こんにちは、せーじんです。
せーじんはビットコインへの投資を準備しているところですが、
今日はその投資方法について、もう一回調べていきます。
今日調べるのは、
ビットコインのマイニング銘柄や関連銘柄への投資です。
マイニング銘柄・関連銘柄はビットコイン投資と同様のリターンを得つつ、弱点を補ってくれるのでしょうか?
さっそく見ていきましょう。
ビットコインの基本的なことや、これからも上昇していく理由は前回に記事に掲載しましたので是非ご覧ください。
マイニングってなに?
マイニングってなんだっけ?前回の記事でも見た気がするんだけど。
マイニングっていうのは、コンピューターの演算作業のことだよ。
マイニングに協力することで、新規発行ビットコインを報酬として受け取ることができるんだよ。
本来、マイニングとは「採掘」という意味の言葉です。
なぜビットコインのコンピューター演算作業をマイニングというのでしょう。
それは、膨大な作業をしてわずかなお宝を得ることが鉱山の採掘と似ているから。
マイニングには超高性能なコンピューターを必要とします。
また、そのコンピューターを稼働し続けるための大量の電気が必要となります。
こういったことから、マイニングの大部分は個人でなく専門業者が担っています。
金に対する金鉱株、ビットコインに対するマイニング銘柄ということになりますね。
ビットコイン投資の弱点って?
税金が高い
ビットコインなど仮想通貨で利益を得た場合、税金がかかります。
税金がかかるのは、仕事で得た給料でも、株で得た利益でも同じなのですが、税金の計算方法が少し違うのです。
分かりやすく言えば、株式投資で得た利益よりも税金が高額になる場合が大半です。
実際に比較してみましょう。
株式投資の税金
株式投資の場合、売買益にかかる税金は、所得税と住民税の合計で20.315%です。
この税率は累進課税でなく、一律です。
また、給料などとは別に計算する分離課税とすることもできます。
この場合、株式投資でどれだけ利益が出ても、給料にかかる所得税に影響はありません。
また、配当に関しても同様に、金額にかかわらず20.315%の課税で分離課税とすることができます。
ただし、米国株の場合、配当には米国の税金10%がかかります。
損益通算といって、ある年で損失を負った場合、その損失額を翌年の利益から差し引き出来るという大変お得な制度もあります。
ビットコイン(仮想通貨)投資の税金
ビットコインにかかる所得税は、一律でなく累進課税です。
その税額はこの表のとおりです。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円 から 1,949,000円まで | 5% | 0円 |
1,950,000円 から 3,299,000円まで | 10% | 97,500円 |
3,300,000円 から 6,949,000円まで | 20% | 427,500円 |
6,950,000円 から 8,999,000円まで | 23% | 636,000円 |
9,000,000円 から 17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円 から 39,999,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円 以上 | 45% | 4,796,000円 |
この所得税+住民税(10%)がかかります。
ですから、税率は
所得が195万円までなら15%
所得が195万円から330万円なら20%
330万円から695万円までなら30%
となります。
でも、ビットコインで195万円も稼がないし、株より税金安いよね
と思った方、違うんです。
この所得は給料との合算なんです。
給与所得が600万円、ビットコインの利益が100万円とすると、合計所得は700万円となります。
この700万円が所得ということで税金が計算されてしまうのです。
しかも、損益通算はできません。
手数料(スプレッド)が高い
ビットコインの取引は、株のような証券会社ではなく取引所で行いますね。
事業者によって大きく異なりますが、一般的に株式投資よりも経費が高いことが多いです。
手数料という形で請求されることもあれば、スプレッドという形で知らないうちに支払っている場合もあります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
マイニング銘柄・関連銘柄の株価は、本当にビットコインと連動してるの?
それではマイニング銘柄・関連銘柄のチャートを、見ていきましょう。
今回も、楽天証券やSBI証券で取り扱っている銘柄に絞っています。
ビットコインに対するマイニング銘柄が、金に対する金鉱株と同じだとすれば、営業レバレッジによりビットコインよりも大きく値を伸ばしているはずです。
また、関連銘柄も含めて相関係数は+1に近いものになっていることを期待しています。
相関係数について、ご存じない方はこちらの記事を読んでいただくとスムーズに理解できると思います。
マラソン・パテント・グループ(MARA)
1か月チャートはこのようになっています。
爆上げでニュースになったビットコインよりも、さらに大きく上がってるね!
