【PBD】クリーンエネルギーETFは今後も急成長を期待!

おはようございます。せーじんです。

今日は、安定した株価上昇が見込めると評判のETF、

PBD(インベスコグローバルクリーンエネルギーETF)を調べてみましょう。

どこで評判なのよ

ふふふふふ

クリーンエネルギーについては、こちらでも詳しく掲載してありますのでぜひご覧ください。

【こちらが最新記事です】

それでは、始めましょう。

今回の記事の内容

クリーンエネルギーってなに?

【クリーンエネルギー】廃棄物による環境汚染をもたらさないエネルギー。風力、太陽熱、地熱など。

=再生可能エネルギー

広辞苑第7版

日本でも菅総理大臣が、脱炭素社会を作ると言って話題になっていますね。

米国、中国、欧州などが、2030年代を目途にガソリン自動車から電気自動車への移行を目指すなど、

世界中でクリーンエネルギーへの注目が高まっています

パリ協定やSDGs(持続可能な開発目標)の広がりもクリーンエネルギーへの投資を呼び込むものですね。

注目度の高まりに比例して、関連銘柄の株価が急上昇するという現象も起きていて、

波に乗った投資家たちは大きな資産を築いているわけですね。

いいなあ

広辞苑が挙げた例の他、水力やバイオマスもクリーンエネルギーに分類されます。

PBDはクリーンエネルギー関連名柄を集めたETF

PBDの正式名称は、インベスコグローバルクリーンエネルギーETFといいます。

名称インベスコグローバルクリーンエネルギーETF
ティッカーPBD
資産総額1億9579万7千ドル(2020.11.27現在)
設定日2007.6.13
配当利回り0.93% (2020.11.27現在)
経費率0.75%
出典:Bloomberg

資産総額は約2億ドルです。

以前の記事で紹介したクリーンエネルギーETFの3銘柄の総資産は、

  • ICLN 約20億ドル
  • QCLN 約7億ドル
  • ACES  約4億ドル

でしたから、比較すると資産はやや少なめですね。

配当利回りは0.93%ですから、配当に期待する銘柄でもありません。

経費率は0.75%ですから、かなり高額な部類に入りますが、

それに見合うリターンがあれば全く問題ありません。

米国の比率が多いですが分散性は良好

国別の構成比

国別の構成比を確認しましょう。

インベスコ社のウェブページに掲載されています。

出典:インベスコ社ウェブページ 2020/11/27 現在

米国が30%弱と大きな割合を占めています。

次いで中国が15%弱、カナダ7.5%、ドイツ6.7%、日本5.5%と続きます。

上位10か国を合計すると78%程度です。

よく分散されたETFですね。

組み入れ上位銘柄は話題の企業が多いですね

ティッカー銘柄名構成比
FCELFuelCell Energy Inc3.43
JKSJinkoSolar Holding Co Ltd ADR2.54
XPEVXPeng Inc ADR2.51
NIONIO Inc ADR2.31
9519 JPRENOVA Inc1.78
1211 HKBYD Co Ltd1.74
PLUGPlug Power Inc1.72
SPWRSunPower Corp1.69
ENPHEnphase Energy Inc1.62
DQDaqo New Energy Corp ADR1.55
出典:インベスコ社ウェブページ 2020/11/27 現在

FCELやXPEV、NIOなど最近話題の銘柄がそろっています。

この顔ぶれであれば、大きなリターンを期待できるでしょう。

構成比をみると、1位でも3.43%2位~4位で2.5%程度5位以下は1%台になっています。

上位10銘柄を合わせても、20%程度です。

大きな偏りがなく、バランスの取れた分散ですね。

リターンを確認しましょう

PBDのリターンはどれほどでしょうか。

各期間での、平均年率リターンを確認しましょう。

年初来1年3年5年10年設定来
(2007.6)
ファンド61.0384.0622.7716.976.710.49
出典:インベスコ社ウェブページ 2020/11/27 現在

直近では、1年間で+84%ですから、これはすごいパフォーマンスです。

しかし、3年、5年と期間を伸ばしていくにつれて年平均リターンは下がっていき、

設定来では1%を切ってしまいました

これってどういうこと?

チャートで確認してみよう。

設定来チャートを確認します

設定来(2007.6月)チャートを確認します。

2008年にものすごく下がってるね!

これは、リーマンショックの影響を強く受けたんだね。

その後も、2020年になるまでずっと上がってないよ。

そうだね。それが、長期になるほどリターンが下がっていた原因だね。

現在の価格が、ちょうど2008年5月のトップと同じ価格です。

ここを突き抜けることができれば、高値を更新していく可能性があります。

ここで中折れしてしまう可能性も大いにありますけどね。

設定来チャートを、他の銘柄と比較してみよう

先ほどと同じ設定来チャートを、他の銘柄と比較してリターンを確認します。

S&P500、ナスダック、前回の記事でリターンの良かったQCLNとの比較をします。

青:PBD、赤:ナスダック、黄:S&P500、緑:QCLN

この期間で見ると、PBDはまったくの問題外です。

13年で+11%では、投資する価値はないといっていいでしょう。

PBDが成長を開始した2020年初来チャートを比較しよう

年初来チャートでコロナショック前後の動きを比較しましょう。

おお、さっきと全然違う!

  • コロナ後の回復が大きい
  • 10月下旬以降に米国大統領選挙でバイデン氏が優勢となったこと

この2点でクリーンエネルギー株が大きく成長し、S&P500やナスダックなどの優良な指数が停滞している間に、大きな差をつけています。

9月以降のインデックス停滞期間、PBDは成長している

米国大統領選挙の影響により米国市場が停滞していた2020年9月以降のチャートを比較します。

おお、クリーンエネルギーすごいね!

この期間は、S&P500とナスダックはともに停滞しており、ほぼ成長していません。

しかし、クリーンエネルギー銘柄は9月下旬以降大きく成長しており、3か月で50%程度のリターンをたたき出しています

それにしても、QCLNはすごいですね。

どの期間で見ても、PBDを上回っています。

まとめ

PBDは2020年に入って急成長しているクリーンエネルギー銘柄へ投資するETF。

経費はやや高めだが、この成長が今後も見込めるのであれば問題ないです。

組み入れ銘柄を見ると米国と中国が多く組み込まれていますが、

各国の経済規模から考えれば妥当な割合です。

非常によく分散されています。

値動きを見ると、リーマンショックで大暴落した後、2020年まで回復していませんでした。

今後、世界中でクリーンエネルギーへの投資に力を入れることが確実なことから、2020年に入ってから大きな成長をしています。

以上、【PBD】クリーンエネルギーETFは今後も急成長を期待!という話題でした。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

また遊びに来てくださいね

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