KNDI粉飾疑惑の続報!KNDI会長が株主宛て書簡で疑惑に反論

おはようございます、せーじんです。

今回は、中国電気自動車のカンディ・テクノロジーズ(KNDI)の、

販売台数の粉飾疑惑の続報です。

KNDIの株価チャートを見てください

粉飾疑惑に対する下落が終わって、12月7日から上がり始めてるね。
なにかあったの?

カンディの会長から株主にあてた書簡で、粉飾疑惑のレポートを公表したヒンデンブルグリサーチに対して反論したんだよ。

疑惑を認めなかったんだね。

今日は、カンディ会長からの反論の内容と、それに対する市場の反応を記事にしていこうと思います。

それでは、はじめましょう。

粉飾疑惑に関する、以前の記事はこちらです。こちらを読んでからのほうが話を理解しやすいですよ。

今回の記事の内容

KNDIの粉飾疑惑について、簡単におさらいしましょう

今回の疑惑についておさらいしましょう

米国の空売り投資家ヒンデンブルグ・リサーチが、2020.11.30にKNDIが販売台数を粉飾しているというレポートを公表したことが発端となりました。

その内容を簡単にまとめると、

  • Kandiの過去12か月の売上の64%ほどが関連会社への販売であった
  • それでも関連会社から収益が入るはずだが、売掛金を収益化する日数が同業他社と比べて非常に長い
  • KNDIの監査人は公開企業会計監視委員会(PCAOB)から監査を禁止されたにもかかわらず、引き続き監査を依頼している
  • KNDIは、米国内へ違法に輸入したことがあり、罰金を科せられている
  • 米国での販売開始が12年間も遅れており、今後も車両を販売するための努力を続ける。おおきな利益を出す見通しは立っていない
  • 中国のライドシェア会社とのパートナーシップにより年間30万台の販売を見込んでいるが、このライドシェア会社にユーザーはほとんどおらず、中国でのシェアは上位50位にも入っていない
  • ヒンデンブルグサーチはKNDI株を空売りしている

このレポートの公開により、KNDIの株価は2日間で37%も下落しました。

また、NIOやXPEVなど、他の中国電気自動車銘柄も大きく売られ、値を下げました。

カンディ会長からの反論

2020年12月7日にカンディ会長から送られた株主宛て書簡で、粉飾疑惑に対する反論が掲載されました。

出典:Yahoo!ファイナンス(米国版)

カンディ会長からの書簡(全文)

前回と同様、google翻訳により機械翻訳されたものをせーじんがまとめました。誤訳や誤解がある可能性があります。ザックリとした内容をお楽しみください。

カンディ株主の皆様、

2020年11月30日、Kandi株のショートポジションが認められた企業は、Kandiとその経営陣に関する一連の不正確な主張を平準化した「調査レポート」を発行しました。レポートを発行した会社は私たちの株をショートさせており、株価が下がれば利益を上げます。対照的に、当社の動機は、ダイナミックな成長産業において永続的で収益性の高いリーダーを構築することにより、すべての株主に価値を創造することです。このレビューから、レポートには、薄く覆い隠された意見の主張であるか、以前に報告された歴史的出来事に基づく、さまざまな誤解を招くような告発が含まれていることが明らかです。一例として、彼らは私たちのライドシェアリングイニシアチブの成功の確率に疑問を投げかけています。あなたを含め、誰でも私たちのビジネス戦略の成功の可能性を自由に評価できます。私たちの戦略について意見を主張するだけでは、私たちの信頼性について何も証明されません。このようなアサーションは無視します。報告書全体にメリットはありませんが、当社と経営陣は、マスコミの注目を集めている不正確な点に対処することが株主の皆様にとって有益であると考えています。