相関係数も+0.80を超えてるから、相関関係も相当強いね
次に1年間のチャートを見てみましょう。
MARAは1年で+2300%!?これはすごいね
相関係数も、時々逆に動くみたいだけど、かなり強く相関してるね。
2017年のビットコインバブルからの動きを見てみましょう。
あれ?4年間で見ると、MARAのリターンはマイナスになってるよ。
2017年末のビットコインバブル崩壊と、その後の長期低迷の影響がまだ残っているのでしょう。
これは営業レバレッジがマイナスに働いていますね。
相関関係は、強い時期とマイナスの時期が交互に来るのがわかるね。今は強い時期みたい。
ライオット・ブロックチェーン(RIOT)
1か月チャートはこのようになっています。
爆上げでニュースになったビットコインよりも、さらに大きく上がってるね!
相関係数も+0.80を超えてるから、相関関係も相当強いね
次に1年間のチャートを見てみましょう。
RIOTは1年で+1800%!?これもすごいね
相関係数も、時々逆に動くみたいだけど、かなり強く相関してるね。
2017年のビットコインバブルからの動きを見てみましょう。
4年間で見ると、RIOTのリターンはプラスだけどビットコインよりも下だね。
RIOTもMARAと同様、2017年末のビットコインバブル崩壊と、その後の長期低迷により、営業レバレッジがマイナスに働いていますね。
相関関係はかなり強いけど、ときどきマイナスの時期が来るね。今は強い時期だね。
シルバーゲート・キャピタル(SI)
1か月チャートはこのようになっています。
SIはビットコインよりも、落ち着いた動きだね。
相関係数もかなり高いから、強い相関関係があるね
次に1年間のチャートを見てみましょう。
SIは1年で見てもビットコインよりも少し低いリターンだね
相関係数も、時々逆に動くみたいだけど、かなり強く相関してるね。
SIは2019年11月上場のため、これ以前のデータはありません。
ビット・デジタル(BTBT)
1か月チャートはこのようになっています。
BTBTも、ビットコインよりも大きく上がってるね!
相関係数はプラスとマイナスを行ったり来たりしてるね。これだけだと相関が強いかは、よくわからないな。
次に1年間のチャートを見てみましょう。
BTBTは1年で+3300%!?これもすごいね
相関係数は、1年間でもプラスになったりマイナスになったりだね
BTBTの上場来である2018年3月からの動きを見てみましょう。
長期で見ると、BTBTのリターンはビットコインと同じくらいだね。
相関関係はあまり強くないみたいだね。BTBTは中国企業だから、ドル人民元の為替も影響しているかも
エバン・インターナショナル・ホールディングス(EBON)
1か月チャートはこのようになっています。
EBONは、ビットコインよりも上がってないね
相関係数はマイナスからプラスに転換したのかな。これだけだと相関が強いかは、よくわからないな。
次にEBONの上場来である2020年8月からのチャートを見てみましょう。
EBONは横ばいの値動きだね。配当もないし。
相関係数は、マイナスの期間が長かったけどプラスになったみたい。これも一時的なものかもしれないけれど。
ビットコインは、また上がる!
でも、いまビットコイン下がってるんでしょ?投資するの怖いよね。
そうだけど、調整に入るのも想定の範囲内だったから問題ないよ
以前の記事でもお話しした通り、ビットコインに押し目がやってきました。
ただ、チャート的にはもう少し下がりそうな気がします。
この調整が終われば、再び上昇するでしょう。
それだけの材料が、今のビットコインにはあるからです。
ビットコインに押し目が来ることや、ビットコインが上がる理由は、こちらの記事で紹介しました。
上昇基調に乗ったことを確認出来たら、ビットコイン現物を買うか、関連銘柄を買うか、
両方とも買うか、いずれかの形で投資を始めたいと思います。
たぶん両方買います
以上、ビットコインはまた上がる!現物を買う?マイニング・関連銘柄を買う?という話題でした。
本日も最後までご覧いただきありがとうございます。