1日で30%上がることも!バブル?トレンド?爆上げ中の電気自動車

こんばんは、せーじんです。

いま、電気自動車銘柄の急騰がとんでもないことになってるね。

とんでもないことって、どれくらい上がってるの?

1日で株価が30%も上がる、なんてこともあるくらいだよ。

1日で30%!?
100万円買ったら、次の日には130万円になってるの?

そうだよ。すごいよね。バブルってこういうことなのかな。

いま急騰している銘柄や、なぜこのようなことになっているのか、見ていきましょう。

今回の記事の内容

NIO(ニオ)

ニオは、以前紹介しましたね。

設立   2014年

本社   中国

時価総額 666億5800万ドル

(百万ドル)

年度2016/122017/122018/122019/122020/12
発表日時2018/09/012018/09/012019/03/062020/03/18コンセンサス(予)
連・単
売上高0.000.004,951.177,824.9015,669.93
営業利益-2,602.54-4,953.60-9,595.61-11,079.19-4,554.00
出典:楽天証券ウェブページ

今回紹介する5銘柄で、もっとも時価総額が大きいのが、NIOです。

設立は意外にも2014年と最近で、さほど歴史はありません。

売上高は2018年以降倍々で伸びています。

営業利益は2019年までマイナスが膨らんでいますが、今期予想では大きく改善すると見込まれています。

一応S&P500を比較対象として黄色いラインで入れましたが、あまり参考になりませんね。

NIOは10月に入ってからじわじわと上がっていますね。

大統領選挙直前の時期に急上昇しています。

NIOは電気自動車メーカーとしてはテスラに次いでメジャーな存在ですから、

投資家の注目が早くから集まってました。

NIOは3か月で+176%のリターンです。

XPEV(シャオペン)

設立   2014年

本社   中国

時価総額 383億9200万ドル

(百万ドル)

年度2018/122019/122020/12
発表日時2020/08/222020/08/22コンセンサス(予)
連・単
売上高9.712,321.225,369.50
営業利益-1,694.63-3,780.57-3,022.00
出典:楽天証券ウェブページ

この車、かっこいいですね。

内装も、今までの車をは全く違い、未来を感じます。

ダッシュボードが巨大なタッチパネルですからね。

売上高は急激に増えていますが、営業利益は増えていません。

XPEVは積極的に設備投資をおこなっており、黒字化はもう少し先になりそうです。

しばらくヨコヨコで安定していましたが、

米国大統領選挙の日から急激に上昇しています。

XPEVのリターンは3か月で+154%ですが、11月初めからの3週間でもおよそ+154%です。

LI(リー・オート)

出典:リーオート公式ページ

設立   2017年

本社   中国

時価総額 296億8185万ドル

(百万ドル)

年度2018/122019/122020/12
発表日時2020/03/132020/03/13コンセンサス(予)
連・単
売上高0.00284.378,835.10
営業利益-1,130.92-1,858.61-1,936.00

設立して3年で、88億3510万ドルもの売り上げ(予想)があります。

売り上げの伸びが凄まじいですね。

営業利益はマイナスですが、NIOやXPEVと比較するとマイナス幅が小さいですね。

10月下旬から急激に上昇しています。

しかし、直近1週間くらいでやや停滞していますね。

10月13日の高値を突破できれば、再び上昇気流に乗ると思われます。

少し様子見ですね。

LIのリターンは3か月で+109%ですが、10月下旬からの1か月でもおよそ+109%です。

KANDI(カンディ・テクノロジーズ・グループ)

出典:カンディテクノロジーズ公式ページ

設立   2002年

本社   中国

時価総額 8億2700万ドル

(百万ドル)

年度2015/122016/122017/122018/122019/122020/12
発表日時2016/03/152017/03/172018/03/172019/03/152020/04/28コンセンサス(予)
連・単
売上高201.07129.49102.81112.44135.7477.60
営業利益-3.95-31.02-26.08-1.640.91
出典:楽天証券ウェブページ

