今週は、日中欧の多くの指数が1%以上マイナスとなりました。

最大マイナスは、香港ハンセンの▲5.67%

今週は、米国の3指数以外はすべて大幅マイナスだったんだね

今週の世界市場の傾向は
  • プラスリターンの指数が3
  • マイナスリターンの指数が8
株価は強い下落傾向です
(米国以外)

S&P500は出来高急増!セリングクライマックス?

週の中ではどんな動きをしていたのかな?
株価チャートを確認してみよう!

この1週間のS&P500ETF、SPYの株価チャートです。

おお、たしかに今週は下げ止まってるね

先週の金曜日と月曜日に、出来高が急激に伸びてるね。セリングクライマックスと言って、これが株価の底を示している可能性があるよ。

テクニカルを確認してみましょう。

上画面の黒線:200日移動平均線 真ん中画面:RSI 下画面:MACD

上画面の移動平均線を確認すると、SPYは200日移動平均線に上値を抑えられながら推移しています。

また、RSIが1年10ヶ月ぶりに30を下回っていましたが、今週は40近くまで上昇しました

売られすぎの状況ではなくなったということですね

下画面のMACDを確認すると、青いラインが上を向きましたが、まだまだ下落トレンドが継続中ですね。

先週との比較

先週の値動きとの比較をしてみましょう。

指数今週騰落先週騰落
日経平均株価-2.92-2.14-0.78
TOPIX-2.61-2.55-0.06
JASDAQ-2.89-3.260.37
NYダウ1.34-4.585.92
S&P5000.77-5.686.45
ナスダック総合0.01-7.557.56
ラッセル2000-1.62-8.266.64
ユーロ・ストックス50-2.19-1.00-1.19
上海総合指数-4.570.04-4.61
深セン成分指数-5.00-0.86-4.14
香港ハンセン-5.672.39-8.06

ラッセルはマイナスだけど、先週と比べればかなり良くなってるんだね。やっぱり米国は下げ止まりしたのかな?

うーん

各セクターの状況を確認

ヒートマップを確認しよう

セクターごとの好不調を、ヒートマップで確認しましょう。

ヒートマップは、市場の動きが一眼でわかっちゃうね!

ヒートマップの詳しい説明はこちらの記事をご覧ください

ヒートマップの見方

今週1週間のパフォーマンスはこちら

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全体で見ると、まだまだ赤(下落)が多いんだね

株の中にもマイナスの国やセクターが多いし、債券や貴金属もマイナスだもんね

ヒートマップから読み取れる、

プラス幅の大きかったセクターと、マイナス幅の大きかったセクターを見ていきましょう。

大幅に上昇したセクターは、エネルギー、天然ガス、パラジウムなど

今週の市場を、よくみていきましょう。

ヒートマップの、明るめの緑を確認していきます。

インバースやレバレッジは除いています

プラス幅の大きかったセクター
  • 情報技術
  • エネルギー
  • ブラジル
  • 天然ガス、原油
  • パラジウム
  • とうもろこし、穀物

天然ガスは24%、パラジウムは12%も上がってるよ!

株でいうと、情報技術とエネルギーセクターが上がってるね

大きなマイナスのセクターは、半導体、クリーンエネルギーなど

次に、大きなマイナスリターンのセクターを探してみましょう。

とはいっても大きめなマイナスのセクターを紹介しますよ

マイナス幅の大きかったセクター
  • 半導体
  • クリーンエネルギー
  • 日本、欧州
  • 中国、新興国
  • 金鉱、金、銀、プラチナ
  • 天然ガス

コモディティは調子良かったけど、天然ガスは大幅下落してるんだね

いままで上げすぎてたからね。
他はボラティリティの大きいセクターの下落が大きいね

バリューとグロースの強さは
  • グロース 1.2%
  • バリュー 0.5%

今週はどちらも上昇しましたが、比較するとグロースの方が強いですね

先週と比較しよう

先週のヒートマップと比較してみましょう。

これが先週のヒートマップです。

先週は、真っ赤っかだね

続いて、今週のヒートマップをもう一度見てみましょう。

今週は、かなり落ち着いたんだね

長期金利・短期金利が大幅上昇、長短金利差は再び縮小へ

米国10年債の金利チャートを見てみましょう。

米10年債の利回りは、年明けから大きく上昇してきましたが、

今週水曜日以降、上昇局面が一服しています。

次に米短期金利(2年国債)も確認しましょう。

2年国債は、2021年9月以降じわじわと上昇を続けています。

長期国債と異なり、今週も大きく上昇しています。

では、長短金利差はどうでしょう

長短金利差(10年債金利ー2年債金利)のチャートです。

長短金利差は、今週大きく縮小しています。

金利差が拡大とか縮小するとどうなるんだっけ?

