【ナスダック弱し】米国長期金利が急上昇で絶好調の投資先とは?

こんにちは、せーじんです。

米国では長期金利が急激に上昇しています。

その影響で、米国市場は停滞しており、今までのような強い上昇トレンドは影を潜めてしまいました。

特にNASDAQが弱いよね

そうなんだよ。指数で言えば、ダウが強くて、S&P500がそれに続き、一番弱いのがNASDAQだね

今までと、逆の順番になっちゃったね。コレって、どうして?

それぞれの指数に含まれている銘柄が結構違うからね。
今日はそこを詳しく見ていこう

金利が上がった時に強い銘柄、下がった時に強い銘柄がわかっていれば、

短期投資(数日〜数週間程度)や中期投資(数ヶ月程度)で資産を増やしやすくなりますね。

より大きく資産を育てるため、一緒に勉強していきましょう!

今回の記事の内容

長期金利が急激に上がっている

2021年初来の、米国10年債利回りのチャートです。

一直線に上がってるね

そうだね。年初には1.0%を下回っていたのに、そこから3ヶ月もしないうちに1.7%まで上昇してるよ

もう少し長期間で見てみましょう。

10年間の長期金利利回りのチャートです。

2013年と、2016年にも同じような急上昇があるね

この規模の金利上昇は、この10年で3回目。
上げ幅は今までの2回と同じくらいだね

上昇幅上昇率上昇期間
2013年1.4ポイント85%125日間
2016年1.3ポイント96%175日間
2021年1.2ポイント235%236日間
2021年の金利上昇の特徴

上昇幅は、過去2回と同じくらい

上昇率は過去2回よりも大幅に高い

上昇期間は、過去2回よりも長い

上昇幅が同じなのに、上昇率が高いの?

そうだよ。この2つの事例を比べてみようか

  1. 1%→2%に上昇した場合 上昇幅1ポイント、上昇率100%
  2. 2%→3%に上昇した場合 上昇幅1ポイント、上昇率50%

上昇幅が同じでも、上昇前の値によって上昇率は大きく変わりますね。

長期金利の影響は指数によって違う

長期金利が上昇している期間、NASDAQは全然上がらないのにダウ平均やS&P500は上昇しています。

この差についても検証していきましょう。

各指数の株価チャートを確認しよう

最初に、停滞しているNASDAQの年初来チャートです。

停滞してるけど、年初来でもマイナスにはなってないんだね

ナスダックの停滞をみてもらったので、次にS&P500とダウ平均を連続で見ていきましょう。

まずは、S&P500の年初来チャートです

次にダウ平均の年初来チャート

おお!S&P500とダウ平均は、すごく上がってるね!

NASDAQが停滞している3ヶ月の間で、

  • S&P500は6.4%
  • ダウ平均は8.78%

の大幅上昇です。

どうして、こんなに差がついてるの?

構成銘柄に答えがあるよ

構成セクター

各指数の構成セクターを、ETFを使って確認しましょう。

NASDAQ100(QQQ)、S&P500(SPY)、ダウ平均(DIA)の順に表示します。

ナスダック100構成銘柄
NASDAQ100 (QQQ)
S&P500(SPY)
ダウ平均(DIA)

出典元:ETF.com

3つの指数は、構成セクターもかなり違うんだね。

かなり違うよね。主な違いをまとめてみたよ

ナスダック
S&P500ダウ平均
情報技術62.89%34.10%22.28%
金融0%12.53%14.36%
資本財2.12%8.89%16.35%
エネルギー0%2.45%1.88%
素材0%2.44%1.45%
横ばいのNASDAQと、上昇したS&P500とダウ平均の違い

情報技術の割合が非常に大きい反面、

金融、エネルギー、素材は全く含まれておらず、資本財も他の指数を比較すると非常に小さい割合となっています。

金利上昇に強いセクター、弱いセクター

セクター別チャート

それでは、この金利上昇局面での各セクターの値動きを確認しましょう。

紫:エネルギー 青:金融 赤:資本財 緑:素材 黄:情報技術

黄色の情報技術だけ上がってないね。

ナスダック100に含まれない、エネルギーや金融が大きく上昇してるよ。
ダウ平均やS&P500が上昇しているのにナスダックだけが置いていかれている理由はこれだね。

長期金利と各セクターの相関性

2021年年初からの短期的な金利上昇局面では、情報技術が弱く、エネルギーや金融が強さを見せていました。

次は、もっと長期的な相関関係を確認していきましょう。

米国10年債利回りと、各セクターの10年間の相関性です。

情報技術

2019年途中から、現在のように金利が上昇すると株価が下がる逆相関が強くなっていますが、

その前の3年間ほどはプラスの相関関係になっています。

一概に逆相関しているわけではないのですね。

金融

金融セクターの場合は、金利上昇に合わせて株価もあがる正の相関関係が強いようです。

金利が金融機関の収益の源ですから、当然かもしれませんね

エネルギー

エネルギーセクターは、金融より強い相関性です。

常に正の相関関係を持ち、マイナスになることはありませんでした。

2019年後半からは、その相関性はさらに強まっています。

資本財

資本財も、金利が上がると株価が上がる、正の相関性がありますね。

ただ、0.50を下回っていますから、そこまで強いものではないです。

コロナショック以降、金利上昇と歩調を合わせるように、

急激に株価が伸びています。

素材

素材セクターは、ほとんどマイナスの期間がなく、正の相関関係です。

が、こちらも資本財と同様0.50を下回っており、やや弱めの相関です。

素材は、コロナ前の高値をようやく取り戻したところ。

これから期待できるかもしれません。

まとめ

ということで、金利上昇に伴って調子を崩しているNASDAQと、

その中でも大きく伸ばしているS&P500やダウ平均との差を確認しました。

金利上昇時には、

情報技術セクターが伸びづらく、

金融、資本財、エネルギー、素材などのセクターが上がりやすい

ということがわかりました。

NASDAQの構成セクターを見ると、

6割以上が情報技術で、金融・エネルギー・素材はゼロ、資本財はごくわずかです。

一方、S&P500やダウ平均は

NASDAQよりも情報技術の割合が低く、金融・エネルギー・素材・資本財が多めに含まれています。

このセクター割合を見ると、

金利上昇時にNASDAQが弱く、S&P500とダウ平均が強いのは当然のことかもしれませんね。

金利上昇時に強いセクターは、

金融、資本財、エネルギー、素材

です。覚えておいて損はないですよ!

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以上、【ナスダック弱し】米国長期金利が急上昇で絶好調の投資先とは?という話題でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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