新興国株ETFにも大きな違いが!どれを選ぶ?【VWO,XSOE,SPEM,IEMG,EEM】

こんにちは、せーじんです。

どこに投資したら、もっとも資産を増やすことができるのか、投資家なら常に考えていることですね。

今のところ、その最適解の一つは米国への投資ということになります。

しかし、未来もそうであるとは限りませんよ。

成長の余地があるという視点で見れば、すでに成長した先進国よりも新興国のほうが

株価が上昇する幅が大きい可能性があるとみることができますね。

でも、どこに投資していいかわかんないよ

とか、

新興国って、日本ではありえない動乱があったり紛争があったりするイメージ。結構怖いよね

という方も多いと思います。

たしかに、新興国は大きな成長が見込まれる反面、社会基盤が未発達であることが多く、政治の混乱、金利の急騰や通貨の急落といったリスクもあります。

そんなときは、

ETFを使いましょう!

ETFで沢山の新興国に分散投資することで、1か国がトラブルにより下落しても他国が支えることができるため、リスクが小さくなります。

規模の大きい国が下落したり、たくさんの国が同時に下げたりといったこともあるため

安全と言い切ることはできませんが、

リスクを小さくする効果は期待できますよ。

新興国ETFについては、こちらの記事でも紹介しています。

今回の記事の内容

新興国株のETF 、実はこんなにたくさんあるんです

以前の記事で「VWO」というETFを紹介しました。

実は、VWO以外にもたくさんのETFがあるんですよ。

一覧表にしてみますね。

ティッカー名称資産総額経費分配金設定月
VWOバンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF687.29億ドル0.10%2.47%2005.3
XSOEウィズダムツリー新興国株ニューエコノミーファンド 32.94億ドル0.32%1.55%2014.12
SPEMSPDR ポートフォリオ新興国株式 ETF  50.58億ドル0.11%2.49%2007.3
IEMGiシェアーズ コア MSCI エマージング・マーケット ETF   663.56億ドル0.11%2.39%2012.10
EEMiシェアーズ MSCI エマージング・マーケット ETF 273.42億ドル0.68%2.06%2003.4
出典:BloomBerg

けっこうたくさんあるんだね

そうだね。それぞれの特徴を見ていこうか。

まずは資産総額を見ましょう。

資産総額が大きいと、安定したファンド運用ができるほか、スケールメリットを活かして経費を下げることができるというメリットがあります。

非常に重要な指標ですね。

資産総額が大きいのは、VWOとIEMGです。

いずれも700億ドル近い資産を保有しており、非常に大きな規模のETFといえます。

他のETFも、最も低いものでも33億ドル程度ありますから、早期償還の危険が迫っているというわけではなさそうです。

次に経費です。

経費が低いのは、VWO,SPEM,IEMGですね。

いずれも、0.1%程度と非常に低い水準です。

分配金利回りが高いのも、VWO,SPEM,IEMGですね。

5年チャートを見ると、XSOEだけ動きが違う!

では、各ETFのチャートを確認しましょう。

比較のために、S&P500指数を入れてあります。

まずは5年からです。

黄緑:XSOE 青:VWO 黄:SPEM 水色:IEMG 赤:EEM 黒:S&P500 

黄緑のXSOEだけ、なんか違う動きをしてるね!

そうだね。他は全部似たような動きだけど、XSOEだけは違う動きだね。
後でポートフォリオを確認しなきゃね。

新興国ETF全体をS&P500と比較すると、上にも下にも大きく動いています。

新興国株はボラティリティが大きいということですね。

年初来チャートでもXSOEは高リターンです

年初来チャートを確認しましょう。

年初来でも、黄緑のXSOEだけ違う動きだね

ほんとだね。ポートフォリオを見るのが楽しみですな。

コロナショック時の下落を比較します。

VOO(S&P500)の下落が34%だったのに対し、新興国ETFの下落は32.4%と33.5%です。

意外にも、コロナショック時は米国株のほうが下落幅が大きかったんですね。

これは、新興国株で大きなウエイトを占める中国市場が、コロナショック時の下落幅が小さかったことによるものですね。

3か月チャートでは、大きな差はなし

直近3か月のチャートを見てみましょう。

3か月にすると、XSOEも他の新興国ETFと同じ動きだね

そうだね。で、この期間は全部のETF がS&P500を上回ってるね。

ポートフォリオを比較しよう

今回は、VWOとXSOEのポートフォリオを比較してみます。

組み入れ銘柄数は

組み入れ銘柄数は、

VWOが4020銘柄に対して、

XSOEが519銘柄です。

比較すると、VWOが圧倒的に広く分散されてますね。

519銘柄でも決して少ないわけではありませんよ。S&P500よりも多いですからね。

セクター別でみるとテクノロジーと金融の比率に差がある

VWOとXSOEのセクターごとのポートフォリオを見てみましょう。

左がVWO、右がXSOEです。

組み入れ順位は、1位テクノロジー、2位金融、3位消費財と続いていて大きな違いはありません。

違うのは、その比率です。

テクノロジーの比率が、左のVWOが35%に対して、右のXSOEが45.5%

金融の比率が、左のVWOが21.8%に対して、右のXSOEが13.4%です。

この組み入れ比率の違いが、株価変動の違いにつながっているのでしょう。

銘柄別を見ても、大きな違いが!

銘柄別の組み入れ比率にはどんな違いがあるかな?

構成銘柄の大きな違いは、XSOEの4位にサムスン電子が入っていることです。

サムスン電子は、年初来でXSOEやVWOを上回る成長をしています。

黒:サムスン電子 黄緑:XSOE 青:VWO

サムスン電子の成長が、XSOEの株価を引っ張る力の一つになっているのでしょう。

また、3位のTSMの組み入れ比率の違いにも注目です。

TSMの組み入れ比率は、VWOでは3.69%に対し、XSOEでは5.6%と、2%の差があります。

黒:TSM 黄緑:XSOE 青:VWO

TSMは急激な成長を遂げており、この組み入れ比率の違いも差を生んだ原因の一つですね。

せーじんならどうする

XSOEを除く4銘柄は、どれを選んでも大きな違いはありません。

であれば、費用が安く資産総額が最大のVWOを選ぶのが自然な流れです。

XSOEについても、投資する価値はあると考えています。

TSMやサムスンは半導体でのシェアが世界で2位と3位の銘柄であり、

今後も売り上げを伸ばしていくと考えているからです。

(1位はインテルです)

ただ、アップルが開発した自社製CPUのM1が、安くて高性能と話題になっていて、

マイクロソフトも自社製CPUを開発すると発表しています。

不安材料がないわけではありません。

ということで、せーじんが選ぶなら、

新興国株投資用資金を、VWOとXSOEに半分ずつ投資、とします。

以上、新興国株ETFにも大きな違いが!どれを選ぶ?【VWO,XSOE,SPEM,IEMG,EEM】という話題でした。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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