今日紹介する銘柄の中で、最も歴史のある銘柄ですね。

しかし、売上高は減少傾向にあるようです。

売上高が伸びていませんが、営業利益は伸びており、2019年12月決算でついにプラスに転じました。

上げ下げのボラティリティ(値動き)が非常に大きい銘柄ですね。

うまくハマれば大きく儲けることができますが、失敗するとかなり損失を抱えそうです。

売上高が減少傾向であり、ライバルの増加により今後はさらに売り上げが厳しくなることを考えると、

投資するのであれば短期にしておいたほうがよいでしょう。

KNDIのリターンは、11月中旬からの1週間でおよそ+80%です

SOLO(エレクトラメカニカ・ビーグルズ)

出典:エレクトラメカニカビーグルズ公式ウェブページ

設立   2015年

本社   カナダ

時価総額 8億4100万ドル

(百万ドル)

年度2015/122016/122017/122018/122019/122020/12
発表日時2016/10/292018/08/312018/08/312019/03/292020/03/26コンセンサス(予)
連・単
売上高0.000.000.110.780.780.75
営業利益-0.99-8.94-10.83-16.86-27.31
出典:楽天証券ウェブページ

SOLOは、売上高が全く伸びていませんね。

ただ、最近は設備投資に力を入れているのか、営業利益のマイナス幅が広がっています。

まだ新しい会社ですから、ガンガン設備投資して儲ける体制作りを進めてほしいですね。

SOLOのリターンは、11月上旬からの2週間でおよそ+259%

と、今回紹介する銘柄で最も大きく伸びています。

電気自動車は、実は構造が簡単で参入障壁が低い業界

紹介したように、米国市場では中国の銘柄を中心に電気自動車銘柄が急騰しています。

電気自動車で中国?

と、ピンとこない方もいるかもしれません。

いままでは、電気自動車と言ったらテスラ(米国)のイメージが大きいと思います。

あるいは、日産のリーフをイメージする方も多いでしょうか。

今あげた銘柄はいずれも電気自動車専売で、ガソリン車は作っていません。

ガソリン車はパーツが多く複雑で、作るのが非常に難しいのです。

それに引き換え電気自動車は比較的簡単な作りですから、新規参入が容易にできるのです。

これからも、たくさんの企業が参入し、多くが淘汰されていくでしょう。

電気自動車銘柄への投資は大きく儲けるチャンスです。

が、ほったらかしにしてしまうと大きな損失を被る恐れがあります。

情報収集を欠かさないよう常に相場を見張っておくことをおススメします。

このブログでも、どんどん情報発信していきますよ!

2030年以降、世界中でガソリン車が販売禁止となる

米国の次期大統領バイデン氏がクリーンエネルギーを推進していく方針であることは知っていると思います。

このクリーンエネルギー推進、ガソリン車の販売禁止が世界中で広がっているんです。

えっ、ガソリン車が禁止になるの?

そうだよ。2030年以降だけど、世界中で禁止になりそうだよ

へー、日本のメーカーは大丈夫かなあ

こちらはイギリスに関する新聞報道記事です。

※画像をクリックで日経新聞ウェブページへ飛びます

出典:2020.11.18日経新聞ウェブページ

中国でもガソリン自動車禁止が2035年に迫っています。

出典:NHKニュースサイト

2030年から2035年にかけて、ガソリン車の販売禁止が世界中で進みます。

これで力をつけるのが電気自動車メーカーであり、株価がここまで急上昇している原因です。

まとめ

2020年11月以降、電気自動車銘柄の株価が急激に上昇している。

特にNIOやXPEVなど、中国の銘柄を中心に大きく上昇している。

その原因は、2030年以降に世界各国でガソリン車の販売が禁止されるため。

電気自動車はガソリン自動車と比較して作りが簡単であり、参入障壁が低い。

そのため、これから数年で多くの企業が参入し、そして淘汰されていく。

大きく儲けるチャンスだが、常に相場を見張っておく必要がある。

このブログでも役立つ情報をどんどん情報発信していきます!

以上、1日で30%上がることも!バブル?トレンド?爆上げ中の電気自動車という話題でした。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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