米国株投資の王道!ウォーレンバフェットもおすすめ!

こんばんは、せーじんです。

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

今回は、米国株投資の王道 S&P500 についてのお話です。

米国株への投資をしたことがない、もしくはS&P500というものをよく知らないという方へ、簡単に説明をします。

タイトルにもある通り、米国株投資の王道であり基本となるものですから、ぜひご覧いただければと思います。

今回の記事の内容

S&P500とは

アメリカ株式市場の指数

S&P500とは、ダウ平均株価やナスダック総合指数と並ぶ、アメリカ株式市場の代表的な指数です。

S&P500の読み方は、エス アンド ピー ファイブハンドレッドです

日本のニュースなどでアメリカの市場を報道するときは、ダウ平均株価を使用していることが多いです。

ダウ平均がわずか30社から構成されているのに対して、S&P500はその名の通りアメリカの主要な500社から構成されており、ダウ平均よりアメリカ市場を大きくカバーしています。

世界一有名な投資家ウォーレンバフェットが、自分が亡くなった後の資産管理について妻に宛てた手紙の中で、

「資産の90%はS&P500、残り10%は政府短期国債に投資せよ」

と記したことでもよく知られる株式指数ですね。

銘柄の入れ替え

S&P500に選定されるためには、直近の連続4四半期で利益が黒字であること等の様々な条件があります。

条件を満たさなくなった企業は排除され、新たに条件を満たす企業が入れ替えに選定されます。

排除するなんて、厳しいんだね

そうだね。でも、入れ替えして新陳代謝をしてるから、S&P500は成長を続けていけるんだよ。

常に優良な500社で構成された指数といえることから、バフェットがおススメするのも納得です。

現在は、電気自動車メーカーのテスラが新たに選定されるかが、大きな話題となっていますね。

構成銘柄

S&P500の上位10位までの構成銘柄と構成比率は以下の通りです。

米国ETFのIVVを運用しているブラックロック社のwebページを参照したデータで、2020.9.3現在です。

銘柄セクター構成比
アップル情報技術6.86
マイクロソフト情報技術5.74
アマゾン一般消費財・サービス4.91
フェイスブック通信2.44
アルファベットクラス A通信1.70
アルファベットクラス C通信1.67
バークシャー・ハサウェイクラス B金融1.48
ジョンソンエンドジョンソンヘルスケア1.37
ビザ情報技術1.23
プロクターアンドギャンブル(P&G)生活必需品1.19

アルファベットってどういう会社?

アルファベットは、GOOGLEの持ち株会社だよ。

バークシャーハサウェイは?

この記事のタイトルにもある投資家ウォーレンバフェットがCEOを務める会社だよ。

バークシャーハサウェイ以外は、投資になじみがない方でも、聞いたことがある会社ばかりですよね。

S&P500に投資するということは、これらの銘柄にまとめて投資する、ということなんです。

こんなグローバル企業の株主になるなんて、なんだか自分が世界的な投資家になったような気になっちゃうなあ

S&P500のリターンは

S&P500のチャートを用意したので、ご覧ください。

まずは、1920年からの100年のチャートです。

S&P500の100年チャート

1920.1.1は8.83だった指数が、約3380まで上昇しています。

100年で、なんと383倍になっています。

次はこのグラフです。2000年からの20年チャートです。

S&P500の20年チャート

2000.1.3の1394.46から現在の約3380まで、2.4倍になっています。

2000年から2010年ごろにかけて、停滞している時期があります。

これは、ITバブル崩壊と、その回復期に追い打ちをかけるようにリーマンショックがあったためです。

次は、2010年から2020年までのチャートを見てみます。

S&P500の10年チャート

2010.1.4の1073.87から現在の約3380まで、3.1倍に増えています。

最後に、直近10年間のチャートを、日経平均と比較してみます

下に追加された赤い実線のチャートが日経平均です。

S&P500は+206%

日経平均は+129%

なので、日経平均も健闘していますが、S&P500のほうが成績が良いことがわかります。

2010年に100万円を投資した場合、S&P500に投資したら306万円に、日経平均に投資したら229万円になっている計算です。

年間平均して7%程度のリターンを得ることができるといわれているS&P500ですが、2000年から2010年の10年間は停滞しています。このような長期の停滞は、今後も発生する可能性があります。

