こんばんは、せーじんです。
本日もせーじんブログにお越しいただきありがとうございます。
米国大統領選挙、きわどい戦いが続いていますね。
投票から3日が経過しても結果が確定していませんが、バイデン候補有利のニュースが流れ始めています。
そんな中、急激な上昇を始めた中国の電気自動車銘柄のNIO。
事業内容は?
時価総額は?
調べていきましょう。
NIOの名称はニオ。概要と沿革
NIOの名称は「ニオ」、中国語では「蔚来(Weilai)」といいます。
NIO企業概要
ニオはケイマン諸島籍の自動車メーカー。
高性能な電気自動車の設計・開発・販売を手掛ける。
AIシステムを搭載したSUVタイプの「ES8」やコンセプトカー「EVE」、また、スーパーカー「EP9」などを展開する。
顧客向けの娯楽・イベントスペース「NIO House」、充電システム及び設備の「NIO Power」などのサービスも充実。
本社所在地は中国・上海市。
yahoo!ファイナンスより引用
沿革
2014年、「中国のイーロン・マスク」とも称される李斌氏によって創業されました。同氏がこれまでに設立・投資した企業は40にものぼるそうです。
2016年5月、国営自動車メーカーと新エネルギー車に関する生産委託契約を締結。
2016年11月、EVブランド「NIO」とEVスーパーカー「EP9」モデルを発表。
2017年7月、現在の社名である「NIO」に改称。
2017年、ビジョン・カー「NIO EVE」を発表。
2017年12月、予約注文の受付をスタート。
2018年6月、製品の出荷を開始。
2018年9月、ニューヨーク証券取引所へ株式上場。
2019年6月、バッテリー発火事故が発生しリコール
ニオの時価総額、創業してわずか6年でホンダやBMW並みの規模に成長
発行済株式数 | 1,026,010,046株(2020.11.6時点) |
株価 | 42.35ドル(2020.11.5終値) |
ですから、時価総額は434億5152万ドル程度となります。
これはどの程度の規模かというと、
ホンダの時価総額が450億ドル程度、
ドイツBMWの時価総額が480億ドル程度、
ですから、これらの歴史ある自動車メーカーとほぼ同等の時価総額となっています。
創業からわずか6年でこの規模ですから、すごい勢いです。
販売台数は成長余地あり
自動車メーカーですから、販売台数を確認しましょう。
これは、前年同月比で2.3倍ですからものすごい伸びです。
では国内メーカーの販売はどうでしょう。
2020年9月の販売台数
時価総額で同等となったホンダは、2万6070台です。
日産は2万1971台、
マツダが1万6000台程度、
スバルとダイハツが6000台程度
ちなみにトヨタは、14万5129台でした。
販売で言うと、まだまだ既存メーカーには及んでいません。
時価総額とは市場からの将来性の評価です。
NIOの将来性に期待している投資家が多い、ということですね。
ニオの株価チャートを見てみよう。2020年初来+1180%!
年初来の動きを見てみましょう。
上がってますね。
すごく上がっているけど、これがどれくらいすごいのか分かりづらいと思います。
S&P500と比較してみましょう。
きっと衝撃を受けますよ
こうです。
あのS&P500が平たんに見えるほどの、NIOの上りぶりです。
年初来の10か月余りで、株価はおよそ13倍になっています。
ああ、買っておけばよかった・・・
急騰前はあまりぱっとしない動きだったんです
買っておけば…
という気持ちはありますが、急騰する前はパッとしない値動きをしていたんです。
2018年の上場来のチャートはこのとおり。
2020年5月ごろまでは、なだらかに右肩下がりです。
NIOは狂乱中のため乗りたくないが、中国市場はチェックしておくべき
このチャートを見て思い出すのは、同じ電気自動車メーカー「テスラ」のチャートです。
8月の中旬から下旬にかけて急激な上昇をしていますが、9月に入って大きく値下がりしています。
NIOも近いうちにこう言った急落があるような気がしてなりません。
これは特に根拠があるわけではありませんが、
このような狂乱には乗らないのが吉、とせーじんは考えています。
せーじんがNIOへの投資をするのであれば、一度下落して底を打ったのを確認してから、ということにします。
米国大統領選挙でバイデン氏が当選した場合
バイデン候補が当選した場合、今までほどは中国と対立しないでしょう。
経済的な制裁を緩める可能性も低くありません。
その場合は、中国企業の伸びが期待できますから、中国への投資というのも考えていたほうがいいかもしれません。
まとめ
NIOは年初来で株価が13倍に急成長した銘柄です。
これの急上昇により、総資産額がホンダやBMW と同等になりました。
しかし、創業して6年の新興企業ですから、販売台数はまだホンダの5分の1程度です。
販売台数の伸びは素晴らしく、前年同月比2.3倍となっています。
バイデン候補が大統領に当選すれば風当たりが弱まる可能性もあり、今後の成長への期待が持てる企業です。
ただし、現在の急上昇は狂乱的であり、近いうちに急落があるのではと考えています。
バイデン候補が当選した場合は、NIO を含めた中国企業の成長が期待できますから、投資対象として検討しましょう。
以上、急激に株価上昇する中国の電気自動車!投資する?【NIO・ニオ】という話題でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
また遊びに来て下いね。