  1. 2014年の特定の文書の特徴を誤ることにより、レポートは、私が逆合併プロセス中に株式の価格を高騰させる計画に参加したことをほのめかしています。レポートが認めているように、私も会社もそのような違反で起訴されたことがないため、これは不正確です。これは新しい情報ではなく、以前に規制当局への提出書類で開示されていました。
  2. 合弁事業(「JV会社」)を通じた中国政府の補助金プログラムへの当社の参加は、公的書類に十分に文書化されています。報告書の主張に反して、合弁会社は2016年以前に販売されたすべての電気自動車に対して適切に補助金の支払いを受け取り、合弁会社の二重生産ライセンスは2019年8月に承認されました。政府の方針によれば、補助金プログラムに不適切に参加した会社は補助金の支払いやデュアルプロダクションライセンスを受け取ります。
  3. レポートの他の側面と同様に、監査人を変更するという当社の決定は以前に開示されており、いかなる種類の「詐欺」の申し立てではなく、カンディの成長に起因していました。たとえば、2019年に、公開会社会計監視委員会(「PCOAB」)による検査の対象となる監査人に変更しました。現在の監査人は、米国に上場している中国企業に会計サービスを提供するリーダーです。
  4. レポートの「関連当事者」取引と「製造販売」の主張には、いくつかの欠陥があります。
    1. Chaonengの法定代理人(Hu Yiheng)は、報告書が主張しているように、現在Kandiの幹部ではありません。実際、胡義恒氏は2011年4月にカンディを辞任してチャオネンを始めました。レポートは、Hu Yiheng氏がまだKandiにいるという主張を裏付けるものとして、2010年10月の記事からの誤解を招く引用を使用しています。
    2. 2011年に最初に設立されたとき、チャオネンはカンディからオフィススペースを借り、事業登録の目的で家主の電話番号(0579-82239276)をリストしました。これはチャオネンの現在の電話番号ではありません
    3. ChaonengはKandiと同じ工業団地にありますが、同じ住所にはありません(レポートが主張しているように)。Chaonengは敷地内の4番目の建物であり、Zhejiang Kandi Smart Battery Swap Technology Co.、Ltd(旧Jinhua An Kao Power Technology Co.、Ltd)は最初の工場の建物の北側にあります。Chaonengは、その場所でKandiが製造した車両のメンテナンスサービスを提供しています。看板での「カンディ」への言及は、会社としてのカンディではなく、カンディ車両に対するサービスを指します。KandiとChaonengは関連当事者ではありません。
    4. レポートは、マッシモモータースポーツとその所有者のデビッドシャンがカンディの非公開の関連当事者であると誤って主張しています。Shan氏は、Kandiが2018年に買収したときに、SC Autosports(正式にはSportsman Countryと呼ばれていました)を去り、Kandiとは一切関係がなくなりました。
    5. クケは2008年1月までカンディの子会社でした。2008年2月、クケはカンディからスピンオフされ、それ以来独立した組織となっています。Kukeは2015年8月から米国でKandiの製品の独占代理店を務めていますが、Kandiは、Kandiの子会社であるSC Autosportsの米国での予想される成長に基づいて、2021年にこの独占権を終了する予定です。
    6. レポートは、KANDIUSAとJASSMOTORSPORTSが同じ住所を持っていると誤って主張しています。KANDIUSAは2015年11月に閉鎖されました。KandiUSAとJASSMOTORSPORTSの間に提携はありません。
    7. 最後に、Kandiの財務報告が監査され、売上を適切に記録するように注意が払われます。

書簡の内容をまとめると

機械翻訳で少々読みにくいですね。

内容をまとめるとこのようなことを言っています

  • レポートを作成したのは空売り投資家であり株価が下がると利益になる者である。一方、KNDIは株主の利益のために働いている。この立場の違いを認識してほしい
  • ライドシェア事業の成功の確率が低いと主張しているが、事業の可否と会社の信頼性には関係がない
  • KNDIは、株主のために、この不正確なレポートに対処する
  • 2019年に監査人を変更した。この監査人は公開会社会計監視委員会(「PCOAB」)による検査の対象である。現在の監査人は、米国に上場している中国企業に会計サービスを提供するリーダーである
  • KNDIの売り上げの大半が関連会社数社へのものとされているが、これらはいずれも過去には関連があったが、「現在は」関連会社ではない
  • 今後も財務報告の監査を受け、適切に売り上げの処理を継続する

真っ向から対立してるね

そうだね。レポートの内容はすべて間違っている、という主張だね。

KNDIの反応を好感し、株価は小幅に上昇

それでは、あらためてKNDIのチャートを見てみましょう。

カンディ会長の書簡が送られた12月7日を境に、上昇を始めていることがわかります。

しかし、

  • その値上がり幅はかなり小さく、
  • 出来高も増えてはいるもののそれほど大きくありません。

まだ、多くの投資家は様子を見ている、ということでしょう。

今後の動静に注目ですね。

他の中国EV株も小幅に上昇

KNDIにつられて下がっていた他の中国EV株も、軒並み小幅に上昇しています。

ニオ(NIO)

リー・モータース(LI)

シャオペン(XPEV)

シャオペンは増資を発表したので少し下がっていますが、この程度の下げで済んでいるのは買い圧力が高くなっているとも見ることができますね。

参考にテスラも

テスラは中国EVとは違い、一直線に上がっています。

S&P500入りを12月21日に控え、ますます上がることを期待しています。

S&P500入りした銘柄の値動きについてこちらの記事にレポートを書きましたので、ぜひご覧ください。

テスラに投資したくなりますよ。

せーじんは、様子を見ます

KNDIの反論によって少し買われていますが、どちらに転ぶかはまだわかりません。

さらに、米中対立が深まり、米国に上場している中国銘柄がどうなるかわからない状況です。

アメリカ大統領選挙も、もうひと悶着ありそうな気配があります。

いまKNDIをはじめとする中国EV株に手を出すのは怖さがありますね。

保有していたNIOとXPEVもすべて売却しました。

代わりに、テスラを少し買い増しです

まとめ

販売台数の粉飾疑惑に対して、KNDI会長が株主宛て書簡で反論しました。

その内容は、疑惑レポートを真っ向から否定するもので、株主のために対処すると言い切っています。

これを受け、株価は小幅に上昇しました。

他の中国EV銘柄も小幅に上昇しています。

せーじんは、この問題はまだどうなるかわからないと考えていて、中国EVへの投資は控えます。

以上、KNDI粉飾疑惑の続報!KNDI会長が株主宛て書簡で疑惑に反論という話題でした。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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