リターンを得るためには、ある程度のリスクをとることが必要ですが、リスク許容度は人それぞれです。

株価が長期間停滞し、資産が目減りする可能性があるということは認識しておく必要があります。

投資するにはどうしたらいいの

以下の3つのパターンがあります。

ETFと投資信託の違いについては、後日記事にする予定です。

米国市場に上場しているETFに投資する

  • SPDR S&P 500 (SPY)
  • iShares Core S&P 500 ETF (IVV)
  • Vanguard S&P 500 ETF (VOO)

日本市場に上場しているETFに投資する

  • 上場インデックスファンド米国株式(S&P500)(1547)
  • SPDR S&P500 ETF (1557)
  • iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF (1655)
  • 上場インデックスファンド米国株式(S&P500) (2521)
  • iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF (2563)

投資信託に投資する

  • eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)
  • iFree S&P500インデックス
  • iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド
  • 米国株式インデックス・ファンド
  • SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
  • つみたて米国株式

せーじんのおすすめ

たくさんありすぎて、迷ってしまいますよね。

これから、せーじんが投資するのであれば、こうします。

  • 投資信託のSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドに
  • 毎月一定額を投資します。一括ではないですよ。

なぜ投資信託なのか

ETFは1株単位でしか投資ができません。

例えば、ETF1株2万円であれば2万円単位でしか投資できないので、3万円投資することはできません。

さらに、株価は日々変動するので、毎月一定額の投資ということが難しいのです。

投資信託であれば、金額指定で投資することができます。

また、配当再投資が容易である、というか自動でやってくれるので手間がありません。

以上、投資信託を選ぶ理由でした。

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドを選んだ理由は

投資対象が同じであれば、あとは経費で比較するのみです。

投資信託での経費といえば、信託報酬ですね。

※信託報酬とは、ETFもしくは投資信託を所有しているだけで毎日ひかれていく経費です

銘柄信託報酬(%)
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド0.0938
eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)0.0968
つみたて米国株式0.2200
iFree S&P500インデックス0.2475
iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド0.4125
米国株式インデックス・ファンド0.4950

ということで、せーじんがこれから投資するのであれば、SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドを選びます。

ただし、SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドはSBI証券でしか投資できませんので、SBI証券以外で運用している場合は、eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)を選びましょう。

毎月一定額の投資

一括で投資した場合、投資直後に暴落が発生し資産が大きく目減りするリスクがあります。

そのリスクを減らすため、毎月一定額の積立で投資をします。

これをドルコスト平均法といいます。

毎月一定額の積立といっても、毎月証券口座にログインして購入する必要はありません。

最初に設定してしまえば、あとは自動で積み立ててくれるんですね。すごく便利です。

あとは、投資していることを忘れ、仕事に遊びに全力を尽くすのみです。

ほっといていいの?投資って、たくさんのモニターとにらめっこしてるイメージなんだけど

大丈夫。こんな話もあるくらいだからね。

あわせて読みたい

この話が本当かウソかわかりませんが、どんな時でも淡々と積み立てていくことが成功の秘訣です。

暴落時に積み立てをやめてしまう人がいますが、これは絶対にNG。

暴落時こそ、今までと同じ金額で多くの口数を買えるのです。

積立の段階であれば、暴落はチャンスです。

気を付けましょう

株式投資は元本が保証されているものではありません。

また、毎年確実に増えるわけではなく、大きく増えることもあれば、減ることもあります。

リスクとリターンをよく検討し、ご自身のリスク許容度を超えた投資をなさらないようお気を付けください。

今日のまとめ

  • S&P500とは、ダウ平均株価やナスダック総合指数と並ぶ、アメリカ株式市場の代表的な指数です。
  • S&P500はその名の通りアメリカの主要な500社から構成されており、ダウ平均よりアメリカ市場を大きくカバーしています。
  • 年間平均して7%程度のリターンを得ることができるといわれているS&P500ですが、2000年から2010年のような長期間の停滞が今後も発生する可能性もあります。
  • これから、せーじんが投資するのであれば、投資信託のSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド又はeMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)にドルコスト平均法で投資します。
  • ドルコスト平均法の肝は、常に淡々と積み立てることです。一度積立設定したら、投資していることを忘れてください。

以上、米国株投資の王道!ウォーレンバフェットもおすすめ!という話題をお送りいたしました。

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