せーじんが大好きな投資の格言10選【先人の教え】

こんばんは、せーじんです。

本日もせーじんブログにお越しいただきありがとうございます。

投資には古い歴史があり、日本でも300年ほど前から米相場で先物取引をおこなっていたという記録が残っています。

それだけの歴史を持つ投資には多くの格言があり、2020年の相場を生きる我々にも役立つものが多くあります

投資の格言って色々あるよね。

うん。国策には逆らうなとか、セルインメイとか、国内外にたくさんあるね

あれって本当に当たるの?

絶対にあたるというわけじゃないけど、有名な格言ほどみんなが意識するから当たりやすいかもね。

ということで、本日はせーじんの好きな投資の格言10選+番外編をお送りします。

いずれも先人の教えとして有名なものばかり。

今後の投資に役立つこと請け合いですよ!

今回の記事の内容

格言1 国策には逆らうな

国家は、国の制度を牛耳る存在であり、

国家が実行する政策=国策は、民間の経済活動、企業の業績や株式市場、為替相場に大きな影響を与えます。

2000年代のIT推進、2010年代の情報技術の推進やオリンピック誘致など、その時その時の国策に合致した投資は成功しやすいということですね。

近頃話題の通信料値下げも、株式市場に大きな影響を与えました。

米国にも「FRBには逆らうな」という、日本と同じ格言があるのは面白いですね。

格言2 休むも相場(下手の考え休むに似たり)

株の売買は、当然ですが売買しないと儲けになりません。

ですが、やみくもに売買しても、儲けにならないどころか損が膨らむだけです。

相場がわからない時は休むことが大切ということです。

元ウォール街のプロトレーダーでYoutuberの高橋ダンさんも、「ライオン戦略」と名付けて同様のことを言っています。

これも世界共通の格言なのでしょう。

格言3 しっぽとあたまはくれてやれ

株の売買で一番儲かるタイミングというのは、底値で買って天井で売ることですよね。

でも、どこが底でどこが天井かなんて誰にもわかりません。

あとになって、「ああ、あそこが天井だったんだな」とわかるものです。

買う時は、底打ちを確認して上がり始めたところで買う

売るときは、天井を確認して下がり始めで売る

本当の底や天井での売買など考えないほうがいい、ということです。

まあ、それでも十分難しいんですけどね。

格言4 セルインメイ

直訳すると「5月に株を売れ」ということになりますが、これには続きがあって、

「5月に株を売れ、そしてレイバーデイ(9月の第1月曜日)までは帰ってくるな」

と続きます。

レイバーデイとは米国の祝日で労働者の日という意味です。

欧米では夏にバカンスを取る投資家が多いため、6月から8月は売買の出来高が小さい閑散相場となりやすいのです。

値動きも読みづらくなるので、皆がバカンスから帰って通常の相場に戻る9月までは戻らないほうがいいよ、

という意味合いですね。

格言5 節分天井彼岸底

節分とは立春の日のことで新しい年の始まりとされていました。

お彼岸は春分の日のことで、昼と夜の長さが同じとなります。

ともに昔から重要とされていた日で、米相場などで格言として使われていました。

株式市場では、節分のある2月に天井をつけ、3月下旬のお彼岸には底をつけることがあるといわれています。

ちなみに2020年の日経平均はこちら

怖いくらい当たっています(笑)

格言6 二番底は黙って買え

下落していたチャートが底をつけて上がっていきます。このときの底を一番底と呼びます。

そして、少し上がった後再び下落します。

もう一度底を付け、上がっていきます。このときの底を2番底といいます。

2番底を付けたら上がっていくので、買ってよいということです。

チャート分析でもWの字を書くときは上り基調になることが多いので参考になるのですが、3番底がある場合も少なくありません。参考程度に考えたほうがいいでしょう。

コロナショック時の日経平均では、きれいに2番底から上がっていますね。

格言7 鬼より怖い一文新値

一文とは昔のお金で、ごくわずかな金額です。

いまでいう1円とか2円の感覚ですね。

新値とは、以前の高値を更新した新高値のことです。

この格言は、上がり調子で来ていた株価が、新値更新したはいいものの、

前の高値をわずかに上回っただけで再び下落するときは、鬼のような勢いで落ちていくぞという格言です。

2番天井というふうに言い換えると、「格言6 二番底は黙って買え」をひっくり返しただけとも言えますね。

格言8 半値戻しは全値戻し

大きく下げた相場が回復基調にあるときのことを言う格言です。

先日のコロナショックでもそうでしたが、大きく下げた後に上がり始めても、また下げるのではないかと不安なものです。

実際に、そういったことは何回もあります。

ところが、大きく下がった時の半分まで値を戻してくると、それ以降は以前の高値を回復するまで戻すことが多いよ、という格言です。

再び、今回のコロナショックでの日経平均を見てみましょう。

このあと、日経平均はこのまま横ばいになってしまって以前の高値まで戻せてはいないんですけどね。

格言9 「もう」はまだなり、「まだ」はもうなり

株価の動きというものは、自分の思い通りにはいかないものだという格言です。

これだけ下がったんだから「もう」したがらないだろう 

と思って押し目買いしたら「まだ」下がったり、

これだけ上がり続けたんだから、まだ下がらないだろう

と思って順張り買いしたら「もう」下がったり。

特に自信をもってそう思った時こそ危険であり、購入ボタンや売却ボタンを押す前に深呼吸してよく考えましょうという格言です。

ああ、書いていてつらくなってきました。

身に覚えがありすぎます。

格言10 下手な難平(なんぴん)、素寒貧(すかんぴん)

難平とは、株価が下がるごとに株を買い増ししていき、平均取得単価を下げることを言います。

難平買いのあとに株価が回復すれば、平均取得単価が下がっているので含み益に転じるのは早くなります。

しかし、その後も下落が続けば買い増しして保有株数が増加しているので損失が大きく膨らむことになります。

下手に難平を繰り返していては、すぐに財産が底をつく(すかんぴん)ということですね。

ただし、この格言はS&P500やナスダック等のインデックスへの長期投資には当てはまらないと思っています。

せーじんもコロナショックの時にかなりの難平買いをして、現在多くの含み益が出ています。

番外編 卵は一つの篭(かご)に盛るな

超基本なのでベスト10に入れなかったのですが、

投資をこれから始めるよ

というはこの格言をまず覚えておいたほうがいいですよ。

分散投資の大切さを語る格言です。

卵を一つのかごに入れると落としたら全部割れてしまいますよね。

投資も同じです。

集中投資していると何かあったときに財産を失うことになるので、分散しておきなさいということです。

以上、せーじんの大好きな投資の格言10選+番外編というお話でした。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事が、あなたの投資や資産形成に役立つものであれば大変うれしく思います。

毎日頑張って書いていますので、他の記事もぜひご覧くださいませ~。

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