【4月第3週】投資家ニッコリ。値動き小さいが、ほぼ全てのセクターが上昇。

こんにちは、セミリタイヤしたせーじんです。

4月に入ってから、米国市場(の指数)が急上昇してるね

へえ、そうなの

4月第2週の各国市場の状況
  • 米国のS&P500、ナスダック総合、ダウ平均、ラッセル2000は揃って1%以上の上昇
  • 日本市場では日経平均とJASDAQがマイナスリターン、TOPIXは横ばい
  • 中国市場では香港は上昇、上海と深圳はマイナス成長
  • 欧州は、1%以上の上昇。

日本・中国・米国小型株からお金が抜け、米国大型株に向かっています

そのような値動きの中、せーじんのポートフォリオは、先月末からの変動が+6.7%となりました。

今週は、せーじんポートフォリオは横ばいでした

今週の動きを復習し、来週からの相場に備えていきましょう!

せーじんのポートフォリオについてはこちら

今回の記事の内容

米国、欧州、香港が強さを見せたが、日本と中国が軟調

今週の値動き

それでは、今週の世界の株式市場の値動きを確認しましょう。

指数週単位月単位年初来1年間
日経平均株価-0.28-0.778.1649.18
TOPIX0.07-1.178.6535.93
JASDAQ-1.290.714.3233.72
NYダウ1.183.5911.7441.08
S&P5001.375.3211.4345.60
ナスダック総合1.093.909.0362.45
ラッセル20001.00-3.0114.7484.36
ユーロ・ストックス501.364.7613.5239.63
上海総合指数-0.70-0.55-1.3420.72
深セン成分指数-0.67-0.64-5.1830.33
香港ハンセン1.08-0.096.5318.99
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世界の主要株価指数 - Investing.com 日本 世界の主要株価指数のレートをリアルタイムでご覧いただけます。それぞれの指数の現在価格、高値、安値、変動率をご覧いただけます。
今週値上がりした指数
  • S&P500(+1.37%)
  • ユーロストックス50(+1.36%)
  • ダウ平均(+1.18%)
  • ナスダック総合(+1.09%)
  • 香港ハンセン(+1.08%)
今週値下がりした指数
  • JASDAQ(▲1.29%)
  • 上海総合(▲0.70%)
  • 深圳成分指数(▲0.67%)

今週は、全体的に小幅な値動きでしたね。

ただ米国市場と欧州市場が先週に引き続き上昇しています。

この1週間のS&P500ETF、SPYのチャートを確認しましょう。

青いところが、今週の値動きです。

水曜日に、久しぶりの陰線が出ました。

それまで13日連続陽線でしたから、S&P500の好調ぶりが伺えますね。

陰線が出た後も勢いは衰えることなく、木曜日、金曜日は2連騰しています。

水曜日の陰線も理由ははっきりしています。

これは、コインベース(ティッカーシンボル:coin)の上場による市場の混乱によるものですね。

コインベースのチャートはこちら

上場初日は、凄まじい陰線が出ています。

インターネット上では、寄り付きで買ったホルダーたちの阿鼻叫喚でした。

先週まで調整が続いていたラッセル2000のETF・IWMのチャートも確認しましょう。

S&P500のチャートと違って、横ばいなんだね

今週は少し上がってきて持ち直したのかなと思ったけど、2日連続で陰線をつけての上昇。ちょっと嫌な動きだね。

年初来でも1年間でも、今回比較している指数で最も上昇していたのがラッセル2000です。

上がりすぎと評価され売られていたラッセル2000ですが、ようやく下げ止まり。

でも、まだまだ警戒が必要でしょう。

先週との比較

先週の値動きとの比較をしてみましょう

指数今週騰落先週騰落
日経平均株価-0.28-0.290.01
TOPIX0.07-0.620.69
JASDAQ-1.290.84-2.13
NYダウ1.181.95-0.77
S&P5001.372.71-1.34
ナスダック総合1.093.12-2.03
ラッセル20001.00-0.401.40
ユーロ・ストックス501.360.830.53
上海総合指数-0.70-0.970.27
深セン成分指数-0.67-2.191.52
香港ハンセン1.08-0.901.98

先週と方向性が大きく変わったのが、JASDAQと香港ハンセン指数だね。

JASDAQ:1%近いプラス → 1.3%ほどのマイナスに

香港ハンセン指数: -1%ほど → +1.1%ほどに

ダウ、S&P500、NASDAQは2週連続で上昇してるね

そうだね。でも、上昇幅はかなり小さくなってるよ。

そういうふうにみると、中国の深圳は2週連続マイナスだけど、マイナス幅はすごく小さくなってるね

ヒートマップで各セクターの状況を確認

セクターごとの好不調を、ヒートマップで確認しましょう。

ヒートマップは、市場の動きが一眼でわかっちゃうね!

ヒートマップの詳しい説明はこちらの記事をご覧ください

今週1週間のパフォーマンスはこちら

出典元:finviz.com
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今週は、パッと見て暗い緑って感じだね

暗い緑ってことは、株価は少し上昇ってことだね

ヒートマップから、プラス幅の大きかったセクターと、マイナス幅の大きかったセクターを取り上げましょう。

プラス幅が大きかったのは、住宅建設、不動産、ブラジル、原油など多数

ヒートマップから読み取れるプラスリターンの大きなセクターはこうですね。

プラス幅の大きかったセクター
  • 素材
  • 公益
  • 住宅建設
  • 不動産
  • ヘルスケア
  • 金鉱株
  • ブラジル
  • ロシア
  • 原油

プラスが多いね!

