【1月効果】1月は株が上がるって本当?データで検証してみよう!

こんにちは、せーじんです。

日本にも、米国にも、株式市場に関するさまざまなアノマリーがあります

今日紹介するのは、このアノマリーです。

  • 1月効果

あなたも聞いたことがあるのではないでしょうか?

1月効果?知ってるよ!
1月は株価が上がりやすい」だよね

正解!

ということで、今日は有名なアノマリー「1月効果」は、

本当に当たっているのか、本気で検証していきましょう。

他のアノマリーも検証しています。投資の参考にぜひご覧ください。

今回の記事の内容

アノマリーとは、論理的に説明できないが、なぜかそうなるという経験則

ところで、アノマリーってなんだっけ?

アノマリーっていうのは、論理的に説明できないことだね

本来のアノマリーという言葉はこういう意味です。

アノマリー(anomaly)とは、ある法則・理論からみて異常であったり、説明できない事象や個体等を指す。

科学的常識、原則からは説明できない逸脱、偏差を起こした現象を含む。

すでに説明できるようになった現象でも、アノマリーあるいは異常という名称がそのまま残ったものも多い。

出典元:wikipedia

投資の世界でのアノマリーという言葉も、ほぼ同じ意味合いで使われます。

投資用語としてのアノマリーとは

論理的な説明ができないが、当たることが多いとされている経験則。

日本で有名なアノマリーは、節分天井彼岸底などが広く知られています。

米国でも、セルインメイなど多くのアノマリーがあります。

「1月効果」の意味合いを確認しよう

1月効果とは、年明けは株価が上がりやすいこと

まずは、アノマリーの正確な意味を押さえておきましょう・

大手証券会社・野村証券は1月効果をこのように解説しています。

株式相場で1月の収益率が他の月よりも高くなりやすい現象のことをいう。

特に小型株でその傾向がみられる。

相場における季節性のアノマリー(経験則)の一種。

年末に税金対策としての売りがでる一方で、年明けには新規の投資資金が流入しやすいことなどが要因と言われている。

出典元:野村証券Webページ

税金対策で年末に売られるから年明けは上がりやすい、かあ。
一応理由もあるんだね。

所得税の対象となる収入が1月〜12月というのは、日本も米国も同じ
だから、日本市場でも米国市場でもこのアノマリーは通じるかもね

1月効果を確かめるのは、この6つ!

ということで、1月効果のアノマリーは本当なのか、実際のチャートで確かめてみましょう。

今回調査するのは、この6つです。

  1. S&P500(米国株式)
  2. NASDAQ100(米国株式)
  3. 日経平均(日本株式)
  4. 長期米国債(債券)
  5. 金(貴金属・コモディティ)
  6. ビットコイン(仮想通貨)

米国の代表的な株価指数、S&P500は1月平均がマイナスリターン

まずは、S&P500の月足チャートを見てみましょう。

期間は20年間です。

うーん、綺麗な右肩上がり!

このチャートから、各年の1月のリターンを抜き出してみよう

騰落率
2002年1月-1.57
2003年1月-2.74
2004年1月1.73
2005年1月-2.53
2006年1月2.55
2007年1月1.41
2008年1月-6.12
2009年1月-8.57
2010年1月-3.70
2011年1月2.26
2012年1月4.36
2013年1月5.04
2014年1月-3.56
2015年1月-3.10
2016年1月-5.07
2017年1月1.79
2018年1月5.62
2019年1月7.87
2020年1月-0.16
2021年1月-1.11

