こんにちは、せーじんです。
せーじんは、2020年12月から米国株への短期投資に挑戦していて、長期投資と同じ感覚で分散投資をしたんです。
1月中旬でちょうど1か月が経過したので結果をまとめたのですが、、、
分散投資の落とし穴に、ハマってしまいました(泣
分散投資の落とし穴、それは
- キャパ不足により監視、分析が行き届かない
- 手数料が高くなる
この落とし穴によって、せーじんがどのように損をしたのかを報告いたします。
くやしいです!
1か月のトレードは、トータルで▲14ドル
1か月間のトレードで、14ドルと少額ではありますが、損失が出てしまいました。
けっこう儲かってるんじゃないかな
と手ごたえを感じていただけに、マイナスという結果にはショックを受けています。
なぜマイナスになってしまったのか。
これから分析していきます。
米国株で短期トレードを始めた理由
日本株は仕事中にも株価が気になってしまう
せーじんは2020年9月ごろから日本株で短期トレードをしていたのですが、
12月から日本株を辞めて米国株でトレードすることにしました。
日本の株式市場って、平日の9時から15時までですよね。
ちょうど仕事をしている時間です。
昼間は仕事に集中するために、
ザラ場での取引は禁止
というルールを作って実践していたんです
でも、どうしても気になってしまいます。
株価が急上昇しているときや下落しているときは、特に気になりますね。
このままではまずい。クビになる
そのための解決策として考えたのが、米国株での短期トレードです。
米国株であれば、開いているのは日本時間の23時30分から翌朝6時まで。
サマータイムでも22時30分から翌朝5時までです。
仕事中は株価が動かないので、気になることはありません。
ルール作りについてはこちらでお話ししましたので、ご覧ください。
日本株は100株単位でしか買えないので、最低投資額が数百万円という銘柄もある
それに、日本株では100株単位でしか買うことができないため、ファーストリテイリングや任天堂など数百万円ないと投資できない銘柄も多くあります。
困ったことに、そういう銘柄はたいてい優良銘柄なんです
米国株なら1株から投資できますから、高くても30万円くらいで投資することができます。
これも、日本株にはない米国株のメリットですね。
米国株のデメリットは手数料が高いこと
ただし、米国株は
- 売買手数料が割高
というデメリットがあります。
なので、1週間~1か月ほど保有するスイングトレードを基本としています。
マイナスとなった原因は、株を購入後の各銘柄の監視が不十分だったから
100ドル以上のマイナスになった取引が4つありました。
その4つの取引を掲載します。
アービュタス・バイオファーマ(ABUS)
天井で買って、底で売る!
ダメな取引の典型です。
しかも、買ったところではボリンジャーバンドを突き抜けたところです。
ジーニアス・ブランズ・インターナショナル(GNUS)
GNUSも、同じく天井で買って底で売っています。
なんと見事な取引でしょう(皮肉)
こちらも、ボリンジャーバンドを突き抜けたところで買って、ボリンジャーバンドの下で売ってしまっています。
エヌビディア(NVDA)
NVDAも天井で買っています。
次の山で売るチャンスはあったのに、スルーして次の山で売っています。
MACDは上向きで、さらに上がる見込みがあったというのに。
パランティア・テクノロジーズ (PLTR)
PLTRも、山の頂上で買ってしまいました。
これは仕方ないとしても、MACDが下落を始めても持ち続けてしまっています。
12/28に移動平均線を下に抜けた時点で売るべきでした。
4銘柄とも、購入後の監視が不十分でした
4銘柄とも、買った時点が頂上だったのは仕方ないことです。
しかし、その後しっかり監視していれば、マイナス幅はもっと小さく済んだはず。
今思い返しても、保有中の銘柄をあまり見ていませんでした。
分析が不十分だったのは、投資先銘柄が多すぎたから
少額ずつ分散して多くの銘柄を買っていました。
その数、20銘柄!
これは買いすぎですね。
日々の値動きの監視や分析が甘くなっていたことは否めません。
少額ずつ多くの銘柄を買うと、手数料も高くなる
少額ずつ多くの銘柄を買うことのデメリットがもう一つ。
それは、手数料の割合が高くなるということです。
せーじんが使用している、楽天証券の米国株取引手数料はこのようになっています。
約定代金 | 手数料 |
---|---|
2.22米ドル以下 | 0円 |
2.22米ドル超 ~ 4,444.45米ドル未満 | 約定代金の0.495%(税込) |
4,444.45米ドル以上 | 22米ドル(税込) |
約定代金が4444.45ドル以上になると、22ドルの定額になります。
約定代金 | 手数料 | 手数料率 |
4444.45ドル | 22ドル | 0.49% |
7000ドル | 22ドル | 0.31% |
9000ドル | 22ドル | 0.24% |
10000ドル | 22ドル | 0.22% |
手数料が定額なので、約定代金が上がっていくと手数料率が低くなります。
米国株の約定代金が4444.45ドル以上になると手数料が割安になりますが、少額ずつ多くの銘柄へ投資する場合、このメリットを生かせないのです。
2万ドルの資金を投資する場合の手数料
1000ドルずつ20銘柄に投資すると、1000ドル×20銘柄×0.495%=99ドル
1万ドルづつ2銘柄に投資すると、1万ドル×2銘柄×22ドル=44ドル
その差は2倍以上になりました。
ただし、投資先が少ないほどリスクが大きくなりますから、注意しなくてはいけませんね
まとめ:分散のし過ぎは、2つのデメリットがあります
せーじんは、あれもこれもといろいろな銘柄を買いすぎた結果、このような弊害が発生しました
- 保有銘柄の監視、分析が十分にできない
- 手数料が多くかかる
正しい分散投資はリスク軽減に大きな効果を発揮することは確かです。
しかし、短期トレードでやみくもに分散すると、デメリットが非常に大きいことがわかりました。
リスクとリターンの適正なバランスは、人によって異なります。
せーじんも、自分の取れる適正なリスクを見極めて、トレードしていこうと思います。
とりあえず、10銘柄くらいに絞ろうかなあ
おまけに、上手くいった取引も載せておきます
上手くいった取引も紹介します。
ダメだった取引だけ載せるのは悔しいです!
ビームグローバル(BEEM)
買った日から急騰し始めて興奮しました。
年明けに急落しましたが、25日移動平均で止まったので反発期待で保持継続。
思った通り反発しましたが、年末の高値を抜けられずに足踏みしたため売却しました。
その後下落したため、うまく逃げられたなあと思います。
BEEMは、ちゃんと見てたんですよね。買った直後にすごく上がったので。
以上、分散投資の落とし穴!私はこれで損をしました。という話題でした。
本日も最後までご覧いただきありがとうございます。