長短金利差の縮小は、主に金融セクターへマイナスの影響を与えます。

これは、銀行をはじめとする金融機関は、長短金利差から収益を上げているからですね

金融機関は、長短金利差から収益をあげる

金融機関は、資金を調達し、その資金を貸し付けて利子を得ることで収益を上げます。

  • 金利の安い短期金利で資金を調達
  • 金利の高い長期金利で貸付
金利の差が小さいと収益をあげにくいんです

仮想通貨を見てみよう

米国株は下げ止まったけど、仮想通貨はどうなったんだろう?

では、確認していきましょう

ビットコインも下げ止まり

まずはビットコインから!

今週のチャートはこちら。

おお、ビットコインも下げ止まってる!

ここから急反発!とは言いづらいけどね。
2021年11月の最高値6万9000ドルから一時は50%以上も下落してるからねえ

ひどい暴落だね!

イーサリアムも下げ止まり

イーサリアムはどうだろ?

なんか、ビットコインとおんなじようなチャートだね

12月以降は、かなり強く相関してるんだね。イーサリアムも、ビットコインと同じく、今週は下げ止まってるね

ドル円の為替は、反転し円安方向へ

ドル円の為替レートも確認していきましょう

為替は、年明けから続いた円高でしたが、今週は反転し円安に進んでいます。

今週は113円69銭で始まったのですが、115円24銭で引けています。

1.36%ほど円安が進んだことになりますね。

ところで、円高とか円安になると、どうなるんだっけ?

円高になると

日本円からドル建て資産への投資はしやすくなりますが、円換算の資産評価額は減少します。

円安になると

円換算資産評価額は増加しますが、円での投資は投資はしにくくなります。

為替と資産の関係については、こちらの記事で解説しました。

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まとめ

ということで、1月第4週の世界の市場の動きを見てきました。

今週は、米国の株価下落に歯止めがかかりましたが、他の国では大きく下落しています。

また、エネルギーや農作物などコモディティでは大幅な上昇も見られました。

株式市場は

年明けから下落が続く株式市場ですが、

今週は米国で株価が下げ止まっています。

が、日本や欧州、中国は今週も大幅に下落しています。

セクター別に見ると、

上昇したのは、情報技術、エネルギーなど

下落したのは、半導体、クリーンエネルギーなどです。

バリュー株、グロース共にやや上昇していますが、グロースの方がやや大きい上昇です。

その他の市場は

エネルギーは、原油は大きく上昇、天然ガスは非常に大きく上昇

貴金属は、パラジウムは大幅上昇ですが、金鉱・金・銀・プラチナは下落しています

農業商品は、穀物・とうもろこしが大幅上昇

債券は、小幅に下落しました。

仮想通貨市場は、ビットコイン、イーサリアムともに下落トレンドが下げ止まっています。

為替は、年明けからの円高方向が円安に転じています。

市場の波乱が予想される2022年

2022年は複数回の利上げが想定され、利上げ後にはバランスシート縮小が実施されるでしょう。

それを見越して、年明けからナスダック100が一時15%下落、S&P500も9.8%下落するなど大きな変動に直面しています。

今年は、過去2年間にないほどボラティリティが大きな年になるかもしれません。

暴落しても慌てず、暴騰しても落ち着いていられるようなポートフォリオを組み、

日々の生活を相場に振り回されないようにしましょう。

長期インデックス投資では、日々の株価の上下は無視しよう

長期的に資産形成をするには、信頼できる投資先にしっかりと分散投資して、あとはゆっくりとすること

長期で見れば、自然に資産は増えていきますよ。

安眠できる長期投資のコツとは
  1. 信頼できる銘柄(指数)への投資であること
  2. 適度な分散
  3. 余力(現金)を残しておく

短期的な上げ下げはありますが、今回紹介している指数は世界の中心的な株式指数です。

こういった指数へ長期で投資するときは、日々の株価は無視しましょう!

目先の上下に惑わされず、しっかりホールドしながら安眠できる、そんな投資を目指したいですね

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またレバレッジをかけた投資をすることもできますから、

少ない資金からから大きな利益を狙うこともできます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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毎月経過を報告していますので、ぜひご覧ください。

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【1月第4週】日中欧は大幅下落!米国とビットコインは下げ止まり?という話題でした。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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