アリババ13%暴落!独禁法違反は金融を廻る中国政府とアリババの戦い

こんにちは、せーじんです。

クリスマスイブの12/24、アリババ株が半日で13%も暴落しました。

なんで半日なの?

米国市場は、クリスマスイブは短縮日程で半日しか開かないんだよ

それにしても、13%はすごいね!何があったの?

中国政府から、独占禁止法の疑いで調査に入るという発表があったんだよ。

なんかやばそうだね。

だよね。

今回の規制のきっかけとなった、アントグループ上場をめぐるアリババと中国政府との戦いについては、こちらでも記事にしています。

前回の記事を読んでからでないと、内容が少しわかりにくいかもしれません。

今回の記事の内容

アリババ株、半日で13%の暴落!

実際のチャートを見てみよう。

米国市場に上場しているアリババ株(BABA)のチャートはこちら

アリババ(BABA)暴落チャート

香港市場に上場しているアリババ株(9988)も確認しましょう

アリババ(9988)暴落チャート

チャートで見ると、すごい暴落だね!

米国市場、香港市場ともアリババ株は暴落しています。

11月上旬からの下落はアリババ傘下アントグループ上場をめぐる政府との戦いによるものです。

その下落が下げ止まりつつあるように見えたのですが、このタイミングでより大きな暴落が来てしまいました。

暴落の原因は、アリババの独占禁止法違反容疑の発表

この暴落の原因も、やはり中国政府からの発表でした。

この発表ですね。

アリババ独占禁止法違反
出典:日本経済新聞ウェブページ

中国規制当局が、アリババに対して独占禁止法違反の疑いで調査を開始すると発表しました。

アリババが、取引先に課している「二者択一」というルールが独占禁止法に違反するとされているようです。

二者択一とは、アリババの取引先はアリババのライバル企業と取引してはいけないというルールです。

また、中国の中央銀行である中国人民銀行からは、

アリババ傘下のアントグループに対して、公平な競争や消費者の権利を守るよう指導する

と発表がありました。

これで、アリババ本体と、傘下のアントグループが同時に締め付けを食らう形となりました。

調査とか、指導とか、いったいどうなっちゃうんだろう

まだわからないけど、かなり厳しくやられるかもね

指導の内容がわかりませんが、

前回の記事でもお伝えしたアリババの創業者ジャック・マー氏の発言に、中国政府が激怒しているのはまちがいありません。

厳しい措置が下る可能性も低くはないでしょう。

と考える投資家が多いため、ここまで下落しているのです。

アリババは、実は12月14日にも、過去のM&Aの際に中国政府に必要な届け出をしていなかったということで罰金を科せられていました。

このときは業績にはあまり関係ない内容だったので大きな下落はありませんでした。

中国政府の狙いは、決済サービスの規制強化

アリババに対する締め付けの強化は、マー氏の発言に怒ったからというだけではなさそうです。

かねてより中国政府は、お金の動きを把握し管理することを目指しています。

そのための強力なツールとしてデジタル人民元の発行を急いでいるわけです。

デジタル人民元については、こちらの記事でも触れています。

しかし、デジタル人民元の普及には邪魔者がいます。

それが、現在中国のキャッシュレス市場の王様、アリペイです。

アリペイを運営しているのがアリババ傘下のアントグループです。

ジャック・マー氏も当然政府の狙いはわかっており、事態解決のために交渉をしたようですね。

ジャック・マー氏、アントグループの一部譲渡を中国政府に提案
出典:ウォールストリートジャーナル

なんと、アントグループの一部を政府に譲渡するという提案をしていたようなのです。

このWSJの記事の中で、

中国最大の富豪である馬氏は規制当局との異例の会議で、「国が必要とするのであれば、アントから好きなプラットフォームを取っていい」と述べたという。

と報道されています。

そこまでやるのか!?

せーじんは驚きました。

そして、ジャックマーにそこまで言わせる中国政府の本気度を感じました。

実は、この会議は11月2日に行われたそうです。

アントグループの上場延期決定前ですね。

つまり、ジャックマーのこの提案でも許されず、上場することができなかった、ということです。

せーじんはどうする?

今回の中国政府とアリババとの戦いでもわかる通り、

中国政府は、中国政府の利益を第一に考えます。

自国企業だろうと、それが巨大企業であろうと、その邪魔になるのであれば排除に動きます。

また、米国では中国企業の排除に向けた動きが出てきており、英国連邦や欧州も連動しつつあります

せーじんは、中国市場への投資を徐々に拡大させていこうと考えていましたが、

こうした動きを見ていると怖さを感じます。

中国の個別銘柄はリスクが非常に高いことがよくわかりました。

なので、中国へはETFで投資し、大きなポジションはとらないことにしようと考えています。

以上、アリババ13%暴落!独禁法違反は金融を廻る中国政府とアリババの戦いという話題でした。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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