こんばんは、せーじんです。
本日もせーじんブログにお越しいただきありがとうございます。
新型コロナウイルス、欧州で再拡大してるらしいね
イタリアではもう一度ロックダウンするか、てニュースでやってたね。コロナはいつ収まるんだろう。
いつ収まるかはわからないけど、コロナウイルスは確実に世界を変えたよね。在宅勤務の人が増えたり、1年中マスクをつけるようになったり。
そうだねえ。たしかに、去年の今頃とは全然違うねえ。
世界の生活様式が変わるということは、市場にも少なからず影響を及ぼしているはずです。
今回は、世界中の指数を比較し、新型コロナウイルス感染症が市場へ与えた影響を見ていきましょう。
世界で拡大する新型コロナウイルスの脅威
沈静化したかに見えた新型コロナウイルスが、再び拡大を続けています。
特に、10月に入ってからの感染者数増加が著しく、世界各国で一日の感染者数が2~3月の拡大期を超える日が出てきています。
世界全体で見ると、10月以降急激に増えている
新規感染者は、徐々に増えてきていましたが、10月以降は増加する速度が上がっています。
日本の感染者数と株価
日本は、感染者数は横ばいで感染が拡大している感じではありません。
新規感染者は9月以降は横ばいですね。
感染が拡大している、という感じはないです。
累計感染者数は10万人ほどとなっています。
株価は30%ほどの落ち込み、右肩上がりに回復している
コロナショックでの落ち込みは約30%ほどです。
その後は、日経平均、TOPIXともに右肩上がりに回復しています。
日経平均は年初来でプラスにまで回復しました。
TOPIXももう少しといったところです。
アメリカの感染者数と株価
世界最大の経済大国アメリカでも、再感染拡大中
米国の場合は、6月~7月にかけて感染拡大の大きな波がありました。
この波がようやく落ち着くか、という時に再拡大を始めています。
NASDAQは完全に回復、S&P500とダウ平均も年初来を回復
コロナショックでの下落幅は、直近高値からNASDAQ約28%、S&P500約35%、ダウ平均約38%でした。
その後は、3指数とも年初来を回復しています。
とくにNASDAQは株価回復後もそのまま急上昇を続け、年初来で+50%のリターンをたたき出しています。
欧州での感染者数と株価
英国では、10月に入ってから感染爆発
英国のデータを見ると、新規感染者数は10月に入ってから感染者が急増しています。
累計感染者数を見ても、90万人くらいまで増加していますね。
英国の人口は約6600万人で、日本の半分ほどです。
人口が半分にもかかわらず、感染者数が9倍いるのですから、市中感染が相当広まっているものと想像できます。
英国の場合はジョンソン首相の初期対応に問題がありましたね。
英国株価は36%ほどの落ち込み、回復途中で腰折れ
英国では、コロナショックで直近高値から36%ほど下落しています。
その後は、回復傾向にありましたが、6月中旬をピークに腰折れ、再び下落傾向にあります。
2020年10月現在で年初来-20%と、全く回復していません。
ドイツでも、10月から感染爆発している
ドイツでも、英国と同様10月に入ってから感染が急増しています。
累計感染者数のグラフも、角度が急になってきていますね。
ドイツの人口は8300万人ほどです。累計感染者数が45万人ほどなので、英国ほどではありませんが急速に拡大しています。
ドイツとユーロの株価は40%ほどの落ち込み、回復途中で腰折れ
ドイツ、欧州全体ともに、コロナショックで直近高値から40%ほど下落しています。
その後は、回復傾向にありましたが、6月上旬をピークに横ばいに転じています。
ドイツ市場はほぼ年初来まで株価を戻しましたが、欧州全体で見ると年初来-12%ほどと回復しきれていません。
中国の感染者数と株価
中国の感染者数は横ばい
中国では、日本と同様に夏の終わりごろに新規感染の波が来て、その後は横ばいの状況です。
中国株は、香港株は44%ほど、上海株は16%ほどの下落。明暗分かれる。
香港株は直近高値から44%、上海株は16%ほどの下落です。
上海株の下落が、不可解なほど小さいですね。
香港株は、他国の市場と同様の下落をしています。
その後の回復にも大きな隔たりがあります。
上海株は下落幅が小さいこともあり、すぐに株価が回復し年初来+23%のリターンです。
一方の香港株は上下しながら徐々に回復していますが、年初来はマイナスのままですね。
香港の場合、政治問題もありスムーズな回復は難しそうです。
世界の株価をまとめて比較してみましょう
ここまで登場した株価指数を、全て並べてみました。
各指数で値動きが大きく異なるのがわかります。
すごく見ずらいので、リターンの高い順に指数名と年初来リターンを書いていきます。
- 米国・NASDAQ +50.15%
- 中国・上海株 +23.19%
- 米国・S&P500 +15.38%
- 日本・日経平均 +9.87%
- 米国・ダウ平均 +3.72%
- 日本・TOPIX +2.85%
- ドイツ・DAX -0.28%
- 中国・香港株 -4.00%
- 欧州・UR50 -12.34%
- 英国・FTSE -20.41%
欧州1人負けといった感じですね。
香港もマイナスリターンですが、これは政治的要因でしょう。
今後の欧州の伸びに期待して投資を増やすか、今伸びている米国の投資額を増やすか。
日本や中国もいいですね。
せーじんは、中国株に興味が出てきました。
まとめ
新型コロナウイルスは、10月以降、特に欧米で感染が再拡大しています。
株式市場を比較すると、米国、日本、中国は年初来でプラスリターンとなっています。
欧州のみマイナスとなっていて、欧州が1人負けの状態です。
米国の株価は9月以降は大統領選挙の影響で、ヨコヨコの相場ですが、大統領選後はどちらが勝っても大きく伸びることが期待できます。これは、アノマリーです。
せーじんは中国株に興味が出てきましたので、今度記事にしようと思います。
以上、新型コロナウイルスで世界の株式市場はどうなった?世界の株価を比較という話題でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ぜひまたおこしくださいね~。