これをまとめましょう。

勝敗9勝11敗
勝率45%
平均リターン-0.28
最大リターン7.87
最低リターン-8.57

勝率45%で、平均リターンはマイナスかあ

S&P500は、むしろ1月は弱い月のようだね。

S&P500の1月平均リターンは
  • 株価上昇率は45%
  • 平均リターンはマイナス
  • 最大上昇より、最大下落が大きい

ということで、1月は決して強い月ではありません。

米国の最強株価指数、NASDAQ100も1月は強くない

次に、NASDAQ100の月足チャートを見てみましょう。

今回も期間は20年間です。

さすがは最強指数!なんて美しい・・・

NASDAQ100からも、各年の1月のリターンを抜き出してみよう

騰落率
2002年1月-1.70
2003年1月-0.13
2004年1月1.71
2005年1月-6.26
2006年1月3.98
2007年1月2.01
2008年1月-11.68
2009年1月-2.59
2010年1月-6.41
2011年1月2.89
2012年1月8.35
2013年1月2.65
2014年1月-1.95
2015年1月-2.07
2016年1月-6.84
2017年1月5.20
2018年1月8.65
2019年1月9.11
2020年1月2.96
2021年1月0.29

これをまとめましょう。

勝敗11勝9敗
勝率55%
平均リターン0.41
最大リターン9.11
最低リターン-11.68

勝率は55%で勝ち越しだけど、平均リターンはほぼゼロだね

NASDAQ100も、1月は弱い月だね。

NASDAQ100の1月平均リターンは
  • 株価上昇率は55%
  • 平均リターンはほぼゼロ
  • 最大上昇より、最大下落が大きい

NASDAQ100も、1月は決して強い月ではありません。

日本の日経平均の1月は、かなり弱い

次に、日経平均の月足チャートを見てみましょう。

今回も期間は20年間です。

綺麗な右肩上がりではないけど、しっかり上がってるんだね

2013年以降はよく成長してるね。これはアベノミクスの効果だね

騰落率
2002年1月-5.17
2003年1月-2.79
2004年1月1.01
2005年1月-0.88
2006年1月3.34
2007年1月0.91
2008年1月-11.21
2009年1月-9.77
2010年1月-3.30
2011年1月0.09
2012年1月4.11
2013年1月7.15
2014年1月-8.45
2015年1月1.28
2016年1月-7.96
2017年1月-0.38
2018年1月1.46
2019年1月3.79
2020年1月-1.91
2021年1月0.80

これをまとめましょう。

勝敗10勝10敗
勝率50%
平均リターン-1.39
最大リターン7.15
最低リターン-11.21

勝率は50%で半々だね。
でも、平均リターンは大幅マイナスだよ

勝敗数は同じだけど、下落時は大きく下落することがあったからね

日経平均の1月平均リターンは
  • 株価上昇率は50%
  • 平均リターンは大幅マイナス
  • 最大上昇より、最大下落がかなり大きい

日経平均は、1月は弱い月ですね。

株が弱いなら、国債はどうでしょう

日米とも、1月の株式市場はパッとしない成績でした。

では、国債を見てみましょう。

確認するのは米長期国債ETFのTLTのチャートです。

期間は、TLTのデータがある19年間です。

国債も右肩上がりなんだね。これは意外だったよ

株とは逆相関してるんだけど、要所ではしっかり上昇してるね

では、米国債の各年1月のリターンを抜き出していきましょう。

米長期国債
2003年1月-0.58
2004年1月1.86
2005年1月3.57
2006年1月-1.34
2007年1月-1.00
2008年1月2.09
2009年1月-13.07
2010年1月2.69
2011年1月-3.08
2012年1月-0.33
2013年1月-3.19
2014年1月6.30
2015年1月9.82
2016年1月5.57
2017年1月0.81
2018年1月-3.26
2019年1月0.38
2020年1月7.69
2021年1月-3.63

これをまとめると、こうなります。

勝敗10勝9敗
勝率53%
平均リターン0.59
最大上昇9.82
最大下落-13.07

勝率は53%でギリ勝ち越しだけど、平均リターンは1%にも届かないね

そうだねえ。国債も特に強いわけではないね

米長期国債の1月平均リターンは
  • 株価上昇率は53%
  • 平均リターンは0.57%とごく小さい
  • 最大下落のほうが、最大上昇よりも大きい

国債も、1月は決して強い月ではありません。

金(ゴールド)は、1月効果の傾向あり!

