こんにちは、せーじんです。
今日は、emaxisNEO自動運転という投資信託のお話をするよ。
ほう、投資信託ね。
いつもせーじんが、積立投資の超おすすめって紹介してるよね。
そうそう。少額から金額指定で投資ができたり、配当再投資が自動化されていて所得税がかからなかったり、メリットがたくさんあるんだよ。
積立投資に投資信託をお勧めする理由は、この記事に詳しく書きましたので、ご覧ください。
自動運転の銘柄を集めた投資信託なんだけど、これのリターンがすごいんだよ
へえ、どれくらいなの?
なんと、1年で+118%
2.2倍になってるんだよ!
すご!
驚異のリターンを誇る投資信託
それでは、1年間のチャートを確認しましょう。
比較のために、S&P500とナスダック総合も入れてあります。
うわ!すごいね、これ
指数の王道と言われるS&P500や、
最強の指数と言われるナスダック総合指数
これらの指数を圧倒する、驚異的なリターンです。
もう少し期間を伸ばして、この投資信託の設定日である2019年5月28日からの期間で比較してみましょう。
2019年5月から見ても、ほぼ全ての期間でS&P500やナスダック総合指数を上回るリターンです。
これだけのリターンを生み出すemaxis自動運転は、どのような投資信託なのでしょうか。
解説していきましょう。
2019年運用開始の新しい投資信託。信託報酬は0.792%とお高め
それでは、emaxisNEO自動運転の概要を見ていきましょう。
emaxisNEO自動運転 | |
運営会社 | 三菱UFJ国際投信 |
設定日 | 2019/5/28 |
償還日 | 無期限 |
資産総額 | 199億円 (2021/1/22 現在) |
分配金 | 0% |
購入時手数料 | 0% |
経費率 | 0.792% |
償還期限は無期限に設定されており、購入時手数料は0のノーロードとなっています。
また、試算総額は199億円と割と大きな規模ですね。
この辺りの項目は、特に問題はないですね
資金流入量を見てみましょう。
2020年11月から急激資金が流入しています。
米国大統領選挙後、電気自動車銘柄が大きく買われ、株価が急上昇しました。
その時に、こちらの投資信託も買われたのでしょう。
分配金は出ません。全額再投資に回されます。
経費率は0.792%ですから、高めの部類に入ります。
しかし、パフォーマンスは先ほど見た通り非常に優れていますから、これくらいの経費は問題ないですね。
eMAXIS NEO自動運転の構成銘柄を確認しよう
構成銘柄を確認していきましょう。
組入上位10銘柄
順位 | 銘柄 | 比率 |
1 | TESLA | 7.7 |
2 | AMBARELLA | 7.4 |
3 | VISTEON | 6.5 |
4 | VEONEER | 6.3 |
5 | APTIV | 6.2 |
6 | GENERAL MOTORS | 5.7 |
7 | FORD MOTOR | 5.6 |
8 | NIO | 5.5 |
9 | XPERI HOLDING | 4.8 |
10 | BAIDU | 4.3 |
組み入れ銘柄数は22です。
1位は米国の電気自動車最大手、話題が尽きないテスラですね。
8位には中国の電気自動車銘柄、NIOが入っています。
6位にはGM、7位にフォードなど伝統的な自動車メーカーも組み込まれており、日本のトヨタ自動車も3%ほど組み込まれています。
自動車メーカーの他にも、自動車部品銘柄や半導体銘柄、ソフトウェア銘柄などから構成されています。
組み入れ銘柄数は22ですから、少なめですね。
分散によるリスク軽減よりは、集中によるリターン増加を重視しているのでしょう。
国別構成
国別の構成を確認しましょう。
このデータは、前回決算の2020年8月時点のものを使用しています。
米国が7割を占めています。
それに続くのが中国で2割ほど、日本は3%ほどのシェアです。
まとめ
実は、1年間のリターンが全投資信託中第2位のeMAXIS NEO自動運転
そのリターンの高さは目を見張るものがあります。
構成銘柄は、保有数は22名柄と少数です。
しかし構成割合は上位10銘柄合計で60%ですから、大きな偏りのないバランスの良い配分と言えます。
米国を中心に中国や欧州、日本にも投資しており、地域分散にもある程度意識が向いています。
このように、非常に優れた投資信託ですが、費用は0.72%と安くはないものの割合抑えられている印象です。
以上、1年で+118%の投資信託!?emaxisNEO自動運転を徹底解説という話題でした。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。