住宅建設、不動産はずっと上がり続けていますね。

金鉱株も調子がいいようです。

不動産セクターについては、こちらの記事でまとめましたのでご覧ください。

金鉱株はこちら

マイナス幅が大きかったものはない

大きなマイナスとなっているセクターは特にありませんでした。

インバースとかレバレッジ以外はね

インバースとは、元の価格の逆に動くよう設計されたETFのことです

大きくはないものの、ややマイナスリターンとなっているのは、こういったセクターです。

マイナス幅の大きかったセクター
  • 半導体
  • インド

最近マイナスが続いていたバイオテクノロジーはプラスに転じました。

そろそろ買い時?せーじんはもう少し様子を見ます

半導体は先週大きく上昇しましたが、2月中旬の高値を超えられず小幅に下落しています。

半導体ETFのSMHのチャートはこちら。

そうだね。2月の高値を超えそうで超えられなかったね

インドは新型コロナウイルスの感染爆発が発生したことを嫌気して、株価が下がっています。

インド、新型コロナの1日当たり感染者が初めて20万人突破

[ニューデリー 15日 ロイター] – インド保健省が15日公表したデータによると、同国の1日当たりの新型コロナウイルス感染者が初めて20万人を突破した。

過去24時間での感染者は20万0739人と過去最高を記録。死者は1038人だった。

インドの新型コロナ感染者は累計1410万人に達し、世界で最多の米国(3140万人)に次いで2番目に多い。死者は累計17万3123人となった。

出典元:ロイター

Reuters Japan
インド、新型コロナの1日当たり感染者が初めて20万人突破 インド保健省が15日公表したデータによると、同国の1日当たりの新型コロナウイルス感染者が初めて20万人を突破した。

先週と比較すると、マイナスが減り、大きなプラスも減った

先週のヒートマップと比較してみましょう。

これが先週のヒートマップです。

出典元:finviz.com

続いて、今週のヒートマップをもう一度見てみましょう。

出典元:finviz.com

先週は少しだけだった赤い部分が、今週はさらに減ってるね。

そうだね。でも、明るい緑も減ってるみたいだね

米国長期金利、先週に続いて下落傾向

米国10年債の金利チャートを見てみましょう。

先週に引き続き、長期金利は下落傾向です。

長期金利の下落が、多くの株の上昇に繋がったんだね

下落傾向が続くように見える金利ですが、また上昇に転じる可能性も低くはありません。

ナスダックやラッセル、新興国株投資には引き続き警戒が必要です。

もし金利が上昇したら、どういうふうに投資したらいいの?

という方は、この記事をご覧ください。

ビットコインは大きく上昇も一旦下落

ビットコインのチャートも確認しましょう。

先週の記事で引いた線をそのまま残してあります。

先週の時点で綺麗な三角持ち合いを形成していますね。

これを受けて、このようなことを発言しました。

このチャートパターンが現れると、収束する日までに上か下に大きく飛び出す可能性が高くなります。

今回のビットコインの収束は4月15日付近です。

来週中には、上か下に大きく飛び出すと思うよ

上か下って、、、どっちよ?

それがわかったら億万長者ですよ。まあせーじんは上に飛び出すと信じています。

今週の初めに、三角持ち合いのセオリー通り大きく値動きしましたね。

ただ、コインベースの上場で流れが変わったのか、すぐに下落しています。

このまま下がるのか、再び上昇するのか。

せーじんは、ビットコインに対して長期的には強気な見方をしています。

ですから、せーじんはビットコインを長期で持ち続けますよ〜

まとめ

ということで、4月第3週の世界の市場の動きを見てきました。

今週は全体的に値動きの小さかったのですが、

ほぼマイナスのセクターのない、多くの投資家がニッコリできる週となりました。

先週下落していた日本や中国の株価は持ち直す傾向が見られ、香港は大幅に上昇しました。

長期金利は下落基調が続き、今後も株価の緩やかな上昇が期待できます。

ビットコインも三角持ち合い後に大きく上昇しましたが、すぐに下がり始めています。

長期インデックス投資では、日々の株価の上下は無視しよう

長期的に資産形成をするには、信頼できる投資先にしっかりと分散投資して、あとはゆっくりとすること

自然に資産は増えていきますよ。

安眠できる長期投資のコツとは
  1. 信頼できる銘柄(指数)への投資であること
  2. 適度な分散
  3. 余力(現金)を残しておく

短期的な上げ下げはありますが、今回紹介している指数は世界の中心的な株式指数です。

こういった指数へ長期で投資するときは、日々の株価は無視しましょう!

目先の上下に惑わされず、しっかりホールドしながら安眠できる、そんな投資を目指したいですね

忙しいサラリーマンが投資をするならCFDも検討したいですね

仕事に、育児に、遊びに忙しいサラリーマンの資産形成には、CFDという選択肢も有力です。

CFDの取引時間はほぼ24時間。

夕食後のゆっくりした時間や通勤の電車の中、祝日でも取引することができます。

またレバレッジをかけた投資をすることもできますから、

少ない資金からから大きな利益を狙うこともできます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

せーじんのポートフォリオ

せーじんのポートフォリオは先月末からの変動が+6.7%でした。

せーじんの資産状況はこちらの記事で解説しています。

せーじんの取引履歴はこちらです

以上、【4月第3週】投資家ニッコリ。値動き小さいが、ほぼ全てのセクターが上昇。という話題でした。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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