こんにちは、せーじんです。
今日は、2021年の相場を戦う、せーじんのポートフォリオを紹介します。
あなたのポートフォリオ作りの参考になれば幸いです。
ポートフォリオのコンセプト
ポートフォリオを作るときは、まずコンセプトを考えましょう。
資産を増やすことがコンセプトなのに、
⇒投資手法が高配当株投資では資産増加を最大化できません。
資産の保全がコンセプトなのに、
⇒保有しているのが小型株やレバレッジETFばかりでは、いつ資産が激減するかわかりません。
まずは具体的なコンセプトを定めて、そのコンセプトをかなえられるようなポートフォリオを構築することが肝要ですね。
せーじんのコンセプトは、
- 暴落相場でも、ある程度資産を保全できる
- 上昇相場では、ある程度資産を延ばしていける
こんな感じです。
そして、このコンセプトを満たすためにポートフォリオをこのように構築しました。
ここに入っている現金とは、生活防衛資金でなく投資用資金の一部です。
長期投資に資産の多くを向けます
コンセプトを決めたら、次は資産の配分を考えます。
仕事を持つ個人投資家であれば、長期積立投資を基本にするのがおススメです。
投資の核となるのは、米国インデックスへの長期積立投資
どうして長期投資が基本なの?
株価、特に米国全体の平均株価っていうのは、長期で見れば右肩上がりに上昇していくんだよ。
どうして?
経済が成長しているし、インフレもしているからね。
へー。じゃあ、長期投資ならだれでも儲かるの?
そう。米国の指数ならね。短期で見れば上がったり下がったりだけど、長期で見れば上がっていくよ。
市場に参加していれば、誰もが儲かるのが米国インデックス長期積立投資なんだよ。
米国の代表的な株式指数(インデックス)であるS&P500のチャートをご覧ください。
1870年頃からの150年ほどのチャートですが、基本的に右肩上がりとなっていますね。
このS&P500へ積立投資をした場合、15年以上の投資期間をとれば負ける確率は0%になると言われています。
これは過去のデータですから、これからもそうであると言い切ることはできませんが、参考にすべきデータだと思います。
長期投資先は、やっぱり米国がおススメ!
インデックス投資がおススメなのは分かったけど、日本とか別の国じゃダメなの?
このチャートを見ればわかるよ。長期投資なら米国がおススメだね。
2000年1月からの約20年間のチャートです。
日本の株価も上がってはいるけど、やっぱり米国が一番上がってるねだね。
せーじんのポートフォリオは、米国株への長期投資が全体の50%を占めています。
米国株の中でも、
- S&P500ETF(IVV)
- ナスダック100ETF(QQQ)
- 情報技術ETF(VGT)
などのETFに資産の多くを振り分けていますが、マイクロソフトやアップル等の個別株も少しづつ保有しています。
コモディティと債券を入れて、暴落や円高への防御力を高める
せーじんのポートフォリオには、コモディティと債券が15%ずつ入っています。
コモディティは、主に金で、銀とプラチナを少しづつ保有しています。
債券は、超長期米国債と中期米国債に分けて保有しています。
コモディティと債券を合計30%も保有しているのは、暴落や円高への防御力を高め資産を保全するためです。
昨日の記事にも掲載しましたが、2020年のS&P500、金、長期国債のチャートを見てみましょう。
3月のコロナショックでは、金や債券も下がっています。
しかし、下げ幅は株と比較するとかなり小さく、回復も早いですね。
こういった株とは異なる値動きをする投資先を加えて、暴落相場での資産を保全するのです。
また、以前の記事で、金や債券は円高にも強いことがわかっています。
短期トレードで上昇相場でも下落相場でも大きなリターンを狙う
せーじんは、2020年から短期トレードを開始しました。
その目的は、
単純に面白いから
ということもありますが、もう一つあります。
上昇相場ではより大きなリターンを、下落相場でも利益を得るためです。
長期投資のところで紹介したインデックスの積立投資は、
- 堅実に資産形成するのには適していますが、短期間で資産を増やすことはできません。
- また、下落相場では株価の下落に身をゆだねるのみです。
短期トレードであれば、
- 短期的なトレンドに乗って、より大きな利益を得る
- 下落局面でも空売りなどを活用して利益を上げることができます。
短期的なトレンドとは、例えば以前の記事で紹介したPLTRでいうと、
この急騰期間の利益を、上手くやればとれるわけです。
もちろん損する危険も大きいですけどね。
せーじんは、日本株のトレードをすると、どうしても仕事中にも気になってしまうため、米国株で短期トレードすることにしました。
ただし米国株は、
- 取引時間が夜間(23:30~翌朝6:00)
- 売買手数料が割高
なので、デイトレードはできません。1週間から1か月ほど保有するスイングトレードを基本としています。
投資用資金としての現金を残す
現金を残すことも非常に重要です。
現金が手元にあれば暴落局面で追加投資することができ、回復局面での資産の増加速度が段違いです。
そして、最も重要なことをもう一度言います。
せーじんのポートフォリオにある現金10%は、
投資用資金の一部であり、生活防衛資金ではありません。
ここを間違えてしまうと、資産はあるのに貧しい暮らしをすることになります
以上、2021のポートフォリオは安全性高め、資産を増やす欲張りスタイルという話題でした。