こんばんは、せーじんです。
本日も、せーじんブログにお越しいただきありがとうございます。
株価のチャートって、たまに見るんだけどよくわからないんだよね。なんか、棒とか線とかがごちゃごちゃしてて。
それじゃあ、今回はチャートの見方のお話をしようか。
たくさん言われてもわかんないからね
OK。すごく重要なところだけね
チャートにはとても多くの指標があり、プロレベルでもすべてを使いこなすことは難しいです。
せーじんのような初心者では、不可能といってもいいでしょう。
そこで最低限、絶対に覚えておかなければならないものを3つピックアップしました。
いきなりたくさん言われても大変ですからね。
少しづつ覚えていきましょう。
本日のメニュー
- ローソク足
- 移動平均線
- 出来高
ローソク足
ローソク足とは
ローソク足とは、下のチャートで並んでいる緑と赤の印のことです。
株式やFXのチャートでよく見るかと思います。
参考に、ナスダックのETFであるQQQのチャートをご覧ください。
日本ではローソク足、海外でもキャンドルチャートと呼ばれ、世界中で広く使用されているチャートですが、このローソク足の考案者は江戸時代の日本人・本間宗久であったといわれています。
上のチャートで示したのは日足といい、ローソク足の1本1本が1日の値動きを表していますが、5分足や月足など目的に応じていろいろなスケールで使用します。
ローソク足の見方
陽線…青いローソク足のように始値よりも終値が高いローソク足
陰線…赤いローソク足のように始値よりも終値が安いローソク足
上ひげ…ローソク足の上についている細い線。期間内の最高値を示す。
下ひげ…ローソク足の下についている細い線。期間内の最安値を示す。
このローソク足で、どんなことがわかるの?
例えば、こんなことかな。
陽線で本体部分が大きいときは勢い良く値上がりした、
陰線で下ひげが長く本体が小さいときは期間中に大きく下げたものの反発して始値近くまで戻した
陽線で下ひげが長いときは期間中に大きく下げたが反発して上昇した、など
QQQのチャートで言うと、9月4日付近で特にひげが長いローソク足や本体が大きいローソク足が出ています。
トレンド転換のときにはこういった特徴的なローソク足がよく出てきます。
なお、ローソク足の色は、使用するソフトによって大きく異なりますので、ご注意くださいね。
移動平均線
移動平均線は、株価の流れやトレンド、転換点を見るのに非常に役立ちます。
今回もQQQを参考にします。
ローソク足の中を横切っている3本のラインが移動平均線です。
ここでは、最もよく使われているのは以下の3本です。
- 5日(短期)移動平均線 : オレンジ
- 25日(中期)移動平均線 : 青
- 75日(長期)移動平均線 : 緑
そのほか、100日移動平均、200日移動平均などを場合によって使い分けます。
移動平均線て何?
移動平均線っていうのは、例えば5日移動平均線なら、直近5日間の終値の平均を算出するんだよ。それを毎日算出して、線にしたものだよ。
単純に平均値を結んだものを単純移動平均といいますが、直近の株価に重点を置いた加重移動平均や指数移動平均などいくつか種類があります。ここでは単純移動平均を単に移動平均線といっています。
移動平均線でトレンドを見るには、移動平均線の向き、位置関係を見ます。
また、移動平均線が交わるときはトレンドが転換していることを示す場合があります(毎回ではありませんよ)
例えば、先ほどのQQQのチャートはこのように考えられます
8月下旬までは短期中期長期すべての移動平均線が上向きです。
また、短期が最も上にあり、中期、長期と続いています。
これは上昇トレンドを示しています。
9月に入ると株価が下落を始め、短期が中期と交わりさらに下へ行きました。
中期移動平均線も下向きになりました。
これらはトレンドが転換する可能性を示しています。
短期はさらに下落し、長期移動平均にぶつかりました。
が、ここで上向きに反発しています。
株価も長期移動平均線付近で停滞しています。
ここから、上昇へ転じる可能性があります。
と、このような感じで今後の値動きを想定することができるわけです。
出来高
再び、参考としてQQQのチャートをご覧ください。
出来高とは、その株式がどれだけ売買されたかの総量を示す指標です。
参考チャートで言うと、一番下にある棒グラフですね。
緑の棒であれば買い優勢、赤い棒であれば売り優勢と見ます。
株価は上がる日もあれば下がる日もあります。
上昇トレンドの中でも下がる日もあります。
しかし、大きな出来高を伴って上がる日や下がる日があったら、気を付けてください。
トレンドが変わるかもしれません。
参考チャートで言うと、9月4日あたりですね。
それまでよりも大きな出来高を伴って下げています。
この日からトレンドが変わり、現在までQQQの株価は上がっていないのです。
まとめ
これからチャートの勉強をする人が、まず覚えるべきはこの3つ。
- ローソク足
- 移動平均線
- 出来高
ローソク足は日足のほか、分足、時間足、週間足、月足などいろいろなスケールがある
その期間の値動き、投資家心理を表すともいわれている
移動平均線は、短期は5日、中期は25日、長期は75日が一般的
各移動平均線の向きでトレンドがわかる
株価の動きがあった日は出来高を確認する。
トレンドの転換時には、ローソク足であれば長いひげや長い本体、移動平均線であれば短期と中期の交差、出来高は急増などの特徴が出る。
以上、初心者でも、これだけは覚えなきゃ!チャートの見方3選という記事でした。最後までお付き合いいただきありがとうございました。