では、つぎに金を確認しましょう。

期間は20年間です。

金は2012年をピークに7年近く回復してなかったんだね

2019年から急上昇して最高値をつけたけど、いまはまた下落傾向になってるのかな

では、金(ゴールド)の各年1月のリターンを抜き出していきましょう。

(ゴールド)
2002年1月1.29
2003年1月5.78
2004年1月-3.18
2005年1月-3.63
2006年1月10.44
2007年1月2.59
2008年1月10.98
2009年1月5.33
2010年1月-1.39
2011年1月-6.22
2012年1月11.03
2013年1月-0.69
2014年1月3.21
2015年1月8.37
2016年1月5.36
2017年1月5.20
2018年1月3.22
2019年1月3.04
2020年1月4.78
2021年1月-2.70

これをまとめると、こうなります。

勝敗14勝6敗
勝率70%
平均リターン3.14
最大リターン11.03
最低リターン-6.22

おお!金(ゴールド)はいい感じだね!

勝率は70%と高いし、平均リターンは3%超え、すっごくいいね!

金(ゴールド)の1月平均リターンは
  • 株価上昇率は70%
  • 平均リターンは3.15%と、大変素晴らしい
  • 最大下落よりも、最大上昇のほうがはるかに大きい

金(ゴールド)は、1月はとても強い月ですね!1月効果のアノマリー通りです!

最後に、ビットコインも確認しましょう

では、最後にビットコインも確認しておきましょう。

まだ新しい投資商品なので、2012年以降の10年分のみのデータです。

値動きが激しすぎて、2017年より前がよくわからないね

それでも、しっかり検証していくよ!

では、ビットコインの各年1月のリターンを抜き出していきましょう。

ビットコイン
2012年1月15.72
2013年1月54.53
2014年1月9.70
2015年1月-32.43
2016年1月-14.48
2017年1月-0.24
2018年1月-26.88
2019年1月-7.59
2020年1月30.13
2021年1月14.31

これをまとめると、こうなります。

勝敗5勝5敗
勝率50%
平均リターン4.28
最大リターン54.53
最低リターン-32.43

勝率は50%で半々だけど、平均リターンは4.28%と最高だね!

そうだね。ただ、ビットコインはボラティリティがすごく大きいし、データも少ないからはっきりとはいえないけどね

ビットコインの1月平均リターンは
  • 株価上昇率は50%
  • 勝率は半々だが、平均リターンは4.28%と非常に大きい
  • 最大下落よりも、最大上昇が大きい

ビットコインは1月も強さを見せていますが、年による上下が大きく、データも少ないためなんともいえません

各投資先の検証結果をまとめると

ふー、一気に6つも見ていくと疲れちゃうね

じゃあ、結果をまとめてみようか

ここまでの検証結果をまとめると、こうなります。

S&P500NAS100日経平均米長期国債ビットコイン
勝率45%55%50%53%70%50%
平均リターン-0.280.41-1.390.593.144.28
最大リターン7.879.117.159.8211.0354.53
最低リターン-8.57-11.68-11.21-13.07-6.22-32.43

まとめると、金は明らかに1月が強い傾向があるね

あとはビットコインが、勝率は半々だけど勝つ時は大きいね。他は、1月効果ってあまり期待できなさそう

ということで、今回の実験では、

今回の実験結果からわかったこと

1月効果 = 金にはかなり当てはまるが、他にはあまり期待できなさそう

という結果になりました。

今回の実験は、過去のデータを用いて、限られた期間、限られた銘柄で行ったものです。未来の市況は誰にもわかりませんよ!

せーじんのポートフォリオ

せーじんの資産状況と取引履歴を毎月報告しています。

ETF、レバレッジ投信、CFDのリターン比較実験

2021年4月から、S&P500関連の各種商品の長期保有リターンの比較実験をしています。

10倍レバレッジのCFDは、調整局面や経費を乗り越えてETF(VOO)に勝てるのか!?

以上、【1月効果】1月は株が上がるって本当?データで検証してみよう!という話題でした。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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